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彼女との出会い

小説初投稿

高一の夏休み、俺、蒼樹一真(あおきかずま)はコンビニにアイスを買いに来ていた。

「210円です。」

「ピッタリちょうどで。領収書もください。」

お金を払いアイスを手に取り家へと歩みを進めた。

「このアイス気になってたんだよな、早く帰ろう。」

と歩くスピードを早めた時。

「やめてください!この子達嫌がってるじゃないか!」

と、どこか聞いたことのある声が聞こえ、その方向を見るとそいつは俺と同じ高校のイケメン男子、小鳥遊優理(たかなしゆうり)だった。

運動も勉強もでき成績優秀、その上性格も良い。

様子を見るにナンパ男たちに絡まれた女の子を助けているみたいだ。

「なんなんだお前、俺たちが用あるのはそっちの二人なんだよ。」

「痛い目見たくなけりゃさっさとどけ!」

小鳥遊はそんな脅しには動じずキッとナンパ男たちを睨み返していた。

そんな小鳥遊の態度が気に入らなかったナンパ男の一人が小鳥遊に手を挙げだのだ。

「スカしてんじゃねぇぞ!!」

ドッと鈍い音を立てる。

その光景を見た俺は小鳥遊たちの元へと向かおうとした時

「おい!そこで何をしている!」

と町を巡回していたパトロールの人の声が聞こえた。

「やべぇ、逃げるぞ!!」

とナンパ男たちはすぐに立ち去っていった。

「君たち、大丈夫かい?」

「私たちは大丈夫だけど、お兄さんが・・・・」

「うぁ、腫れがすごい。すぐに病院へ行こう。」

「いえ、僕は大丈夫です。それよりもこの子達を安全に家まで送り届けてくれませんか?」

「本当に大丈夫なのかい?」

「はい」

「わかった。でも無理はしないようにね。」

その後、女の子たちを見送り真夏の夜に少しの沈黙が流れた。

「小鳥遊、その傷大丈夫そうか?」

「君は?」

「同じ高校の蒼樹一真だ、よろしく。」

「よろしくッいたたた・・・・女の子たちの前だから強がってしまったよ。」

「そうか。・・・・すまなかった、早く駆けつけられなくて。」

「どうして君が謝るんだい?悪いのは彼らだろ?」

「そうだな。この近くに俺の家があるんだ。上がってけよ。応急処置くらいはしとかないと。」

小鳥遊は少し考えるそぶりを見せ

「おじゃまさせてもらおうかな。」

と言い俺たちは家に向かった。


初投稿で色々と問題点があると思いますが楽しんでいだけたら幸いです。

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