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〔6〕

 オーグリー大佐は拘束され、スピナーが大佐に昇進して反対派諸国活動拠点『エンドルート』本部司令官に就任した。

 改めて『アリス』の移送任務を命じられたキーラは、旅客用に改装された客室でくつろぎながら『アリス』に新しい歌を教えていた。

『アリス』との別れが決まった日、スピナーはキーラの元を訪れた。

「私の一族は代々、敬虔なクリスチャンでね。人は人のあるべき姿で神の元に召されるべきと信じていた。だが幼い娘を病気で亡くしたとき、私は神の存在を否定するようになったんだよ。『アリス』は……亡くなった娘と、よく似ている。改めて『アリス』を助けてくれたきみに感謝する」

 静かに語るスピナーに、掛ける言葉は見つからなかった。

 スピナーの計らいで、希望すればキーラもマシンボディを手に入れられることになった。

 姉やグレイグの望みを叶えるため生きるべきだろうか、それとも……。

 キーラには、まだ答えは見つけられない。

 だが隣の席で眠る『アリス』を見つめ、この少女と長い時を生きるのも悪くは無いと思った。



終わり


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