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公爵家の長女は妹への愛が止まらない!?  作者: 彩多 花音
第一章 第2の人生を生きる時間
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2. 絵を改めて書く時間

第1章の第2話になります。

今日は雨が降っているので室内で過ごすことになった。昨日は倒れてしまい、せっかくマリーナに絵を描いている途中だったから、今日は部屋でゆっくり絵を描くことにした。改めてマリーナをじっと見る。マリーナはとても柔らかいオーラが出ている気がする。マリーナはニコニコしながらポーズをとってくれた。だから自然と絵を描くスピードが上がった。30分くらいで絵は完成した。マリーナに見せてほしいといわれたので、絵を見せた。するとマリーナは目を見開いた。それもそのはず、つい最近までは度へたくそだったのだから。マリーナが目を見開いたまま、

「何かあったのですか?お嬢様。」

と質問してきた。でも何かあったちゃあったけどなんと説明すればいいのかわからない。だから私は

「頭をぶつけたから絵がうまくなったみたい。」

といった。マリーナはなるほどという顔をした瞬間、部屋を出て行ってしまった。数分後にマリーナは戻ってきたが、なんとお父様とお母様もいた。私がマリーナに描いた絵をまじまじと見ると

「どこか具合は悪くないか?変なところはないか?」

お父様が聞いてきた。予想していた反応だ。今度はお母様が

「医者を連れてきます。」

と言って部屋から出て行ってしまった。ここで前世の記憶を思い出したなんて言ってしまったらきっとお父様は倒れるだろう。そんなことを考えていると息切れしているお母様と医者が来た。医者は悪いところはないかなど質問していったが、特に何もないので大丈夫と答えた。お母様は何か見落としているところはないかなど医者に質問していた。その後医者はお父様とお母様に大丈夫だということを伝え部屋を出て行った。その後お父様とお母様は私のことを心配していたが、ロンリーが来てお父様とお母様は渋々仕事に戻った。改めてマリーナに絵を渡すととても喜んでくれた。


私はロンリーを探していた。なぜならお父様とお母様にも絵を描いてあげようと思ったからだ。ロンリーはお父様とお母様のことをたくさん知っているので、何を描けば喜んでくれるか知っていそうだと思い屋敷中を探し回っていた。途中すれ違う使用人たちにどこにいたか聞くとお父様の仕事部屋にいると教えてくれた。お父様の仕事部屋にロンリーはいた。お父様は何か用があるのかいと聞いてくれたので、ロンリーに用があるから借りていくねと言ってロンリーを部屋の外に出した。お父様は自分に用がないのかと少し寂しそうにしていた。その後ロンリーからお父様とお母様のこといっぱい聞いた。とっても色々なことを教えてくれた。お礼に今度ロンリーの絵も描こうと思った。

読んでいただきありがとうございました。

コメントよければよろしくお願いします。

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