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遊戯世界復興 6

会話オンリーです

 遊戯世界 発電施設


「ア、インさ、ま……なんで、そんなに、走り続けられるんですかーー!!!」

「……私達は死者なのよ?その気になれば食事も呼吸も必要が無いアンデッド。息切れせず精神疲労のみが限界を示す指数となる。とはいえ、そこまで割り切って動ける存在はサーヴァントの中でもそこまで居ないわ。疲れたら交代し、休憩に入りなさい」

「交代しまーす!」

「接待の次はランニングだなんてネクロマンサー様のバカぁ」

「私はスケッチの次はランニングだったんですが」

「はぁ?居ないと思ったらアルアジフ様の中に引きこもっていたのね!?」


「シーラ、私達見てるだけでコレ本当にいいの?」

「怪我したドールが現れたら治療するように言われてるし、待機で正解なはずよ……手持ちの食料が尽きるまでは」

「いや、でも喧嘩してるの仲裁した方が……」

「度が過ぎれば我々サーヴァントの誰かに仲裁の指示を頂きたい。我々だけでは現場判断にも限度があるので貴女方が活動を管理してもらえるとこちらは非常に助かる。ショゴスやティンダロスの方々との仲介役にもなって貰えるからな」

「そういうことなら……頑張りますはい」

「んじゃ、アイラ私は寝るからしばらく一人でお願いね」

「え?シーラ?ちょっとシーラさん!?」


『我々とショゴス達、そしてシャンタク達が境界となりあちらの少女らを守る壁として期待されている。休憩時もカエル共が突破しようと企んでいないか警戒だけはしておくように』

『この頃運動不足気味だったのが解消されるいい機会だよな』

『迷宮にもトレーニング設備として配備してもらえぬか打診してみぬか?』

『カエルが突っ込んで来たぞ!』

『あ、ショゴスの姐さんが一撃で追い返した……俺達走る以外でここに居る意味あるか?』

『ショゴスの姐さん達に向けての警報役じゃないか?』

『それもそうか。目が多いというのはそれだけ見逃しにくくなるということでもあるからな』

『そういえば大君主様も注目していると聞いた仕事だ。誇りに思っていいんじゃないか?』

『何処情報だソレは』


「中途半端に擬態を解いて下半身のみを高速回転させることにより効率的に走り続ける……11号の肉体操作術はやはり変態の領域では?」

「1号と8号も似たような事してるけど、私達もできるようにトレーニングしてみる?」

「前線に出て戦う可能性のある奴だけでいいでしょソレ。私だと使う必要性が見いだせないし」

「あ~それもそっか」

「でもまあ、手札は多いに越したことはないよね」

「……エネルギー生成が優先だから下手に遅くなるぐらいなら今まで通りに動きなさい」

「「「は~い」」」

上から順に

ドール達

アイラ&シーラ+サーヴァント

ティンダロスの猟犬達

ショゴスメイド達

となっています

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