表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
172/185

■■世界復興 2

 窮極の門の先


「ヨグ=ソトース様、この地をしばしお借りします」


 (キャラシ作成)を起動、猫流螺門綴風という休人そのもののキャラシの編集を開始。

 今までに作成し、収集した(記録)をAl Azifへ発動(・・)した状態で全て譲渡する。

 異なるTRPGシステムの並列使用を開始、権能枠が足りない?足りているはずだ。

 一つしか発動中の権能は預かれない?ならばその一つに纏めればいい。

 まったく異なるシステムのTRPGを同じシナリオで同時に遊ぶ混合TRPGと呼ばれるものがある。

 職業の枠はまだ空かない。

 まだ足りていないナニカがある。

 限界を超えて逸脱に至るには……超越は今の我じゃ出来ない?いや、速度特化の超越なら可能なはずだ。であるなら……道を求めるべきだったか。


「求道は超越よりもリソースを求められる……という観点の元、アルアジフとアクシオンゲートに貯めていたリソースを進化に使用する」


 手応えはある。この無意味にも見える文字列のログを解析した結果が正しければ工程は順調に進んでいる。

 

 キャラシは擬似的な権能だからこそ、擬似を本物に作り替える。

 神は逸脱できない?その理を裏切るだけだ。

 肉体そのものも神に至っていない何もかもが擬似的で複製品の紛い物だからこそ、その全てを組み合わせてオリジナルを用意する。

 

 不可逆の段階に突入している。失敗したらこれまでの積み重ねを全て失う。

 だが、失敗するビジョンが一切見えない。アズルの加護はまだ続いているのだから。




 どのくらい時間が経過した?分からない。だが、目的はもうすぐ達成される。

 新たなる支配者、王の誕生はすぐそこまで来ている。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ