表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/96

デメリットしかないのでは?

「……うん、凄く美味しいです藤島ふじしまさん」

「本当ですか!? ……そっか、良かった」


 その後、率直な感想を伝えると瞳を輝かせて喜色を示してくれる藤島さん。僕なんかの称賛に対しても、この素敵な笑顔――容姿のみならず、内面も頗る素敵な人なのだと改めて思う。ほんと、僕なんかとは全然違……いや、そもそも比較すること自体失礼この上ないか。


 ……ただ、それにしても――


「……ん? どうかしましたか、冬樹ふゆき先輩?」

「あっ、いえ何でも……」


 不意に飛んできた藤島さんの問いに、少したどたどしく答える僕。……まあ、不意にも何も、僕が彼女をじっと見てたからなんだろうけど。


 ……ただ、それにしても――ほんと、どうして僕なんかに構ってくれるんだろう。正直、彼女に何かしらのメリットがあるとも……というより、普通にデメリットしかないと思うのだけど。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ