表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

インフォ・デス・ストリーミング:圏外即死

作者:れーやん
最終エピソード掲載日:2026/02/04
――接続か、死か。
【あらすじ】

西暦2045年。人類は「情報」という名の酸素で呼吸していた。

世界を網羅する第七世代通信規格「7G:テラ・リンク」。脳に直接流し込まれる毎秒890テラビットの激流は、人々の呼吸を最適化し、心拍を管理し、思考のすべてをクラウドで共有させた。

だが、その日は突然訪れた。

AM 8:47。全世界のネットワークが完全沈黙。 情報の供給が断たれた瞬間、人類の脳は「空焚き」状態に陥った。

「ピーーーーヒョロロ……ガガガ……」

静寂の渋谷に響き渡ったのは、かつて人類が捨て去ったはずの、醜く不気味な「アナログ音」。 それは、情報の真空に耐えられない脳細胞が、肉体のリソースを使い果たして発する、死のダイアルアップ音。

発症までの猶予はわずか数分。 脳が焼き切れる恐怖に突き動かされた人々は、他人の頭蓋骨を叩き割り、まだ温かい脳から「情報の残滓(キャッシュ)」を啜り取る怪物――「帯域喰い(バン・イーター)」へと変貌していく。

電波の届かない地下鉄の闇で、20世紀の遺物であるアナログのラジオを抱きしめ、かろうじて正気を保つ青年・ケンザキ。 彼は、全身にアルミホイルを纏い、背中に巨大なサーバーを背負った謎の男と出会う。

「よう、新規さん。随分と『回線』が細いみてえだな」

接続(コネクト)を失った世界で、剥き出しの生存本能(サバイバル)が加速する。 90年代カルト映画の熱量をAIが再現する、B級パニック・ホラーの新機軸。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ