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鎖 〜例え、どんなに歪な形でも〜  作者: 暦海


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本望

 刹那、背筋が凍り――だけど、すぐさま大声を上げる僕。何故なら――卒然、底知れぬ殺気が小刻みに音を立てこちらへ接近して来たから。


「――死ねぇえええええええええええええぇ!!!!」


 脳の司令を送るのを待たず、彼女の盾になるべく身体が動く。すると、けたたましい叫び声と共に猛然と突進してくるのは黒いフード服の人物――そして、その両手にはギラリと光る刃物が握られていて。


 ……ああ、僕は死ぬんだ。でも……きっと、これで良いのだろう。ううん、どころか……むしろ、本望と言って良い。だって……だって、他でもない陶奈とうなさんのために死ねるんだから。僕にとって、これ以上に幸せな死に方なんてあるはずないんだし。


 すると、あまりの勢いのせいか、被っていたフードがパッと外れその顔が露に……まあ、折角なので見ておくのも悪くない。こんな僕の生涯に終止符を打ってくれる、その顔を…………あれ? でも……さっきの声、何処かで――


「…………え?」


「――――冬樹ふゆき先輩!!」



 ――――グサッ。




「………………え」


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