↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
大人ロリとノコギリお姉さんの話  作者: 多賀まりあ
PR
3/5

ノコギリお姉さんの正体は…

ほのぼのおねロリラブコメまだまだ続きます…



-咲が玄関のドアを開けるとそこに居たのは…

「ねぇ、昨日はよく眠れタ?

そうよね!あんな事あったら眠れんよなァ!

えっ、もしかして今まで寝てた?

寝癖ひっどいネ!」


うるさいなぁと反論する前に、疑問が浮かび上がってきた

何故ノコ姉が私の家を知っている…?

実はストーカーで出会うまで一方的に見られてた?

いや、こんな雑そうなノコ姉にストーキングなんてできっこないだろう

じゃあノコ姉は超能力者…?

私は龍の血が入ってるし今更ありえるな…


そうやって長い事考えていると思いもしない名前がノコ姉の口から飛び出してきた


「不思議そうな顔してるネ〜

雪ちゃんに聞いたんだよ、私の友達〜!

私に似てると思うけど実際どうなんだロ…

みんな知り合いは聞く前に殺しちゃったからなぁ…

でも、

『ユキ…何故あなた…ガッ…』

って死んだ奴もいたしやっぱり似てるのかモー!」


一応もう確信に近いが質問を投げかけてみた


「もしかして起きた時って大体タバコ吸ってて、眠ると長時間経過してる?」


ノコ姉は驚いたようにピンポーンと、声を出しながら指で丸を作る


「よく分かったね、なんで知ってるノ!

えっち!」


「は?

…ハァ」


自分の推理が当たった嬉しさより、雪さんという理想のような女性がこの変人と同一人物である…厳密には別人格であるというショックに悲しみで涙が出そうになった


「私の秘密知ったからには殺すしかないんだワry」


「はいはい、分かったわ分かったわ

殺せませんからね〜」


「チッ、絶対楽しませてやるからネ!

覚悟しときなよ〜」


この奇想天外なやり取りを楽しいと思ってしまっている自分がいることに少し苛立ちを覚えたし、楽しませられてるのに腹が立った


「あっ、ちなみにここ来る時にも1人殺ってきたヨ!

写真見るぅ?

解体もして、心臓も回収したよ〜」


「結構です、そんなもの小学生の見るものじゃないわ」


私も異常者かもしれないな、コンビニ行ってきた感覚で人殺してくるコイツのこのテンションが心地よいかもしれない

いや、雪さんの方が絶対いいと心の中で葛藤が生まれている


…そうだ、比べてみよう


「ねぇ、一緒に寝てくれないかしら?

そうしたら私楽しくなるかもしれないわ」


「え?こんな昼間に?」


至極真っ当な返しをしてくるのがとてもムカつく


「まぁまぁ、人殺して疲れてるでしょ?

ホットミルクとか入れてあげるわ」


「わーい!ホットミルク大好きなのー!」


なんだこれ




-その後はなんてこと無くホットミルクを与えて私もベーコンエッグとコーヒーをドカ食いしてから、一緒にベッドに入り寝始めた


せっかくなので起きてる間に人格などについての情報を集めることにした


「ねぇ、1番古い記憶は何?」


ノコ姉は少し考え込むと、たんたんと答える


「うーん、大学生なりたての頃かナ

そういや、ユキの妹が交通事故で死んだって悲しんでたのが最初の記憶だ〜」


この情報だけで、主人格は雪さんであり、ノコ姉人格が生まれたのが大学生なりたて位で、原因が雪さんの妹の死であることが可能性だが分かった


「どうして人を殺すの?」


またしても少し考えてからたんたんと話し始める


「う〜ん、習慣かナ〜

君息なんでするの?って聞かれたら答えられル?

死なないようにするため?そんなもん

ただ友達のユキは妹が死んだ時とても悲しんでて、黒魔術とかも漁ってたっぽい

あの子ももしかしたら黒魔術の為に私とは別の理由で殺しをやってるかもね」


ユキさんの正確的に信じたくはないが、有力な情報だ

覚えておこう


次の質問に移る


「起きる時って大体どこに居るの?」


今度は即答だった


「家!何となく家以外ではタバコ吸わないことにしてるから、意識なくともネ!」


恐らく、雪さんと同じ家だという事に疑問を持てなくなっているか一緒に暮らしている感覚なのだろう…

後、雪さんは家以外ではタバコを吸わないようにしているようだ


-質問が終わったあたりで、誘っといて寝ないのか?と返ってきたため今の疑問はあらかた聞けたし、そろそろ頃合かと質問は打ち切った

そして、睡眠に入る

もちろん私は狸寝入りで、雪さんが出てくるの待ちだ


…こうして見ると、やっぱり雪さん同様に美人でまた腹が立った


暫くして寝息が聞こえたので狸寝入りを辞め、観察を始めた

可愛い以外特に触れるところはなく時間が過ぎていった

が、10分くらいした時突如なんの前触れもなく起き上がり1人で話し始めたが、口調が交互にノコ姉と雪さんだった

どうやら記憶をある程度共有(ノコ姉のみで、雪さん側は記憶が都合よく改ざんされる)しているようだ

そして、しばらくするとまた横になり起き上がると

無言でしれっと持ってきていたカバンの中から服を取りだし着替え始めた(髪もポニーテールになった)

どうやら入れ替わりのスイッチの中に着替えも入っているらしい



-そして着替え終わると、急に動作が雪さんっぽくなりこちらを向いて話し始める


「よく眠れましたか?

なんか、昨日送り届けただけの関係の私まで寝かせてもらって申し訳ないです…」


私は一緒に寝てもらうのは自分から頼んだから…

と、言って許している旨を伝える

旨を伝える…胸…くっ…



-急に私のお腹が鳴り、雪さんが時計を見て手を合わせて何か思いついたというように言い出す


「そう言えば、昼ごはんって食べましたか?

せっかくだから私何か作ります!」


雪さんの手料理!少し胸が高鳴ったのを感じて、ベーコンエッグだけでお腹もまだ空いていたし頼むことにした



-キッチン


「では、食材お借りしますね…」


雪さんが冷蔵庫の中に使える食材がないか探しているあいだに私はフライパンなどを洗い、キッチンペーパーで水気を拭き取りコンロにセットしたりしていた


少しして雪さんが作る料理を決めたようなので身を引き、''小さな子供''なので言われた食器を棚から出してキッチンに置いてからリビングでテレビを見ながら待つ



-少しして雪さんが食器を手に持って運んでくる


…オムライスだ!

子供でなくてもテンションが上がるような完璧なフワトロ半熟オムライスにデミグラスソースがかかっていて、食欲をそそられた


私は、スプーンをすぐ手に''小さな子供''のようにオムライスにがっつき始めた


「そんなにいそがなくても大丈夫ですよ〜

それに、いそいで食べると喉に詰めてしまいますよ!」


心配そうに雪さんは言ってくれるがあまりの美味しさにスプーンが止まらない

あっという間に完食すると私は雪さんにお礼を言って食器を片付けた

雪さんもどこか嬉しそうだった



-そこから私と雪さんはゲームをしたり、人生ゲームをしたりして遊んであっという間に夜になってしまった


「ではそろそろ私は失礼しますね

はい!これ電話番号です!

何かあったらいつでも呼んで下さいね」


雪さんはそう言うと、手を振ってから帰って言った

ここまで読んで頂きありがとうございます!

続きも読んでいただけると嬉しいです!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。