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鎖 〜例え、どんなに歪な形でも〜  作者: 暦海


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だって……これで――

 ……だけど、後悔はしていない。自分でも人格を疑うくらい、全く以てしていない。だって……これで、冬樹ふゆき先輩は死なない――いや、死ねないのだから。


 いつ、どんな些細な切っ掛けで死を選んでもおかしくない――きっと、何の思い違いもなく彼はそういう有り様だった。……それほどに、脆く危うい有り様だった。

 そして、繰り返しになるけど理由は罪悪感――自身が救えなかった、大切な友人に対する底知れぬほどの罪悪感。それこそ、自身が殺してしまったも同然とすら思っている可能性も十分にあって……ほんと、私なんかには到底理解出来ない感覚だけど。



 ――ただ、そういうことなら解決法は明快。同じ種の――それも、より痛切な罪悪感を私に抱かせてしまったと思わせればいい。

 ご友人の間接的な死に対してさえ、酷く自責の念に苛まれてしまう貴方なのです――先輩じしんを庇った結果、直接人の死に関与してしまった私を置いて一人あの世に旅立つなど、如何なる理由を以てしても決して出来ようはずがないでしょう?

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