表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
鎖 〜例え、どんなに歪な形でも〜  作者: 暦海


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

26/96

こっちが素なのかな?

「……随分と早いんじゃな。それに、二人とも随分と息を切らしておるし」

「……まあ、あまりお待たせしてしまっては申し訳ないですし」

「……うん、なんかこっちが申し訳なくなってきた。……ごめんね?」


 それから、数十分後。

 仰せの通り、通ってきた路地を引き返し再び反対方向から占い師さんの下へと到着した僕ら。正直、別に急ぐ必要もなかったとは思うけども……まあ、あまり待たせちゃうのも申し訳ないしね。


 ところで……心做しか、最後の方だけ口調が変わった気がするけど……ひょっとして、こっちが素なのかな?


「さて、それでは占いを始めるとするが――まずは、どちらから視てほしいんじゃ?」

「えっ、どちらも視れるんですか? ご存知かと思いますが、この狭さなので前後の入れ替わりとか出来ないですよ、私達」

「ああ、分かっておるよ。じゃが、占うだけなら顔だけ見えていれば十分じゃ。じゃから、嬢ちゃんが少し屈むなり、坊っちゃんが後ろから顔を出すなりすれば何の問題もない」

「なるほど。それでは、私からで良いですか? 冬樹ふゆき先輩」

「ええ、もちろんです藤島ふじしまさん」


 占い師さんの説明を受け、後方に位置する僕へと振り返り確認を取る藤島さん。もちろん、異存なんてない。と言うより、正直僕は元より視てもらうつもりも然程なかったわけで。


 ところで、それはそうと……ひょっとしたら歳上なのかもしれないけど、この人から坊っちゃんと呼ばれる違和感が半端ないね。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ