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混乱

もはやいつもの異世界転生……


新キャラ登場です笑





「―――やめてやれや…」

その声はあまりにも野太く雄々しい、まるで青龍を味方につけるようなそんな安心感をも感じる程であった。


チャラ男達の腕を掻い潜って振り返るとそこには…


「へいへいおっちゃん!未来を担う若者の活動に邪魔いれんじゃねえよ!」


想像以上に浮いた服装…それは上半身裸の袴のような姿をしていた…


「そーだぜ(笑)おっちゃん(笑)あんまりなめてっと薙ぎ倒すぜ(笑)(笑)」


あまり隠せてない鎧から大胆に見えるその隆々とした筋肉が顔を出す…


「おっちゃん…?俺の名前はぁ…」


その顔は麦色に焼け、皺がよくみえる事からこのおっちゃんは40代を察知する。


「凪だ!!」


叫びこちらに上半身を捻りながらおっちゃんは飛び掛かる!


そして俺と云々センチのところで…!



どごぉぉっ!!


(笑)男の方を殴り飛ばし葬った!殴ったその右手も何もしていない左手も筋肉が盛り上がっている。目前だからよくわかる…


このおっちゃん…滅茶苦茶強い…!


「こんのやろう!!」


ひょろひょろのもう一人のチャラ男からはひょろいグーパンチがくりなされる!!

ずん…


凪と名乗る男の腹に小さな拳骨がくっつく。


「どうした…?そんなもんか?」


「ひいっ……くっそ〜!!」


チャラ男は(笑)男を担いで捨て台詞を吐きながら逃げていった。


「覚えてやがれ〜(泣)!」


目を覚ましたチャラ男はありげにもありすぎるその言葉を叫んでどんどん小さくなっていった…。

「ふぃ〜やっと泣いたぜ!」


肩を強張らせていた俺は解いて深く頭を下げた。


「あっえと…この度は誠にあり…」


「良いって良いって!んな堅苦しいことしてんじゃねえよお嬢ちゃん」


「お嬢ちゃん…?」


「お嬢ちゃんだろ?あんたは」


いやな予感が頭を過る…

まさか…

俺=女…

確かにそれならこのふざけてる服装を来ていることも合点がつく…

嫌でもんな訳ない。と思ってきた…

夢だこれは!!絶対!!

ちょっとリアルな夢をみてるんだよ。きっと…


「おい!どうした?んな悪い顔色見せてよ!」






「凪さん…ちょっと…俺気分悪い…」


視界が急に眩む…

夢にしてはあまりにもリアル過ぎる…


「凪ぃ!船もう出すけど一緒に行くだろ?早く来いよ!」


「おいっ!ちょっと待ってくれ!今行くからよ!」


俺はまるで小さな子供のように担がれてのしっのしっと上下動されて余計気持ち悪くなったが…



そこで本音を言ってしまったら駄目だろう…



こうしておれの意識は大きな肩の上で無くなって行った…









ゲームじゃないきが…します。

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