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鎖 〜例え、どんなに歪な形でも〜  作者: 暦海


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よくあること?

「ああ、それは勘違いではありませんよ。実際、有希ゆき先輩と田城たしろ先輩は付き合っていましたから。それも、ごく最近まで」

「……やはり、そうなのですね」


 僕の推測を裏付けるように、軽く首肯うなずき答えてくれる藤島ふじしまさん。……うん、やっぱりそうだったんだね。ちなみに、田城さんは早良さわらさんと同い年で、主に厨房を担当している男子大生です。


「なので、冬樹ふゆき先輩のことで有希先輩から相談を受けた際、田城先輩との関係ことも尋ねてみたんです。流石に少し聞きづらかったのですが……それでも、ここで確認しておかないと後々厄介な事に発展する可能性もありましたので」 

「……まあ、それはそうですよね」


 藤島さんの説明に、軽く首肯き納得を示す僕。万が一にも、二人が恋人関係にあるままで早良さんが僕に告白しようものなら……うん、それはかなりの確率でトラブルの火種になりかねない。なので、藤島さんの懸念は至極尤もだと思う。


 ……ただ、それでも実際に聞けてしまえる藤島さんはやっぱり凄いと思う。これが僕だったら、きっと何も聞けな……いや、そもそも相談自体されないか。


「……ただ、実際のところお二人がいつ別れたかまでは分からないんですよね。少なくとも、最初に相談を受けた時点ではまだ付き合っていたようですし」

「…………へっ?」

「……もっと言えば、現時点においても実際に別れたのかどうかまでは定かでなく。冬樹先輩に告白したくらいだから、流石にもう別れたのだろうと私が勝手に推測しただけでして」

「……そう、だったのですね」 


 思いも寄らない藤島さんの説明に、ポカンと呆気に取られる僕。つまりは、まだ田城さんと交際している状態で、早良さんは僕についてそういう方面の相談を……うん、何とも意外な事実だ。……いや、よくあることなのかな? 単に僕が知らないだけで。


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