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公爵家の長女は妹への愛が止まらない!?  作者: 彩多 花音
第一章 第2の人生を生きる時間
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8.スイカジュースでびっくりする時間

第1章の第8話になります。

もう7月になった。前世を思い出してから約2か月ちょい。時が経つのは早い。すっかりあっつくなってしまって正直辛い。ドレスは軽いものだけどスカートがふんわりしているから暑い。前世の夏はTシャツ短パンサンダル髪はさっぱりショートカット。できるだけ涼しい服で過ごそうと思っていたからここのドレスは私にとってがっかりのものである。よくみんなこんな暑い服でも涼しい顔で過ごせるなんてどうかしてる。服は無理ならせめて冷たいものを飲もう。じゃあマリーナに言わなきゃ。

「マリーナ!とびっきり冷たい飲み物を用意して‼」

マリーナは冷たい飲み物の準備に取り掛かった。どんな飲み物かな?

「お嬢様。本日はスイカをジュースにしました。」

スイカか~前世でも大好物だったのよね。スイカのみずみずしさと甘さが夏の疲れを吹き飛ばしてくれるから夏は一週間に一回は食べてたな。ここでもおいしいかな?ゴクッ!あれ何この味美味しくない。どうしてスイカジュースがこんなにもまずいの。

「ねぇマリーナ。このスイカジュースあんまりおいしくないのだけど。」

「そうでしたかお嬢様。味が良いスイカをジュースにしてもらったのですが。」

「マリーナも飲んでみて!!」

マリーナはではいただきます。とスイカジュースを飲んだ。スイカジュースを飲んだマリーナはすごくまずいという顔をした。

「どうしてこんなにまずいのでしょう。シェフの皆さんに聞いてきますね。」

そう言ってマリーナが一人で厨房へ行こうとしていたから私も行くといって二人で厨房に向かった。

厨房でスイカジュースを作った人を呼んだ。どのようにスイカジュースを作ったのか聞くと。

「スイカの種をとってスイカをすりおろしこして作りました。」

でもこれなら味は悪くならないはず。もしかして使ったスイカがダメだったのかな。するとそのシェフからとんでもない発言が飛び出した。

「味を甘くするためにメロンを入れてみました。美味しくなかったですか?」

どっちもおいしい食材だ。今回は相性が良くなかったのかな?なんでだろう。でも最後の発言。もしかしてこのシェフ味見しなかったのか。そのことに早く反応したのはマリーナだった。

「もしかして味見してないんですか?味見してたら舌が鈍いみたいですよ。」

マリーナちょっと毒舌こんなマリーナ初めて見る。びっくりだ。

そこでシェフが慌てて味見しだした。厨房にスイカジュースがたまたま残っていたのだ。シェフが一口飲むと大きな声でマズーーー!!なにこれと騒ぎ出した。味見してなかったのか。するとマリーナが

「お嬢様にお出しするものなんですからきちんと味を確認してください。今度はこんなまずい物出さないでくださいよ!!」

と怒った声でシェフに話していた。怒っているマリーナをなだめて私もシェフに一言言った。

「今度はおいしいスイカジュースを作ってください。」

と言った。シェフは今度はちゃんとおいしいスイカジュースを作りますといった。次のスイカジュースが楽しみだ。

読んでいっていただきありがとうございました。

コメントよければよろしくお願いいたします。

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