15.【ミドルゲーム③】ピンとディスカバードアタック!
ピンとディスカバードアタックは、フォークやスキュアー(串刺し)と並ぶ戦術の基本です。
ぜひ覚えてください。
A.ピンを利用した戦術
ピンはキングやクイーンなど、価値の高い駒を守っている駒があるときにその駒を狙います。
この守り駒が動くと価値の高い駒が取られてしまうため動けない!っていうのが狙いの作戦です。
ちょっとスキュアー(串刺し)と似ています。
では、次の局面(すべて白番)の一番良い手を探してみてください
答えは上から順に
1.e5 1.f3 1.Rxh6#(g7のポーンは動けないのでこのルークは取れない!) です。
こんなふうに、後ろに強い駒がいるとき、その手前の駒が動けないことを利用して攻撃すると強力な攻めになります。
本編16話でもピンを利用して相手のナイトを奪う(ルークを取り返されない)形が出てきています!
B.ディスカバードアタック
ディスカバードアタックは、味方の駒が相手の駒を狙っていて、その狙いを味方の駒が遮っているときに遮っているその駒を動かすことにより成立します。
動かした駒の方にも同時に別の狙いが発生することがあるため、強力な攻撃になることがあるのです。
例えばこの局面なら、g3のマスにいるビショップが移動することによって後ろにいるルークで黒のクイーンを狙うことが出来ますが、このときビショップでチェックをかけることが出来れば必ずチェックを防がなければならない為、クイーンを取ることが出来ます。
この局面なら1.Bf4+と指すのが正解です。
では、次の2つも見てみましょう。
どうですか?わかりましたか?
まず上側ですが、1.Ng5+(後ろのルークでチェック、ナイトでクイーン取り)とすると黒は次にキングが逃げないとならないので白は次にクイーンが取れます。
下の図はちょっと難しいですが、正解は1.Rg3+(後ろのビショップでチェック)です。
キングの逃げ道がg3に移動したルークで塞がれているため、キングは動けません。
だからこのチェックを防ぐには1…Be4とか1…Rf3となどとするしかありませんが結局タダで取られるだけでチェックメイトになってしまいます。
ちなみにディスカバードアタックでチェックメイトになる形は本編12話で私がグレイに教えてもらった話の中で出てきます。(一番最後の11.Nf3#です)
フォーク(両取り)、スキュアー(串刺し)、ピン、ディスカバードアタックは、数をこなすほど慣れていろんな攻めが見えてくるようになります。
実戦をやるたびに並べ直してみて、これらに当てはまる手を見落としていないか確認してみるといいですよ!




