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鬼人の旅路 これは君を探す物語  作者: 直江真
第三章 ヒガリヤ 剣舞祭編
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第99話 決着!ゼニスの過去と意地の張り合い

ゼニス視点

 ゼニスとアルバルトが拳を交えてから数分、彼らの撃ち合いは拮抗していた。


(どういう事だぁ?これだけ叩き込んでんのに倒れやしねぇ…)


「流石に根性入りすぎだろうが…!人族がここまで耐えられる訳がねぇ!!」


 ゼニスの右手がアルバルトを殴りつける。アルバルトは腕を盾にして攻撃から身を守るとそのまま身体を小さく丸めてゼニスへ突撃する。燃える炎の拳はゼニスの顔面に突き刺さり、後ろへ大きく吹き飛ばす。


「ぐわぁ……!?……っ、骨は確実に何本も折った筈だ。何故動ける?何故、そうまでして戦える!?」


 幾多のゼニスの猛攻を受け止めていた彼の腕は傷だらけだ。それだけじゃ無い。胸や腹、顔などにもダメージを負ったのか、少量ではあるが血が付着していた。


「……約束したんだ。ユージーンにミリア、トーマス、レティシア…俺が優勝すると信じている仲間の為にも負けられない。そして俺自身がもっと強くなる為に此処でお前を超えていく…!」


 アルバルトが火の球を手から生み出す。それを自分の真上に飛ばす。


「おいおい、どこ撃ってんだよ。遂に頭が逝っちまったかぁ?」


 一見、意味の無い行為に見えた。事実、ゼニスも彼の行動に疑問を持ちつつも嘲笑った。

 アルバルトは右手を後ろへ引いて腰を落とす。何時でもパンチを繰り出せる体勢だ。


「なぁ…野球って知ってるか?」


「あ?……やきゅう?何言ってんだ、テメェ」


「ボールを棒で弾いて遊ぶんだが、生憎と棒は無くてな…だから拳で勘弁なァ…!!」


 真上に飛ばした筈の火の球がアルバルトの目の前まで落ちて来る。その球を彼は燃える炎の拳でぶん殴った。


「イグニッション、ブースト!!」


 火の球と炎の拳が接触した箇所から爆発が起き始め、2つの火は反発しながらも混じり合う。


 爆発音と共に打ち出された球は周りの空気を取り込みながら速度と火力が上がっていく。


「速ェ…!?"咆哮弾(ほうこうだん)"」


 ゼニスが取った行動とはアルバルトが放った火魔法を魔力の塊で迎え撃つ事だった。


 相殺出来るとゼニスは思っていたが、アルバルトの火魔法は咆哮弾をもろともせずに打ち破る。


「……チィッ!……ぐぉおおおお!!!」


 咄嗟の行動だった。ゼニスは熊手を火魔法が当たる寸前、身体の前に滑り込ませて盾にする。勢いに押されて身体が後ろへ下がる。


(爆発と衝撃で身体が持っていかれそうになりやがる。何なんだ、この威力は…これがやきゅうって奴なのか!)


「クソがァァァアアッ!」


 此処で引いたら負ける。何とか腕を振り切って奴の魔法を叩き落とした。後ろの方に叩き落とした魔法は爆発音と共に消えていく。


(……あのクソ野郎はどこ行った)


 目立つ黒髪を探すとゼニスの視界の隅にチラッとだが姿を捉えた。


「ゼニィィスー!」


「アルバルトォォオ!!」


 さっきの攻撃が思ったよりも効いた。魔力が異常に削られて身体の重心が定まらねえ。


 苦し紛れに腕を振るうが奴の拳が一歩早く俺の顎に直撃した。足の先から頭のてっぺんまで電流が走った様な感覚だ。脳が揺らされて身体がガクガクと痺れて来る。


 駄目だ…立ってられねえ。


 立膝を着きながらバクバクと鼓動する心臓を落ち着かせる為に深呼吸、熊手も魔力が底を尽きかけて獣の腕が元に戻っていく。


「……ハァハァ、俺の魔力が…何故だ?」


 ゼニスの独り言にアルバルトが反応した。


「俺も自分で意識して使うのは初めてだが…相手の力を吸収して自分の力に変換する。これがお前が言った勇者の力らしい」


「…何でもアリかよ。ずりぃぞ、テメェ…」


 互いに魔力は尽きかけ、アルバルトは全身ボロボロ、見た目こそはまだ戦えそうなゼニスも度重なる火魔法の攻撃を受け続けて身体の内側にダメージが残っていた。


「俺が負ける…?この俺が…、それは許されねぇ。先生ぇに証明するって決めたんだ。俺は強い、俺が強い、俺こそが最強だ!勇者も魔王も先生ぇさえも!…全部、ぶっ潰してやる!」


 ◆


 ゼニスという男の日常は常に力が物を言う、そういう世界だった。


 物心ついた時には親という存在を忘れた。捨てられたと気付いた頃には特に何も感じなかった。しみったれたままじゃ、この世界では生きていけない。


 子供だった俺はまだ非力で力の使い方すらままならない程の弱者だ。大人の目を盗んで食いもんを掻っ払ったり、適当にゴミ漁りで食えそうな物は何でも食って来た。


 時折、日が暮れ始めて慌てて帰る子供を目で追っていた。

 帰る場所がある。それだけでどれだけ恵まれているのか…それをたまに考えてしまう。


 でもある日、俺の日常を、世界を変える出来事が起こった。それはいつも通り腹が減って果物屋の物を盗んだ時だった。


「バァーカ、ジジイも懲りねぇなぁ!」


「コラァ〜、待たんかっ!この鼻垂れ小僧がっ!」


 ジジイの足はそこまで速くない。子供の俺でも撒ける程の遅さだ。


 街の角を曲がって更に路地裏に隠れて仕舞えばあのジジイは追っては来ねぇ。


 勝利を確信し、袋の中から果物を取り出していく。とても愉快な気分だ。

 俺の好物が取れて今日はツいていたぜ。


「へへへっ、今日も俺の勝ちだな、ジジイ。全く鈍臭い奴だぜ。さてさて今回の戦利品は〜」


「…おい、坊主。そりゃあ、センカの実じゃねえか。そいつを寄越しな」


 俺が袋からセンカの実を取り出すと後ろから声を掛けられた。振り返ってみれば人相が悪い大男だ。


「だ、誰が渡すかっ!欲しいなら力づくで奪ってみろやァ!」


 強がって虚勢を張ってみるものの、身体の震えが止まらねぇ。そして気づいた時には俺は地面に叩き付けられていた。


「ァァ…ガァア、いてぇ…痛えよ」


「クソガキが、さっさと寄越せば良いんだよ」


 歯を食いしばって痛みに耐えながらも顔を上げれば、俺の身体ぐらいある大きな腕で殴られたと認識できた。センカの実が大男の手に渡る。大きな口を開いて丸齧りしようとしている。


 弱者は何時もそうだ。強者によって全てを奪われる。これが別に初めてじゃない。こんな事、何度も経験して来た。その度に弱い惨めな自分が悔しくて自然と目尻に水が溜まる。


 そして俺の目の前でセンカの実が食われようとした時だった。あの店のジジイが俺達の前に立ちはだかった。


「貴様ら、そこで何をしておるかっ!…って鼻垂れ小僧…しっかりせい!」


「ジジイ…」


 不味い、あのジジイにまで見つかっちまった。


 逃げようとしたが足が動かない。ぶっ飛ばされた時に何処か身体を痛めたようだ。動けない俺の前に影が出来る。ジジイが背中を俺に向けて大男と向かい合っていた。


「なんだ?今度はジジイかよ」


「…そいつはウチの商品じゃ。返して貰うぞ、若造っ!!」


「…はぁ、面倒くせぇ。老いぼれはさっさとくたばれよ!」


「ぐぅっ…!?」


 ジジイの頬に大男のパンチがめり込む。ズザザザッと地面に倒れたジジイに声を掛けた。


「ジジイ!!…しっかりしろよ!」


「鼻垂れが煩いわ!……動けるならさっさと何処かにいっちまえ!」


「ジジイ…まさか俺を逃す為に…」


「ふん、勘違いするでない。わしゃぁ、あの若造に用があっただけだわい!」


 立ち上がるが、その歩みは遅い。老体にあのパンチは効くのだろう。あと一発、あの大男の攻撃を喰らったらジジイが無事で済む筈が無い。


(俺のせいだ…)


「ジ、ジジイは引っ込んでろ。コイツは俺がぶっ飛ばす」


「馬鹿もん…!はよ、逃げんかっ!」


「どいつもコイツもウルセェ、ウルセェ!まとめて終わりにしてやんよ!」


 せめて盾になればとジジイの前に飛び出して腕を前に構えて衝撃に備えた。だが、いくら待っても攻撃が来ない。何だと思って腕の隙間から見れば、大男の攻撃を斧で受け止めている獣人の女がいた。


 自分の身体の倍はありそうな男の攻撃を軽々と腕一本で止めている。


「カカカッ!嫌な感じがして来てみれば、子供と老体を虐めて楽しんでいる変態がいたと…こりゃ傑作だねぇ!」


 目を奪われた。女の容姿もそうだが、何より人を惹きつける何かがそこにあった。


「だが、そろそろあたいの堪忍袋がブチギレそうなんでよ。お前さんは許しちゃおけん!」


 斧を女が軽く振るえば、大男は吹き飛んで路地裏から姿を消す。あの華奢な身体でどれ程の力を秘めているのだろうか、その強さに物凄く興味を惹かれた。


「大丈夫かい?お前さんら。お爺ちゃんは肩を貸そう。チビの方は…動けないか。仕方ない…よっこらせ」


「すまんね、お嬢さん。助かったわい」


 女は袋の中に斧をさっさとしまい込むと俺を腕一本で抱き抱えてしまった。


「はなせ!こんぐらい平気なんだよ!」


「はいはい、暴れんな暴れんな。それよりもチビ助、お爺ちゃんに言う事があるだろう?」


 恥ずかしさでジタバタと暴れていたが、その一言で一気に抵抗する気がなくなった。俺は観念してボソボソと話し始める。


「ジジイ…何で俺を助けに来たんだよ」


「……わしがお前みたいな年頃の時は、何時もその辺の草ばっかり食っとったわ。腹が減って草食っても、それで腹壊して全部出ちまう。そんな見苦しい生活じゃった…」


 今の俺と殆ど同じだ。俺も食いもんがない時はその辺の雑草を毟って食っていた。勿論、腹を下していた。


「わしはそれでも生き抜いた。物乞いをして、金を得て仕事を探した。わしは運が良かったんよ。クッサイ溝浚いから始まって此処まで何とかこじつけたわい」


 ジジイの顔が何処か遠くを見ていた。横で聞いている女も黙って耳を傾けている。


「だが、わしはふと思う事がある。誰か、誰が手を差し伸べてくれたのならまた違った道があったんではないかとな」


「…けっ、何だよ。ようは同情したって訳か。この俺が可哀想だからお恵みくださってありがとうございます〜」


「ーーそうじゃ。わしゃあ、お前に昔の自分を重ねて同情したんじゃ。それの何が悪い?」


「……くそ、礼は言わねぇぞ」


 憎まれ口を叩こうも真っ直ぐとした目で言われれば自然と口がつぐんでしまった。言い返したいのに上手く言葉が出ねぇ。それどころか、心が温かくなる気がした。


「カカカッ!お爺ちゃん、良い話だねぇ!手を差し伸べる。そうだねぇ、それもそれでアリかもしれないねぇ…っと、此処らへんで良いかい?」


「ああ、ありがとう。お嬢さん、これはほんのお礼だ。受け取っといてくれ」


「おや?…では、有り難く貰うとするよ。ほら、チビ助も礼をいいな」


「…また来てやるよ。今度は捕まえられると良いなぁ!」


「ふん、生意気な鼻垂れ小僧が!今度は容赦せんぞ!……だからまた来い、今度は客としてな」


 突然、笑い出した女がジジイを送り届け、別れの挨拶を交わす。俺も解放されると思ったらまだ離す気配が無いのでそのままの体勢で強がって見せた。


 ジジイはぶっきらぼうにしていたが目だけは優しかったと思う。


 そのまま、俺を横抱きにしたままの女に向かって声を掛ける。


「…なぁ、そろそろ離せよ」


「離してもいいが、あたいから提案が3つある。一つはこのままいつも通りの日常に戻る。二つ目はお前さんを衛兵に突き出して檻の中へぶち込む。三つ目はあたいがお前さんを育てる。…どれが良い?」


(何だよ、一つ目で良いじゃねえか。いつも通り、ゴミ漁ってジジイの店から物を掻っ払って生活すればいい)


 いつもの日常に戻ればいいだけ、ただそれだけなのに先程、温かくなった心がそれを拒絶する。


(……チッ、駄目だ。あの真剣な目をしたジジイの顔が頭に出てきやがる。二つ目は論外。そうなると三つ目だが…)


「三つ目のテメェが俺を育てるってどういうことだよ」


「そのままの意味さ。お前を私が育てる。つまり、今よりももっと強くしてやる。まあ、お前さんの頑張り次第だけどねぇ」


「…テメェの強さはさっきので分かってる。テメェと同じぐらい強くなれんならそれで良い…」


「カカカッ!じゃあ、決まりだ。これからあたいの事は先生と呼べ。……で、お前さんの名前は?」


「名前も知らないクソガキを助けんなよな」


 でも、この女について行ったら強くなれる。弱者から俺も強者になれる。この世界では弱者は強者に奪われる。なら強者になれば良い。その為には何だってやってやる。俺を見下す奴も全員ぶっ飛ばしやる。


「…ス。俺の名前はゼニスだ!…これから宜しくな、先生ぇ」


「あいよっ!強くなれ、ゼニス。そしてあたいを超えている男になれよ!」


 俺にも居場所が出来た。


 ーーー()()()()()()()()()()


 ◆


「負けられねぇ。俺は強者だァ!弱者なんかじゃねぇええ!!!」


 奴をよく見ろ、立っているのが不思議なぐらいにもうボロボロじゃねぇか。


(ーー勝てる。いや、俺は奴に勝ちたい。どんな手を使ってでも勝ちゃあいい)


「決着を付けようぜ、アルバルト。俺はこの拳でテメェを沈めてやるよ」


「覚悟しろ、ゼニスッ!」


 向こうから近付いてくれた。こっちは立っているのも辛ぇ…だから卑怯とか言うんじゃねぇぞ。これも戦略だ。


「引っ掛かってくれてありがとよ!殴り合い上等、な訳がねぇ!"咆哮弾(ほうこうだん)"」


「……っ」


「くたばれェエエエ!!!!」


 ギリギリまで見極めて放ったそれは奴の身体に当たる。動きが止まった、足止めの役割は充分だ。俺の残りの力を乗せた全力の一撃をその間抜け面にお見舞いした。


「ガハハハッ!やってやったぞ…!!」


 渾身の一撃がクリンヒットし、足をおぼつかせながら俯くアルバルトを見て勝利を確信する。


(俺の勝ちだ。後は押すだけで奴は倒れる)


 拳を軽く握り締めてから奴へ近づく。これで本当に終わりだ。


 ◆


 アルバルトの痛々しい姿に観客席にいたトーマスは思わず立ち上がった。もう充分戦ってくれた。これ以上は見てられないと泣きそうな顔を更に歪めて声を上げようとした時だった。


 それを止めたのはユージーンだ。小さな頭に手を置いて撫でる。そして男らしくも美しい声で囁いた。


「大丈夫だよ。彼の諦めの悪さは筋金入りだ。きっとまだ彼の中じゃまだ戦っている。なら僕達がする事は止める事じゃない。頑張れと応援する事なんだ」


「ユージーンの兄ちゃん…」


「そうよ!此処にいないレティシアさんだって絶対に同じ事を言うわ。だからガキンチョ、声を出して応援するわよ!」


「うん!…すぅ、兄ちゃん頑張れぇえええ!!!」


「負けないでアルバルトさーん!」


「勝て、アルバルト!僕達は勝つと信じてる!」


 観客席から張り上げる声に注目が集まる。必死に応援する彼らはそんなのお構いなしに大きな声を出し続けた。


 そんな彼らを見てゼニスは鼻で笑う。


「へっ、無駄だぜ。この状態でよく言えんな」


 腕をだらんと下へ伸ばして立っているのもやっとな状態だ。此処から逆転なんて無理に決まってる。


「じゃあな、アルバルト。楽しかったぜェ…!」


「……俺は」


 勢いよく振り抜いた拳の空圧で少しだけ奴の前髪が揺れる。動かないアルバルトを見て力尽きた。誰もがそう考えるだろう。


(違う、奴の目を見ればわかる。まだ闘志が消えてねぇ…まさかこれを狙ってやがったのか!)


 だが、違う。彼らの声がアルバルトに最後の力をくれた。彼の心に再び熱い炎が灯される。


「……諦めねぇ!俺は、絶対に諦めねぇええ!!」


「…んな、馬鹿なっ」


 俺の伸ばした腕を拳で殴りつけて払うと身体ごと潜り込まれ、懐へ侵入を許してしまった。


(やベェ、避けきれねぇ…!)


 ゼニスが慌てて身を固めようとするが既に手遅れだった。アルバルトの炎の拳がゼニスの胸に突き刺さる。


「ファイヤーハンドォ!!」


「グガァアアア……!」


 アルバルトの炎がゼニスの身体を貫く様な威力で繰り出された。モロに食らったゼニスは気付いたら空を見上げて宙を舞っていた。


「…つ、えぇ……」


 ドサッと舞台に落ちたゼニスの手足はピクリとも動かない。白目を剥いて完全に意識を手放していた。つまり、戦闘不能である。


 見届けたホレスは涙を流して終わりを告げた。


「試合終了ゥー!私、感動しました!此処まで熱い試合が今まで有ったでしょうか!?涙が、涙が止まりません!」


「ハハハ…、勝った。ユージーン、男の約束は守った…ぞ…」


 魔力の使い過ぎと身体に蓄積されたダメージでアルバルトはうつ伏せにぶっ倒れる。


 手の甲に刻まれた勇者の紋章も薄くなって消えていった。


 パチパチと拍手が聞こえ、それがどんどんと大きくなっていったのを聞きながら意識が遠のいていくのを感じた。


アルバルト

実は最後に放たれたゼニスの渾身の一撃で意識が飛びかけていたが、応援してくれる仲間の声が力となり、全魔力を込めた炎の拳を放つ。

その後は魔力を使い切ってしまった為、ぶっ倒れた。


ゼニス

物心ついた時から1人だった。頼れる大人もいなければ力もない。ゴミ漁りと盗みで得た食料で何とか食い繋いでいた。

だから、心配してくれる家族や仲間がいる子供が危険な事をしようとすると自分が悪役になってでも遠ざけていた。

その中でもトーマスは努力し、噛み付いてきたので実は結構気に入っている。



最後まで読んでくださりありがとうございます。


少しでも面白いと思っていただけたら、ブックマークの登録と広告の下にある【☆☆☆☆☆】で評価してもらえると嬉しいです。


モチベーションにもなりますので、感想等もよかったら聞かせて下さい!誤字脱字も教えて頂けたら幸いです!


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