50/96
記憶が曖昧?
「――ところで、先輩ってコンサートとか行ったことあります?」
「……えっと、そうですね。高校生の時一、二回……いえ、三、四回……?」
「……いや、なんでそんなに幅広いんですか。一回と四回で曖昧になる余地とかないでしょう。まあでも、興味があるのでしたら是非いつかご一緒に――」
それから、一週間ほど経て。
朧な月が浮かぶ空の下、他愛もないやり取りを交わしつつ歩む僕ら。そんな僕らが向かうは、藤島さん宅――あのお願いの日を含め、こうして帰路を共にするのは今日で四回目で。
「――ところで、先輩ってコンサートとか行ったことあります?」
「……えっと、そうですね。高校生の時一、二回……いえ、三、四回……?」
「……いや、なんでそんなに幅広いんですか。一回と四回で曖昧になる余地とかないでしょう。まあでも、興味があるのでしたら是非いつかご一緒に――」
それから、一週間ほど経て。
朧な月が浮かぶ空の下、他愛もないやり取りを交わしつつ歩む僕ら。そんな僕らが向かうは、藤島さん宅――あのお願いの日を含め、こうして帰路を共にするのは今日で四回目で。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。