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第四話 勇者の残虐性

 その後、私はセバスチャンに「勇者は何している?」と聞くと、どうやら浮かれて沢山の美少女・美女を入れたハーレムパーティーで、魔族の一つの村を襲撃し、子供を人質にしてその子の目の前で両親を惨殺してから勇者はその子を嘲笑いながら蹴り飛ばした、とセバスチャンはその勇者の残虐性を私に伝えた。


付け加えて、連れていたハーレムメンバーの女達はその様子を見て、薄ら笑いを浮かべていたらしい。


「誰からの情報?」


私が誰からの情報なのかと聞いてみると


「偵察隊からです。」


偵察隊か······頼りになるわね。

でも、その子供はさぞ辛かったんだろう。

目の前で親が殺されて最期にあの仕打ち······もやは勇者は殺すべき対象だな。



そして、次の瞬間に兵士の一人がこちらに駆け付けてきた。

表情を真っ青にして


一体どうしたのかしら?


「何事です?」


「セバスチャン、エリス様、大変です! 人間達が攻めてきました!」


「ッ!!」


「そう、解ったわ。

非戦闘員は下がらせて、後は私と戦闘員がやるわ。」


二人にそう伝えると慌て出して止めるようにと止めてきた。


「無茶です!」


「エリス様! あなた様はまだ、目覚めたばかりなのですよ!」


確かにその通りなのかもしれないけどこれ以上奴らの好きにはさせるわけにはいかない。


「これは命令よ! 速やかに実行するように!」


「「御意!!」」


私はその後、戦闘員の一人に案内されて人間達が居る場所へと向かった。

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― 新着の感想 ―
[良い点] いい感じの屑ですな、勇者。作者さんの他作の屑より更にクズかも。 [一言] まあ勇者ハーレムの連中も魅了でもされてたらお慰みで、実は只の勇者の物になっただけの屑連中なんでしょうね。 力だけの…
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