伝説の闘技大会12
「戻ったぞ」
「おかえりなさいませ我が主」
呪いに関しては不死身に分類される奥義の三重改造ゴリ押しで解呪した。
この不死身を突破されない限りは我を殺す事かなわずだ。
状態異常だろうがデバフだろうが解除可能となっていたからな。その上でHPが0になってから使用して1に戻すという蘇りを行える。
コレの理不尽な点を挙げるとするならば四肢欠損と言った通常死に戻り以外で回復しないであろう状態異常も治せてしまう点だろう……呪いの効果でつい先ほど実感してきたところだ。
閑話休題
「我が主、お召し物に血痕が残ってますが襲撃でもされたのですか?」
「ん?……そうか。変えとなる物はあるか?」
「幾つか御用意してあります。こちらのトランクの中身が我が主のお召し物として預かっている装備です」
「気に入ってる奴だから血抜きを依頼しておいてくれ。無理そうなら同じデザインの物を仕立てるように」
「かしこまりました」
流れるようなインベントリ操作にてトランク出してきたね。まさかインベントリ内の物を全て把握でもしてるのか?
普通に着替える方式で装備変更してもいいが、システムウィンドウ経由で着替えおくか。
この場にいるのがクロエだけなら脱いでもよかったが、流石に他の奴の目線があるなかで着替えるほど露出狂ではない。
「これは女性用スーツか?」
「仕事のできる大人の女性をイメージしたとデザイナーが語っておりました」
スーツだけじゃないな。軍服にドレスに白衣ときたか……確か自分のインベントリに普段着と呼べるようなカジュアル系を入れていたはず。
ソレと白衣を組み合わせる……アリだな。そうしよう。
ん?白衣の装備枠が無い?羽織るだけだから手動で着るか。
どのみち我に防具はあまり関係の無い話だから。あくまでもファッションにしかならん。
「これらは受け取っておく。トランクは返すぞ」
「あの、もしかして私達の装備ってそんな感じになるんですか?」
「コレらの装備を作った所に依頼するつもりだ。したかどうかはクロエが知ってる」
「迎えに行く道中の時点で我が主ならばプレゼントなされると思い発注を掛けておきました」
このところ、思考を読まれてる?と思うことがあったが、これでほぼ確定だな。
脳内で我の動向をシミュレートできるレベルで我を把握してやがる。
わりかしブラフを混ぜ混む事でシナリオに対するメタ読み対策等を行ってきたがもはやクロエには通じないかもしれんな。
「我が主、一応言っておきますがシナリオのメタ読みはまだ至ってませんからね?シナリオ書いている時と日常生活時の我が主は別人かと思うぐらい人が変わりますから」
「読めるようになってもシナリオをメタ読みで潰すのは止めろよな」
分かる人にはわかるオマケ
奥義三重改造の内訳
【慰め】【清め】【鎮め】
【回復低下】【複合奥義】【停止反動】




