遊戯世界復興 16
「よく来てくれた。勇敢なるプレイヤー諸君」
「ピエ、ロ?」
「涙のマークが無いだろう?私はピエロではなくクラウンだ」
「えっと、どこなんですか此処は?」
ふむ?いい質問だ。だが、最初に立候補してくれた彼女以外はフリーズしたか。いきなり景色が代わり、説明をしていた人物が少女から道化師の姿をした青年に変わったら無理もない話だが。
「君以外は突然の事に驚いて動けないようだね。仕方ないが、このまま説明をさせて貰うよ。まずここは現在秘匿された場所だ。そしてこれから君たちには私から逃げて貰う。私は逃げる君たちを追いかけて殺しにかかる。ここまでのルールはいたってシンプルな鬼ごっこだが理解できているかい?」
「はい!何故殺しが入るのですか?」
「このゲームのジャンルにホラーが入っているからだねぇ」
「私達からの反撃は許可されますか?」
「出来ないように設定されているよ。もっというと、基本的には君たち四人の身体能力は同一のものになる様に設定されている。仮に動きに差が出るとしたらソイツの体の使い方が上手だったということになる」
遊戯世界、実は一部のゲームエリアでステータス値をALL1に統一する事に同意しないと入れないように設定がされている。
Q.下げたステータス値は何処に行くのか?
A.どこにも行かず、一時的に封印されているようなものです
ゲームを公平に遊ぶ為には仕方のない措置なのですよコレは。
「さて、話を戻そう。君たちには私から逃げながら発電機の修理を行ってもらう。修理した発電機は君たちが逃げ惑うフィールドから脱出する為のゲートを開く為の電源となる。無論、私も妨害行為は行わせて貰うがね。具体的に言うと発電機の修理状況を悪化させることが出来る」
「……なんかどこかで聞いたことあるゲーム性ですね?」
「……とてつもなく参考にさせてもらったからな。殺す為の方法はフックとイス、両方用意したがどちらになるかはキラーの好みによる」
「なるほど……参考までにクラウンのキラーとしての能力を教えてもらえませんか?」
そう来たか。となるとこちらの手札は伏せておいて、初見の反応を楽しみたいからな。
「そこは見てのお楽しみという奴だ。他に質問はあるか?なければ説明を終えるぞ」
「発電機の修理に関してチュートリアルをお願いします」
「適当に修理ボタンをポチポチしていたらボタンが光る事がある。別のボタンを押さずに光ったボタンを押すといい。光ったボタンがあるのに別のボタンを押した場合はキラーに通知が飛ぶ。以上」
「ゲートの開閉も同じ感じですか?」
「レバーを下げる動作を合計で一定時間以上行えば開くようになっている」
実の所、システム的なデバッグはドール達にやらせて既に終わっている。だからこそ、このテストはスタッフではなく実際に客になりうる存在にやらせることに意味があるのだ。
「スキルなどの使用はどうなるんですか?」
「その説明があったか。君たちの左手首に腕輪を勝手ながらつけさせてもらった。その腕輪はこの秘匿された場所でのみ使える道具だと思ってくれ。場所に合わせてスキルやアーツ、ステータス値の封印を自動的に行ってくれる物だ。そしてゲームによって得られたポイントを保存する端末でもある。同意が無ければ装着できない仕組みとなっているが、今回は"このゲームのテスターをする"ことに同意してもらったのでな。ゲーム参加の前提である腕輪をこちらで装着させることが出来た訳だ」
アルアジフがいつの間にか遊戯世界と共同開発していた腕輪、管理面で便利すぎるだろとは思う。利用者としても便利だと思うがな。
各ゲーム施設の書き出し(終わった)
各ゲームの詳細(頭の中にはだいたいある)
これからやるゲームの詳細(設定未完成←おばか)
さて、スキル代わりのアビリティにキラーの種類どうすっかなぁ




