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鬼人の旅路 これは君を探す物語  作者: 直江真
第三章 ヒガリヤ 剣舞祭編
82/148

第82話 第一予選トーマス奮闘

レティシアの魔眼について魔眼、解放から黄金の瞳と変更させて頂きました。

引き続き、よろしくお願いします…

「さあ始まりました!私、ホレスが引き続き司会と審判を務めさせて頂きます。まずは大会の最初の予選、選手は舞台へ上がり、各々好きな位置へ移動して下さい」


 司会のホレスが大会の進行を促す。控え室にいた数十名の選手達が舞台に上がり、武器を構えて睨み合う。その中にトーマスもいた。


 一グループあたり大体2〜30人程度に構成されている。それが今回は男で8グループ、女で4グループに分かれている。グループ内のメンバーについては大会側が箱に入った番号が書かれている紙を取り出して決めていくやり方だ。そうしてグループ分けされた紙は受付の所に張り出されている。


 ちなみに俺は第4予選だ。


「えー、この予選の注目株はなんと言っても前回の優勝者のゼニス選手でしょうか!熊獣人特有の力強さと頑丈さ!それに敵を薙ぎ払う強力なスキルを持っており、今大会の優勝候補です!」


 ホレスが注目株であるゼニスを推す。推された彼も悪い気はしていない様だ。


「ちっ、人の情報を簡単にバラしやがって。まあ、俺が1番強えから問題ねえか」


 舞台の真ん中に立って不敵に笑うゼニスは見るからに余裕がある。そんなゼニスとは別にトーマス達の参加者は舞台の端の方へ位置についていた。


 一歩間違えば場外とはいえ、例え格上の相手が襲って来ても場外へ叩き込めればそれで勝ちである。過去に開催された大会でも有名な冒険者を無名の選手が場外へ落として勝ち上がったという実績もある。最早、定番となった戦術であった。


 舞台の真ん中は場外に出る心配がほぼ無いがその分、全方向から狙われる格好の的になる。そんな戦術を取るのはゼニスみたいに自分の力に自信を持っている者か、舞台の良い位置につけずにあぶれてしまった選手のみだ。


「さて!私が注目している選手はもう1人!それは最年少でこの大会に挑んでくれた勇気ある少年!34番のトーマス選手だぁ!!」


 観客の視線が一気に壇上の端の方へ陣取る事に成功したトーマスに注がれる。少年はその視線の多さから若干たじろぐ。


「負けるもんか」


(取り敢えず、手だけでも上げとこっと…)


 そう思い、紹介されてしまったトーマスは観客に応える為、ポーズを取った。


 会場はノリのいい少年にエールを飛ばす。トーマスは至る所から自分を応援する声が聞こえて恥ずかしそうに腕を降ろした。


「…俺より目立ちやがって。あんなガキなんかに勝ち抜ける程、甘くないってのによ」


 ゼニスもまた浮かれているトーマスを見ていた。そして愚痴る。弱い者が気に入らない。その面を見るだけで生温い生活をしてきた事など手に取る様に分かる。自分とは正反対な少年を見詰めた後、目を瞑って試合開始まで待つ事にした。


 会場の盛り上がりは最高調だ。まだかまだかとヤジが飛ぶ。そんな会場には外套を被った怪しげな人影が見受けられる。


「トーマス…頑張れよ…!」


 外套が風で捲れ、ハゲ頭が太陽に反射していた。すぐに外套を深く被って正体がバレない様に座る。


「さあ!皆の衆、準備は宜しいか?これより剣舞祭予選、第1試合を始めます!」


 ホレスの進行で周りの声も次第に収まる。予選だが人が多い分、激戦が予想されるだろうと固唾を呑んで今か今かと待ち侘びる。


「大丈夫、俺なら大丈夫だ」


 トーマスもまた緊張を解く為に自己暗示を掛ける。合図に遅れないように剣を持つ手に力が入る。息を大きく吸って吐いてを繰り返して意識を切り替える。彼の目は如何にして立ち回るかという考えが分かるほど鋭く強い眼差しで辺りを見回す。


 物事を慎重に当たることの出来る凄腕の冒険者達は真剣な眼差しで己の得物を手に膝をほんの少し曲げて胸を張る、息を殺して自分の制空権を作り、そして何が来てもいいようにどっしりと構える。それとは反対に自分の力が1番だと考えている者達は構えはするもののニヤニヤと獣の様に笑いながら早く始まれと耳を傾けていた。


「では……始めっ!」


 ホレスの掛け声と同時に動き出す多くは自分の力を過信している者達だ。実力がある冒険者も少なからず動き始める。


「ヒャッハー!1番最初に目立つのはこのオレだぁ!!」


「ずりぃぞ!おれが先だ!」


 あろうことかトーマスの目の前を駆けてきたのは彼よりも身体が2回りも大きい人達だ。


「姉ちゃんや兄ちゃんよりも動きが遅い…」


 目の前を駆けてくる自分よりも大きな2人にトーマスは冷静に対処する。2人の間を小さな身体を上手く使い、すり抜けると間抜けな背中に向かってドロップキックをお見舞いし、続けざまに回し蹴りを叩き込む。


「ヒャッハ…ア?」


「おわぁ!?」


 舞台の端だった事もあり、目の前でトーマスが消えて慌てて止まった彼らは少年の攻撃を喰らってバランスを崩し、場外へ叩き出された。


「…良かったじゃん、1番最初に目立ったよ」


 そう、場外に出た彼らはもれなく最初の脱落者となった。そんな状態を確認するや否や、彼らは顔を真っ赤にさせて無効だと叫びながら再び舞台へ上がろうとする。だがそれは叶わない。何故なら舞台に戻ろうとした2人は舞台から飛んできた選手らがぶつかり、吹き飛ばされたからだ。下敷きとなり目を回している。あれではもう起き上がれないだろう。


「ハッ、全くよぉ、ガキ相手になっさけねえな、お前らはっ!負け犬はさっさと寝てろ」


「お前…」


 トーマスが振り返った視線の先には中央にいるゼニスがいた。此方に向かって片腕を伸ばしている様子から彼が追い打ちを掛けた張本人だと簡単に予測が出来た。


「助けたなんて思うんじゃねえぞ。ああいう目障りな連中は消えて欲しかっただけだ。…おっと、俺と力比べってかぁ?馬鹿な奴だなぁあ!!」


 ゼニスが此方を振り返ったのは一瞬で後は眼中にないとばかりにその隙を逃さんとばかりに襲い掛かった冒険者を相手にし始める。


 トーマスも僅かだが減って来た舞台上にいる選手を見て動き出した。


 レティシアやアルバルトからまだ力が周りと比べて劣っているのだから頭を使え、避ける事を意識しろと言われたのを思い出す。


 ならばと体格の良い冒険者にちょっかいを仕掛け、追って来た所で強固な守りで固めている盾持ちの冒険者にぶつけたり、舞台端で陣取って相手している選手らを自身のスキルで衝撃を飛ばして諸共に吹き飛ばした。


 当然、そんな行動をしていると目を付けられる。その頃にはだいぶ人の数も少なくなっており、ゼニスも未だ健在だ。


「くっそ、"残波(ざんぱ)"っ!」


「ハハハッ!効かねえな。遊びはこれで終いだ。さっさとくたばれぇ!」


「ッ!…危ねえ!?」


 いよいよ、自分を倒そうとしつこく追いかけてくる選手に狙われ、後にも先にも退路がない状態のトーマスは窮地に立たされた。


 避け続けた代償か、体力は尽きかけており、肩で息をしている。そんな状態で繰り出されたトーマスの必殺技は男が腕を振るうと簡単に掻き消されてしまう。


 せめて一矢報いようとトーマスは剣を構えて飛び込む。それに合わせて男も武器を振るおうとした時、横からゼニスに蹴り飛ばされた。


「ガキィ、遊びに来たぜぇ…オラァッ!」


「なっ!?」


 服の襟をゼニスに持たれたトーマスはそのまま舞台中央に投げ飛ばされた。背中を丸めて衝撃に耐えて素早く起き上がる。


 ゼニスの手にはさっきまで戦っていたであろう選手が握られており、彼はそれを場外へ投げ捨てるとコツコツと中央まで歩いて来る。もう周りには他の選手が残って居ない。力の強そうな人達や強固な装備で身を固めた人達も全てが倒され、担架に運ばれて行くのが視界の隅に入る。


「……なんのつもりだ」


「言っただろうが、遊びに来たってよ。正直、見直したぜ。俺はガキは嫌いだが根性がある奴は嫌いじゃねぇ…最後の悪足掻きも悪くはなかった」


 くつくつと笑うゼニスにトーマスは剣先を向けて警戒する。


 一体どうなってるんだ。あいつは俺の事が嫌いの筈、なのにいきなり褒めるなんて可笑しい。


 目の敵にしていた相手から突然の賞賛に戸惑いが隠せない。絶対に何かある筈だと疑う。警戒を解かないトーマスとは裏腹にゼニスは話し始める。


「ガキィ、名前を聞かせろ。冒険者には冒険者なりの流儀ってのがあるからよぉ。俺はゼニスだ」


 ゼニスは体勢を低くして前のめりになり、今にも走り出しそうな構えだ。


「………トーマス」


 トーマスもゼニスが向かって来るだろうと小さな身体に力を入れて迎撃体制に移る。


「トーマスかぁ、覚えたぜ。…さあ、この俺を楽しませろよぉ!!」


 ダッとゼニスは腕を下に拳を握り、肩で風を切る様にして駆け出す。


「速い!?…くらえ"残波(ざんぱ)"!」


「おっと危ねえ…なぁっ!!」


 トーマスが話の間に魔力を溜めて放った斬撃を一度は破壊しようとしたゼニスだがその斬撃を見て己の勘に従い、膝を折って斬撃をスレスレで躱す。身体を起こす時の反動を使い、トーマスの所まで高く舞い上がると握っていた拳を振り翳す。


「ヤバッ!?」


 気付けばいつの間にか奴の姿を見失っていた。自分の影が少し大きくなっている事から直感で上から来る攻撃に気付き、急いで飛び退くと間一髪で避けることが出来た。慌てて振り返ると自分のいた場所はヒビが入り、その中心にいたゼニスの拳が舞台に刺さっている。パラパラと手に纏わりつく破片を軽く腕を振って払い、ゼニスは立ち上がった。


「よく避けた。今のは結構速かったと思ったんだがなぁ」


 確かに速かった。オレを鍛えてくれた姉ちゃんと同等、いや若干遅いぐらいだと思う。彼女の動きに見慣れてなかったら、もし1週間前の自分がそのままこの大会に出場していたらと考えると今の攻撃を避けるなど不可能だっただろう。トーマスは心の中で冷や汗を流す。


「鍛えてくれた人はお前よりも速かった。それだけだ」


「ハハハッ!成る程なぁ、あの狼獣人とアルバルトのお陰か。ますます潰し甲斐があるじゃねえかぁあああ!!」


 あまりの面白さにゼニスは天を見上げて高らかに笑う。1週間前のトーマスとは比べ物にならないくらい強くなった事実はゼニスの心をくすぐった。


 ゼニスはいや、ヒガリヤ国にいる冒険者ならアルバルトとレティシアがトーマスに対して手解きをしている事など周知の事実と言っても過言ではない。それだけ注目を集めていた2人である。


「さぁ、これは避けられるかぁ!!」


「うぐっ、あ、ぁあああ!?」


「オラオラオラオラオラァ!!!足が止まってんぞ!」


 地面を力強く蹴り、接近するゼニスは一瞬で距離を詰めると拳と蹴りを混ぜながらトーマスを追い詰める。


「負けるかぁああああ!!!」


 トーマスは何とか剣を縦に構えて身を小さくする事で被弾箇所を最小限にする。その剛腕から繰り出される暴力を受けると剣ごと吹き飛ばされた。剣を舞台に突き刺して何とか耐える。


(考えろ、考えろ、考えろ!ゼニスの攻撃が速すぎて身体が追いつかない!このままじゃ何も出来ずに、負ける!?)


 必死に隙を探していたトーマスはゼニスをよく観察し、頭の中でぐるぐると考える。そして1つだけ気付いた事があった。


 あいつの蹴りの後に繰り出される拳の攻撃に一瞬だけだけど隙がある…蹴りが連続で来るパターンもあるけど蹴りからのそのまま踏み込んで殴りかかる方が比較的多い。ならそこを狙うしか勝ち筋はない。


 攻撃を喰らう瞬間、わざと自分から後ろに飛んで距離を作る。そこへすかさず飛び蹴りを繰り出したゼニスを見て行動を移した。


(半分賭けだけどここで勝つには今しかない!)


 恐怖で足が竦む自分を奮い立たせ、剣を相手に向けて突き進む。飛んでくる足をギリギリで躱すが完全に躱す事は難しく頬に一筋の傷が刻まれる。頬に出来た焼き尽くすような痛みに一瞬体が強張るがひたすら前だけ見て突き進んだ。


「いっけえええええ!!」


 トーマスは痛みに耐え、予想通りに飛んでくる拳を小さな身体を相手の懐に潜り込んで躱す。最大の隙、ガラ空きになった腹へ剣の側面を押し当てるようにして自分が出せる最大限をゼニスへぶつけるが…。


「何だとおおおお!?……なーんてなぁ!」


「…ガハッ!?」


「なかなか良い動きだ、悪くねえ。まあ、お前の油断を誘う為にわざと作った隙だったがなぁ」


 思いがけないゼニスの反撃にあい、トーマスは場外へとぶっ飛ぶ。その瞬間、司会のホレスが終了と宣言し、予選第1ブロックはゼニスが勝ち残りとなった。


 優勝候補のゼニスが予選を通過するだろうとは観客も予測していたがまさか大会参加者の最年少の少年がここまで善戦するとは誰も予測出来なかったのだろう。勝ち上がった選手を讃える声が送られるが奮闘したトーマスにも賞賛の声が送られた。


 会場に控えていた係員が担架を持って場外へぶっ飛んだトーマスに近づく。何度か呼びかけをしたのち担架に乗せて運んでいく。


 壁に背中を預けるトーマスは目の前がチカチカするが何とか意識を繋いで状況を確認していた。


 一体何が…?観客の大きな声が頭に響いてくる。顔を上げて前を向けば舞台にはゼニスの姿があった…。


「ははっ、負けたのか…悔しいなぁ。…あんなに頑張ったのに…くや、しいな」


 身体の痛みでまだ上手く動けなかった為、担架に乗せられて会場を去る。あの男はすれ違う時もずっと此方を真っ直ぐに見ていた。ただずっと口元を固く結び、腕を組んで最後まで勝った者として此方を見つめている。


 言い表せない感情が全身を駆け巡った。じりりと身体全体に電気が走ったみたいに痺れを感じる。


 その姿を見るとあの瞬間の事を思い出した。奴の攻撃を何とか躱して懐へ飛び込んだ。あの瞬間、自分でも最高のタイミングの一撃だった筈。


 …そうか、誘い込まれたんだ。わざと隙のある攻撃パターンを俺に見せて油断させたんだ。まんまとやられた。これじゃあ、餌に掛かった間抜けである。


 悔しい気持ちを胸に止め、上体を起こしてゼニスへ何も言わずに睨み返す。勝者に物を言うにはまだまだ実力が足りない。この悔しさを踏み台にして更に成長してやると心に決めて俺は退場した。


 ゼニスは最後まで去っていくトーマスを見送ると拳を高く掲げ、観客の声に応えてから自分も舞台を去っていった。


 トーマスの奮闘にアルバルト達は拍手を送っていた。


「まさかあんな子供が最後まで残ってるなんてなかなか強いな。どう思うアルバルト?」


「あの子は俺とは違って戦う才能があると思う。まあ、少しだけ一緒に鍛えたけどあそこまで化けるとは思わなかったけどな」


「ええっ!?本当なの?」


「本当ですよ、ミリアさん。トーマスさんとは少し縁がありまして短い間ですが一緒に修行したんです」


 ユージーンとミリアはあの少年が友人達の知り合いだった事に驚いた。そしてどんな修行をしたのだろうと興味本位で聞く。


「どんな修行かって?最初は軽く手合わせして…慣れてきたら技の開発と身体能力を伸ばすって感じだな。鬼ごっこに岩避けとか色々やったわ」


「岩避けとかなんか物騒なもの聞こえて来るんだけど……鬼ごっこってあれかい?鬼役になった子が逃げる子を捕まえると鬼に食べられた事になって脱落していくって感じの遊びだったような…」


(食われて脱落ってどんな遊びだよ。設定が怖過ぎる)


「概ね合ってはいるか…?岩避けはまあ、飛んでくる岩を避けていくってだけだな。俺も小さい頃やってた特訓だよ。で、鬼ごっこは鬼役にタッチされたら次はその人が鬼って言う奴。純粋に追いかけたり、待ち伏せや痕跡を残して誘導させたりと意外に面白いぞ」


「へ、へぇー。それは凄そうだね…」


 ユージーンは想像してみた。岩が先程の少年に降り掛かってくるのを、そして鬼ごっこと評するものを…。


「う、うわぁあああああ!!助けてくれえええ!!!」


「次行くぞォオ!オラァァア!」


「ヒィイイイイ!?」


 バコーン、ドコーンと次々に岩がアルバルトから射出される。トーマスが必死に逃げている様子が何故か容易に想像出来た。


「お〜に〜ごっこをノォ、時間だァ!トーマスゥゥゥウ!!」


「逃がしません、逃がしません、絶対に逃がさない!」


「いやぁああああああ!!」


 対峙したら恐ろしいプレッシャーを相手に与えるアルバルトに追い掛けられるのもかなりの恐怖だが、ブツブツと何かを呟いて追って来るレティシアさんも恐怖を助長させる。


 自分があの少年だったら果たして耐えられただろうか?彼がもしやあそこまで残れたのは死と隣り合わせの生活をして、自分の限界を超えなくてはいけなかったからと思ってしまう。


 …いや、もう考えるのはやめておこう。取り敢えず、今は予選を戦った彼らを賞賛するべきだ。


「……凄い修行ね。ねっ、ユージ?」


「あ、ああ。そうだね、ミリア。思わずあの少年を尊敬したくなるよ…」


 ミリアとユージーンは目と目を一瞬だけ合わせて平静を装い、話を繋ぐ。しかし、口元は隠しきれずに引き攣っていた。


「あっ、そうです。もし良ければ、ミリアさん達も体験してみますか?自分の成長を感じ取れますよ?」


「遠慮するよ!…僕達は平気さ、今の自分に合った方法で鍛えているからね。ハハハ…」


「そうか、残念だな。まっ、気が向いたらいつでも言ってくれ。いつでも大歓迎だからな」


(無理無理無理、僕は(私は)まだ死にたくない!)


 清々しい笑顔で語るアルバルトの言葉に思わず、ユージーンとミリアは心の中で突っ込む。この時の2人の心は更に縮んだ気がした。

トーマス

ゼニスとの戦いでまだまだ自分の弱さを知った。もっと強くなる決意をする。


ゼニス

ガキだと思っていたが、なかなか見どころがありそうな奴じゃねぇかと内心、感心している。



最後まで読んでくださりありがとうございます。


少しでも面白いと思っていただけたら、ブックマークの登録と広告の下にある【☆☆☆☆☆】で評価してもらえると嬉しいです。


モチベーションにもなりますので、感想等もよかったら聞かせて下さい!誤字脱字も教えて頂けたら幸いです!


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