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MY song

みのむしのゆめ。

作者: caem


 うとうと うとうと


 ぶらりぶらりと ただ揺れて


 落ち葉を眺めるしかなくて


 温かい毛布に包まれた 自分はみのむし


 雨粒だけは 逃れたい


 いつか見た あの姿 天然記念物


 国蝶に なれるかな?


 眩い紫色 洗練されたバランス


 疲れた羽を休めた姿でさえ


 いつまでも 観ていたくなるような





 ただ 羽化してみたら みすぼらしい


 ちっぽけな 蛾であったとしても




 紅葉に寄り添い 麗らかに待つ


 川のせせらぎを 耳にして 


 いつまでも 閉じ籠る



 桜の花びら舞う頃 嫌われたって構わずに


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― 新着の感想 ―
[良い点] のんびりした雰囲気がとてもよかった。 国蝶になれるかな、のところが特に好きです。 [気になる点] ミノムシって最近減ってるらしいですよ、という話題を何人の人が振ってくるか。
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