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第40話 母の死の真相

「レオ!大変よ!アイルドベルの街で暴れている奴がいるらしいわ」

「テイラーが居るから大丈夫じゃないか?」

「今は、留守じゃない。アーシスランドに行ってるでしょ?」

「そうか……新しく出来る国とアーシスランドとの間に平和協定を結びに行ってるんだった」

「もう10カ国になったって喜んでたものね?」

「分かった。んじゃ、俺が見に行ってみるよ」




「オラオラオラ〜!レオナルドはどうした?まだ出てこね〜のかよ?」

「あれ?俺を呼んでるのか?もしかして、あいつら、

 サウザー杯に出てた、リンドヴァルムの奴らじゃないか?」


「何暴れてるんだ?せっかく完成した街並みをこんなにしやがって。

 リンドヴァルムから、きっちり賠償金もらわないとな……」

(〝リカバリー〟で、直せるけどな)

「お〜やっと出てきたな?びびって雲隠れしてんじゃね〜かと思ったぜ」

「ア〜ッハハハ!何故、お前らみたい小物にびびる必要がある?

 笑わせるじゃないか?ギャグのセンスあるな、お前ら」

 お腹をさすりながら、わざと馬鹿にした様に、大袈裟に笑うレオナルド。

「あ?舐めんなよ?あの時の俺たちと、同じだと思ったら大間違いだ!」

「……ん?何が違うんだ?……あ、分かった!7人が12人に変わった!」

「そ〜じゃね〜!確かに増えたけどよ〜〜」

「あっ!顔……気味悪い模様が薄らと……」

「そうだ!……って、まあ見た目の違いはな?

 でも変わったのは、俺たちの強さ……力、スピード、反射能力……

 全て10倍以上だ!この模様のおかげでな」

「大丈夫か?それ……なんか何処かで見た様な模様……」

「さあ〜ゴタゴタ言ってね〜で、やるぞ!覚悟しやがれ」

 目の前から12人が消える。

 〝ガシャン!ガツ!ガツ!ガツッ!〟

 レオナルドの周りに火花が飛び交う。

 レオナルドは動かない……瞳だけが右左に動くだけだ。

 〝ガシャン!ガツ!ガツ!ガツッ!〟

 さらに激しさを増した火花に、

 レオナルドの身体が眩く照らし出される。

 サウザー杯と同様、目に見えない程の剣捌きで、

 12人からの攻撃を、全て撃ち返してる様だ。


「き、貴様〜」

「デジャブか?あの時と何も変わんね〜」


「レオ!」

「お〜テイラー」

「何だこいつら?」

「サウザー杯に出てた、リンドヴァルムの戦士だよ。

 アイルドベルの街で暴れてやがるんだ。テイラー、会合は?」

「無事終わって帰った来た所だ。リンドヴァルムの戦士って……」

「問題ない。1対1なら、テエイラーでも勝てる」

「いや……俺では無理だ……こいつらの動き目で追えなかった……」

「え?まじ?こいつらスピードが10倍になったって言ってるけど……」


「なに余裕ぶって、戦闘中に話してるんだ!ウリヤ〜!」

 〝カンッ!ドカッ!ドッス〜ン!〟

「ぐわァァァ〜〜」

「やっぱ、よく分かんね〜……こいつら早くなってるか?」

「くそ〜お前にとっちゃ〜俺達が10倍強くなっても、

 気付かん程、差があるってのか?」

「10倍か……う〜ん……誤差?」


「くっ……くそ〜〜……モルダーは何処だ?もっと薬をよこせ!」

「薬?薬を使ってるのか?その模様……本当に身体は大丈夫なのか?」

「フン!俺たちの身体を心配してる?馬鹿にしやがって!

 いいか?次はこうはいかんぞ!」

 そう、捨て台詞を言って、リンドブルムの戦士は、忽然と消えた。



「おい、モルダー!薬をもっとくれ!」

「なに言ってる?一人に使えるのは一回きりだ!

 これ以上薬を使えば、お前の身体がもたないぞ?」

「……だめなんだ。あの怪物……10倍位強くなっても太刀打ちできん……

 お前、薬、もう持ってないのか?」

「アイルドベルでも、何人かに寄生させてるから、

 明日辺りには出来ると思うが……ほらこの女の顔の模様を見ろよ?

 そろそろ、生気と聖魔力を吸い取り、完了しそうだろ?」

「いつ見てもキモいな、その顔の模様……」

「なに言ってる?薬を使ったお前の顔も、

 薄いとはいえ、そっくりだぞ」



 〝ドコッ!〟

 モルダーと呼ばれた男が、床に倒され何者かに頭を踏みつけられた。

「思い出したよ?その女の人の顔の模様……

 どこかで見たと思った……母さんが、亡くなった時の顔だ……

 そうか……母さんは病気じゃなくて、お前に殺されたのか……」

「だ、誰だ貴様は?」

「お前……レオナルド!()けてなかったのか……」

「寄生させるとか言ってたけど、それは薬じゃないのかよ?」

「正確には虫だ〜な。この変態科学者が作ったものだ〜

 聖魔力を〜持った者から〜魔力と〜生気を吸い取り〜

 虫が体内で生成した物質を、俺たちの眉間に寄生させ注入するんだ〜

 何で俺、ぺらぺら喋ってんだ〜」


「貴様!俺の頭から、足をどけろ!」

「母さんを殺しといて……どける訳ないじゃないか……

 その腐った頭……このまま潰すよ?……」

「クッ……クソ〜!」

 懐の巾着から、無造作に薬を手掴みし、頬張った。

「あ〜こいつ〜薬使えるのは〜一回きりっていってたのに〜

 10個くらい〜飲まなかったか〜」

「飲んだのか?額につけて寄生させるんじゃないのか?」

数ある作品の中から見つけ出し、お読みいただき、ありがとうございます。

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