もしもあなたが…≡だったら
新しいキャラクターが登場しまーす。
このキャラは話のキーに…なると思う。
「はあああぁぁあっ!!」
私ともう1人の仲間によってめためたに殺られたケルベロスはヴヴヴ〜!と低く喘ぎ、動かなくなった。
「凄いわ!!Tsubaki!!流石友倒しを名乗る程の事がある!この前だって10人位でもこいつは倒せなかったのに…!」
管理人たるもの巡査しているうちにレベルが高くなる事は避けられないのよ。
「武器は傷付いてない?だったら早く戻りましょう」
「大丈夫。あ、でもケルベロスの爪だけは採らせて!皆に自慢したいの!」
私は修理屋の他にもう1つの2つ名がある。
――友倒し。
レベルが300中150以上であり、職業が上級であること。加え、友倒し試験に合格した者のみが得られる称号なんだけど…
皆面倒臭がってやってないのよね〜
お陰で友倒しを名乗る者は私の他に3人いるみたいなんだけどその2人は一匹狼だから仕事はどんどん私に流れてくる。
ところで友倒しが何か分からない顔してるそこのあなた!!
友倒しって言うのはお金を支払って一緒にクエストに行ってくれる人間の事。
やりたくないクエストだったら友倒しの方からキャンセルもできる長々要領の良い仕事なのよ。
「オッケー…爪も採ったし、Tsubaki、戻りましょう」
「また出来ないクエストがあったら呼んでね〜協力しますっ」
〜クエスト終了〜
□■□■□■□■□■□■□■
私は…
ここは…
黒しかない。
一体ここは…何処なの…?
瞬きをすると一瞬で情景が変わる!
「ここはたしか…」
森の中、木々の間を狼やら獣モンスターやらが行き交う。
赤い発光体は精霊の魂を物語る。
「精霊の社…」
ゆっくり目を閉じてその暖かみを感じようとするとまた情景が変わる。
ここは…
「大丘ワズン…」
巨大な草原と真っ青な空の間には爽やかな風がそよぐ…
反対の奥の奥には数多くのハンターがワズンを抜けようと立ち往生している。
思い出した…
ここはΦkingdomの中、主神オーディンによって分けられた5大陸を渡りつつこの5つの大陸に秘められた伝説を解きながら進んで行くMMORPG。
その全てを私は知っている。
何故なら私は元からここに住んでいる人間だから。
オーディンによって作られたプログラム。
私の白く肩まであるその艶のあるたなびいた髪の毛も、真っ黒な黒目も、白いワンピースも…
オーディンによってうみ出された。
私は…
私は…!
この話。
あんまり書いてて楽しくないな〜
新しい小説考えときます。