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『超越者』取材『賭博』

「…………」

「…………無心でスロットやってて楽しいですか?」

「わりと楽しいですよ。お待ちしてました『賭博』オーナー」


 あの後、知ってる『超越者』に対して『超越者』の取材をしてこいと編集部から指示を受け、裏VIPエリアへ来ました。

 圧、ヤバい。うん、好きなものをゴリ押しで導入させようと画策する奴らが出す圧の数倍はあったな。

 さて、本題に入って取材を始めようか。


「要件ですが『賭博』オーナー、そしてこのカジノについての取材に来ました」

「取材、ですか」

「ええ、こちら名刺です」

「クラン連合〔猫紫苑会〕会長兼猫紫苑商会雑誌部門『逸般人』編集長(にゃ)()()()()(っぷ)……ですか。肩書きも去ることながら名も長いのですね」

「家名等抜きでこの長さは滅多どころではなくみられないですよね」


 名前の元ネタは某千変万化の邪神だもの。そりゃながくなるさ。

 まあ、アナグラム混ぜてるから完全に本名から離れている訳でもないが。


 閑話休題(名は既出)


「それで、取材は受けてもらえますか?」

「このカジノを無料で宣伝して貰えると?」

「はい、広告費が浮くと考えてもらって差し支えありませんよ。内容は裏VIPに関しては存在をほのめかす程度にして、メインはVIPエリアにしようかと思っております。それとは別枠で『賭博』オーナーについても記事を用意する予定です」

「取材を拒否したら?」

「暗躍街の区画を治める存在は取材対象として部下から渡されたリストに職業名や『超越者』名が書かれています。別の方の元へ取材に行くだけですよ」


 所在地が一般の民間人でも知ろうと思えば知れる存在は網羅されているのでは?と思うほどの情報量。

 コレに該当する場所へ行ったのなら取材してきてくださいね~って無茶振りもいいところだ。だが、悪くない。

 旅の目標になるからな。


「そう……ですね、取材はご自由にどうぞ。ただし、本として販売する前にこちらで内容を確認します」

「かまいませんよ。もちろん、当然の権利とも言えますから。量産前にこちらに一度お持ちしますね」

「ええ、それじゃ案内するわ」


 紙を手渡されたが、案内のパンフレットあったのか!?案内用の地図はコレを流用させて貰えないか交渉しておくべきだな。

 主な景品リストとその交換レート……ありがたいな。コレは注釈として一部は時価になっていると入れておいた方が良さそうだ。

 え、『賭博』オーナーその容姿でそんな年齢!?理不尽だわ……美魔女なのは間違いないからね。あ、フィルム式のカメラ渡されてたから『賭博』オーナーの写真取らせて貰おう。

 賭ける事が可能な対象物について……裏VIPまでくるとわりと何でも賭ける事ができるな。通常はお金と。

 借金による奴隷への福利厚生?あ、実際に体験してる奴の借金肩代わりするんで、ソイツに書かせます。また借金こさえて送り込まれたら使い潰す気でソイツは使ってやってください。

そのうち『騎士王』回やりますが、いつになるかは未定

そろそろ闘技大会編に入りますよ

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