大胆!Kei.ThaWestプレゼンツ!!なろうエッセイジャンルの現状分析とこれからのトレンド予想!!!
久し振りのエッセイなのでお手柔らかに頼みます!!!
最近、エッセイジャンルが静かだ。一昔前の、具体的には2021年の始めくらいまでの勢いが無いように思える。どうにも小粒なエッセイが多く、昨年のように数千ポイントを数日で稼ぐような怒涛のパワーを持った単発エッセイが全然出てきていない!
エッセイジャンルの書き手たちよ、一体どうしてしまったんだ!?
なろう批判は?
ランキング批判は?
作者の質は?
ジャンル詐欺や短編詐欺、不正疑惑やテンプレ批判もどこへ消えてしまったのか?
なぜ、誰も怒りの声を上げないのか!?
この戦うエッセイストは誰に……おぉ!……一体、誰に嚙みつけばいいのだ!?
小説家になろうは、誰からも文句がでないような優良サイトへと変貌してしまったとでも言うのであろうか!!?
否、そうではない。断じて、そうではないのだ!
上記のような内容のエッセイは実際のところ毎日のように投稿されている。しかしどれもこれも、ほんの少しランキングに顔を出しただけですぐに沈没しなろうの海の藻屑と消えているのである!
なぜ、なろう批判はこんなにもウケなくなったのであろうか。
本稿はその謎に“戦うエッセイスト”Kei.ThaWestが鋭く切り込み、エビデンス無しに適当に放言するものである。
荒ぶるエッセイの民たちよ、心して読むがいい。
……冗談です。普通に気軽に読んでください(笑)。
はい。というわけで最近のエッセイジャンルはあんまりなろう批判で盛り上がらないよね、というテーマについてエロ小説を書く合間にちょっとだけ考えてみようかなというエッセイです。
皆さんご無沙汰しております、今年はもうエロに生きる!エッセイスト、ザウェストでございます。
で、早速ではありますがなろうエッセイジャンルの年間ランキングに目を向けてみましょう。
直近で、よくあるなろう批判の内容のエッセイにおいて1000ポイント以上を獲得した作品、という条件で探してみますと、なんと驚くべきことに2021年6月を最後に現在に至るまで一つも出ていないんですよね。
エッセイジャンルはなろう批判が登場すると一気に跳ねて1000ポイントなんか軽く越えてくる場所だと僕は認識していたので、もう2ヶ月くらいそういった跳ねる作品が現れないことにビックリしています。
コロナ禍も多少は影響しているのかもしれませんね。なろう批判の代わりに最近ではコロナ関連のエッセイが活況な気がします。ホットトピックスなので当然ですが、目の前の危機がヤバすぎてなろうディスってる場合じゃねぇ!みたいな感じなのかも? ザウェストもコロナエッセイ書くか?(アカン予感しかしない)
まぁでも、何より最大の要因ってやっぱり異世界恋愛の台頭だよなぁと思います。
最近の異世界恋愛ジャンルの強さ、勢いは半端ないですからね。日間ランキングで言えばハイファンを抑えて異世界恋愛が1位を取る日の方が多くなってきましたね。この変化、エッセイジャンルのトレンドにも大きく影響を与えている気がします。
これまで散々批判されてきたなろう小説の諸要素。エッセイジャンルの住人ならすぐにいくつか思い浮かぶことでしょう。
たとえば“もう遅い”。
追放ざまぁ系のハイファンでは頻出の展開、及びタイトルですが異世界恋愛作品ではそんなに見られませんね。
たとえば“短編詐欺”。
異世界恋愛は短編ですら余裕で数千ポイントを叩き出す魔境。そしてしっかり短編としてまとまっている作品が評価される風潮にある。
たとえば“テンプレ”。
チート、ハーレム、主人公最強etc...というこれまでエッセイジャンルで批判されてきたテンプレ要素はあまり異世界恋愛に合致しません。この方向からの批判はしにくいようになっていますね。
総じて、これまでと同じ方法論で異世界恋愛作品を叩くのは難しいように思えます。
ハイファンがランキングを席巻していた頃ならいざ知らず、現状のランキングを知っている者からすれば既存の“なろう批判テンプレ”は今は使い辛い。異世界恋愛とハイファンはかなり傾向を異とするジャンルです。一緒くたに攻撃対象とすることはできない。
最近のなろうは~、なろう小説の質が~、という親の顔よりよく見た批判テンプレも現状そこまでの訴求力を得られていないことを鑑みるに、歴戦のアンチなろうエッセイスト達も「おのれ異世界恋愛め!」と歯軋りしながら地団駄踏んでることでしょう。
もちろんこの戦うエッセイストも「おのれ異世界恋愛め!」と怒り心頭です。お陰でアンチなろうエッセイに対するアンチ活動ができないじゃありませんか! 商売あがったりです!
もうこうなったら異世界恋愛に噛み付きましょう。そうしましょう。
とりあえずエッセイスト達が安易に異世界恋愛を批判する取っ掛かりとなるようなテーマを2つピックしておきますので、どうぞご活用ください(何しとんじゃワレ)。
まずはド本命!“異世界恋愛作品なのに恋愛していない”これ。
今後どんどん増えてくるであろう異世界恋愛批判の最高峰ネタです。
詳しいことは、僕は異世界恋愛作品をほとんど読まないので知りません!
続きまして!“登場キャラがみんな頭悪すぎる”これ。
もはや単なる舞台装置と化した貴族の方々。冒頭の婚約破棄の為に無理やり悪役にさせられる!かわいそう!これはハイファンの鉄板批判ネタである“悪役がみんなバカ”と同じ系譜ですね。
詳しいことは、僕は異世界恋愛作品をほとんど読まないので知りません!
他にも細かいことで言えば、“中世ヨーロッパの文化ではこんな風習はない”とか“この時代にこんな服は存在しない”とか“爵位がおかしい”とか、粗探し系批判もアリっちゃアリ(なし)。
上記のような異世界恋愛批判エッセイがドカンとランキング浮上してくるようなら、いよいよ異世界恋愛はなろうの一番人気ジャンルとして成熟したと見なすことができるでしょう。
エッセイジャンルで今どういったエッセイが流行っているのかということを知れば、なろうの現状をそこから推測することが可能です。
ちょっと前までのなろう批判を振り返れば、当時いかに追放ざまぁが強いテンプレだったかを容易に把握することができますし、もっと時代をさかのぼれば異世界転移/転生がどれほど隆盛だったかに思いを馳せたりもできますね。
この頃のエッセイジャンルの仮初の平和は、なろうが過渡期にあることを示している。そのような気がしています。
大きな転換期を迎える前、異世界恋愛がハイファンを追い落とさんとしてるこのタイミングだからこそ、なろう批判はその影響力を失い宙ぶらりんの状態になっている。この先、天秤が大きく傾けばエッセイジャンルにもその余波が必ず起こる。
エッセイジャンルはなろうの(のみならず社会全体の)流行を映す鏡のようなものです。その時に人気なものほど批判や嫉妬を受ける。
だから今はコロナ、なんでしょうね。こう言っちゃなんですが“コロナ人気”にあやかってデマ情報をばら撒いてポイント稼いでいる悪質なエッセイストもおりますからね。
時代は変わる。変わればエッセイジャンルも様変わりする。
しかし女性読者は男性読者ほどは作品や作者を攻撃しないし応援も積極的に行う、みたいなことをどこかで聞いた気もするので、案外異世界恋愛がなろうを席巻すればエッセイジャンルも平和になったりするのでしょうか。ちょっと気になりますよね。
さぁ、鏡はこれから何を映し出すのでしょうか。
鏡よ、鏡、この世で一番噛み付き甲斐のあるネタはいずこに?
戦うエッセイストはいつも、そんな風にしてエッセイランキングを眺めながら過ごしているんですよね(アホかコイツ)。
はーい!皆さん!
皆さんもそろそろ最近のなろうを語りたくなってきましたね?
そうでしょそうでしょ!
語りましょう。
賑やかしましょう、エッセイジャンルを!
ですが語る前に、このページの下の方にある☆☆☆☆☆をなんかアレしてくれたら僕がハッピーになります★★★★★
よろしくお願いしますね!