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女難危行・拉致した皇女と六人の嫁  作者: 雛人形
第一章
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二つの力

おねがいしまーす! 


  敵襲━━━━━━!


  総員戦闘配置へ━━━━━━!



 「わああ━━━━━━!なになに何事!」


 昨晩はお忍びだというのに、マリネの従兄弟の接待で羽目を外し過ぎた、

 国家の重鎮達には目の上のタンコブでもロゼは下級兵には人気があった。

 ふんだんな酒と駐屯兵達との返杯ですっかり酔い潰れていたのだ。


 接待と言っても駐屯地のこと、豪勢なな料理が出る分けでなかった。それでも、備蓄していた物を惜しみなく出してきたのだ。素顔も、皇女ローゼスだとも一言も洩らしてないが、美女騎士トップの二人が着き従う女性なんか、黙っていてももろバレである。

 

 本当なら寝ぼけたロゼは叩き起こされ、大騒ぎで見送られている筈が。

 そんな悠長で軽い雰囲気は、脆くも吹き飛んでしまった。


 ブラッディが乱暴にドアを開け駆け込んできた。

 

 「ロゼ様出立のご用意を、敵襲です!」


 「敵酒?敵がお酒……持ってきた?」


 能天気な性格のロゼに毎回のこと世話をやかされるマリネ、だが今朝はそんなお馬鹿に付き合ってられない、早く仕度をしないと大変なのだ。ムリにでも毛布を剥ぎ取る。 


 「もぅ、お馬鹿な寝ぼけしてないで、

     ロゼ様、急いでください!」

 

 さらに、両肩掴んで激しく揺すり、寝ぼけた頭を叩き起こすマリネ。 


 「あ━━━━━━!敵襲かああ」


 ブラッディがロゼの用意を手伝い、宿舎の外へと出た時には、一部戦闘状態に突入していた、数箇所ある駐屯地の出入り口、その最小の箇所が破られ進入したオークと戦闘している。幸い進入してきたのは少数であった為、難なく阻止でき破られた箇所の補強が急がれていた。


 最前線の駐屯地である、此れまで何度もオーク達と戦闘状態に突入したが。

 だが今回はどうも、何時もと様子が違うみたいである。

 昨晩あれだけ陽気に笑っていた兵士たちが、兵達の顔に悲壮感が見て取れた。


 「ちょっロゼ様何を?」

 

 「決ってるでしょ、上行って見るのよ」

 

 ブラッディの制止も聞かず、ロゼは見張り台の梯子を掛け上がる。

 ヤグラの頂上でロゼが見た物は、数百いや、遥か後方まで黒い影が見える。

 恐らくは千体は居るであろうと思われるオークの軍勢であった。


  《冗談でしょ……こんなの》

 

 この前線基地守備隊の人数は、二百名足らずである、此れまでは数十対で襲撃してきていたが、今朝は比較に成らない数の軍勢で襲ってきた。防げるわけが無い、まだ水際で喰い止めているが突破されるのは時間の問題、火を見るより明らかだ。

  

 《何処かっら沸いて来たのよ》


 地上へと慌て降りてくるロゼを急かすブラッディ。


 「ロゼ様早く早く!」


 地上へと降り立ったロゼは、又も静止を振りきり猛ダッシユで駆け出した。

 何処へ?。

 

 「ちょっお何処へ━━」


 ロゼが向かった先は駐屯地の隊長の所で、姿を見るなり飛びついた。


 「隊長さん、此処は放棄して、

     全員に撤退を全滅する前に、はやく!」

 

 オークは千体を越える数で襲ってきた、無理に応戦しても犠牲が増すばかり。

 即時撤退が全滅を防ぐ手だ。

 

 「撤退は出来ません、

    我々は、ここで応戦します」


 軍人の鑑といった対応だが、無茶だロゼは今見てきた物を伝える。


 「駄目よあんなの防げないわ、

   千単位の軍勢なのよ━━」


 隊長は一瞬目をつぶって、そして答えた。


 「━━━━━、知って…ます」


 駐屯地の隊長は言葉を続ける。


 「我々が此処を離れたら、

   当然、ゾーイへの路も塞がれます」


 敵の数は五倍強、守備兵一人で五体の敵を相手をする事になる、誰が考えても無謀としか思えない、なのに隊長はおろか守備兵の一人も逃げようとはしていない。 


 「まさか!私達の路を確保……

 

 昨晩の大騒ぎの酒盛りが思い出される…、破天荒で無茶苦茶な皇女であるが。

 守備兵全員が、ロゼを慕っていた。

 

 「マリネ急げ!早くお連れしろー」


 姿が見えなかったマリネが三頭の地竜を連れてきた。

 ブラッディが無理やり乗せ様としたがロゼが激しく拒む。


 「だめ━━━!」

 

 防護壁で、各門で激しく戦闘が開始される、もう余り時間の余裕が………無い。


 「今ならまだ……

 

 「正面防壁突破されました━━━━━!」


 「駄目かあ……遅かった…」


 雪崩れ込んでくるオークの大軍勢、一度流れ始めた濁流は止まらない、各防護壁の守備兵も内側に回りこまれ背後側からもオーク軍に攻撃されると、瞬く間に周囲を完全に包囲されてしまった。もはや此れまでと覚悟の時か、包囲網は後続のオークの侵入で段々とその輪を縮め始める。

 魔法を使えるオークが後方から火球を放ち、数名が犠牲と成る、残った者も後ろへと下がるしか無い、駐屯地の兵達はもう……。数千と思しき軍勢のほぼ全部が駐屯地へと侵入してしまった。


 「もはや、一転突破で……

  せめて姫様達だけでも出すぞ!」


 「ムリよ紡錘陣形取っても……、

   両翼から一気に潰されるわ」


 この戦闘は最初から戦力差が歴然としていた。

 せめて半分の軍勢なら中央突破も成功するのだろうが…。


 包囲網に捕らわれたロゼは自分達が来なければ、此処に居なかったら、襲撃の初期の段階で爆破トラップの一つも仕掛けて、総員無事に撤退出来ていた筈と自らを責めた。


    死なせない━━━━、

         もう此れ以上━━、見てられない!

 

 「半分軍勢が減ったら……

   此処から、突破出来る?」


 隊長が返事をする。


 「ええまぁ、オークの軍勢半分消えれば…

    しかしその半分を……減らす手立てが」


 「マリネ、ブラッディ、守ってね、

    私…我慢の限界、後を頼むわ」


 「全力でお守り………、て、ロゼ様!」


   パ━━━ン! 

 

 ロゼが胸元で合わせた手を前へと突き出す。


  〝 大いなる炎の精霊よ……

        我らを守りし焔の渦と化せ…… 〟


 あの時と同じであるロゼの口から魔法行使の呪文が唱えられ始めた。

 駐屯地の敷地に、魔法陣が現れる。

 

 簡易な魔法から中級までの魔法行使には詠唱無しでも発動するのもある。

 だが上位魔法以上ではそうはいかない、言霊を乗せそれが臨海と至るまで。

 一定の時間を要する、要するに完全無防備である。


 オークの軍勢も魔法陣が何を意味するか知っている。

 当然詠唱中断を狙いオーク達も動き出す。


  「総員!オークを姫様に近寄らせるな!」


 マリネは補助魔法で敵の足を一時的に鈍らせる、ブラッディはそれを叩き切り裂く、他の守備兵も決死でオークの足を止める為に突撃、玉砕を慣行する。


 《ごめんね、後少しおねがい………》


 時間稼ぎに総員が必死の形相である。


   その集いし渦をもち……我が敵を……

    今……此処に……その


 臨海の時が来た。


   全てを撃ち滅ぼせ!!


 ゴオオオオオ━━━━━!

   

 詠唱終了と同時に大地より焔の火柱がオークの軍勢を焼き払う、それは幾度と無く無数に立ち上がる。焔柱を避けるオークの軍勢は、逃げ惑う先で再び炎に焼かれ消し炭となり、数多居た軍勢はその数を一気に減らした。


 糸の切れた人形の様に崩れるロゼを抱き、地竜へ騎乗するブラッディ。

 その姿を確認した隊長は、たじろぎ意気消沈の敵軍勢を前に命令を飛ばす。


 総員突破━━━━━!


 一瞬のうちに三分の二の仲間を失ったオークは、追撃する意思をなくしていた。

 全滅に瀕していた駐屯地守備隊は、ロゼの魔法により全滅を免れ撤退を成功。

 しかし、急激な魔法力の消費でこの後半日以上、ロゼは意識を戻さなかった。




 

 《寝む━━━━━ぅ》

 朝早くに訪れたアリアネスに叩き起こされたユキヒト、まだ眼が覚めず。

 昨晩言われたとおり朝食もパンとスープが出て来たが、宿代を含め払うことは無かった。アリアネスが料金を精算したのかは分からないが、【宿屋の主人のご利用有難う御座いました】の言葉から推察すると、ユキヒトがここに連泊する事はなさそうである。


 宿屋を後に昨晩、賢者アジモフと約束した街の門へ彼女と二人で到着。

 アジモフはもう着ていたが、もう一人連れているた。今朝来た時に何をしにいくのか訪ねられ、理由を話すと自分も是非みたいとセガマレ已む無く連れて来たとの事。


 「初めまして、ハルと言います」


 《…また》


 ハルは回復系の魔法を得意とする。僧侶でも神官の類でもでもな無く、純粋に治癒士というらしいが、分かりやすく言えば看護士の様なものかと勝手にユキヒトは納得した。のだが、アリアネスが放つ妖艶な雰囲気とは違って、何処にでも居る感じの普通の女性に見えた。


 自己紹介も済ませた、さて出るかとなった時にユキヒトが質問を投げた。


 「あのぉ、魔法で現地へ

      ぱぱっといけたりは……?」


 アリアネスから足は何の為に有る?、歩け!、と言われハルからは微笑。

 当の賢者からは、昔はやれたが今は歳でもうやれぬと、大爆笑される。

 

 老人と女性二人連れで仲良く徒歩で向かうという、舗装されていない道や山道にユキヒトは慣れていない、てっきり魔法で現地へ直行と思いきや、徒歩だと分かり肩を落す。魔法で空飛んだりとか、鳥に変身とか瞬間移動を想像していたが、勝手なあては見事に粉砕となった。


 人気の無い道を随分と歩いて木々の間を抜けていくが、実に心地いい事に気が付く。元の世界と違ってこの世界には人間による巨大な力が入っていない、歩き難いが地面は土、空には轟音撒き散らす飛行機も飛んでいない。観光地の馬鹿でかい看板も無い、原初からの自然を保っている。


 爽快な景色と空気だったが、アレが居る事を忘れていた。


 「あいつ…だ…」

 

 道の先にオークが陣取って倒さないと先へは進めない。

 筈を、アリアネスさっと矢を射ち邪魔者を排除して道を開いてしまった。


 「おいおい……怖わっぁ」


 顕れる魔物を即座に排除していくアリアネス、その強さに呆れるが楽で助かるとまた能天気な考えをする、しかしやたらと魔物がオークの数が増えてる事に不審を抱き声をかけた。


 「なんか魔物多くないか?」


 「多いに決ってるだろ」


 何故ならこの辺りのすぐ近くにオークの集落があり、自分達は連中の縄張りど真ん中を、歩いているのだと、恐ろしい発言をさらっと言われる。


 「雑魚しか居ないので大丈夫ですよ」


 ハルが微笑したまま心配いらないと答える、いやこっちは生きた心地しないんだがと言いたい所だが、普通ぽい顔の女に軽く言われると、自分が余りに弱腰なのが嫌に成り口に出来なかった。アリアネスは当然としても、ハルと賢者の爺さんまで全く動じていない。こっちの世界に生きてる連中は皆こんな肝が据わっているのかと関心してしまう。


 更に奥へと進んでいくが、相変わらず瞬殺で倒していくがようやくの事で。

 現地とやらに到着したらしい、森を抜け正面は崖で行き止まりになっていた。


 「着きましたね」


 ハルが到着を宣言しアリアネスも弓を背負った。

 賢者アジモフが此れからの事を語りだす。この場所はその昔、討伐隊に追い込まれて倒された魔物が死んだ場で、今もその怨念がまどろみ漂っているのだと、それを今から呼び出し実体化させる。ユキヒトにはそれを倒してもらう、っと。


 「マジか━━━?」


 でかいとは言え、山犬にすら手も脚も出なかった、オークは問題外だったのに。

 いとも容易く倒せとおっしゃる。


 「昨晩、約束したじゃろが?」


 そうだ、その通り約束はしたがまさか魔物の幽霊を実体化させ、戦わされるとは想う訳がなかった。こんなの詐欺だと咽まで出かけるが、では魔女の居場所を教えない、と言われるのは目に見えている。貰った剣で何とか立ち向かうしか無い。


 「呼び出す奴は、生前同様じゃからの」


 生前だろうが死後だろうが、大して変わりはしない。

 自分より強い事は分かっているのだと、覚悟を決め昨日みたいに落す前にと剣を抜くユキヒト。三人はそれを聞いた途端に空中へ飛び崖の上へと降り立った。


 「飛べるじゃないかぁあ」


 近いからだと反論され、言い忘れていたが結界で森には逃げ込めないと。

 何処まで追い込む気だと怒りすら覚えてきたところで。


 「では見せて貰うぞ」


 賢者アジモフは何語か唱え始めると、ユキヒトにすらも分かるおぞましが辺りを包み鳥肌が立つ、その気配は形と成り視認出来る様になると渦を巻き始める。最初は黒かった渦がやがて赤みを帯び、それははっきりとした魔物と化した片方の目が潰れた赤い龍。


 「せ、隻眼の赤龍!!」


 数十年前にこの辺りを暴れ周り、人、魔物と言わず殺しまわった魔物だ。


 「無理だ!!」


 弓を引き矢を放とうとするアリアネス。

バシッと、腕を杖で叩かれる。

 

 「手を出すな、黙って見ておれ」


 仮に手をだしてもアリアネスの弓でさえ、この魔物は止められないであろう、その昔に此れを倒す為に一体何人が犠牲になった事か……、最終的にこの場に追い込めたのは、十人の魔導師が炎と氷を雨の様に降らせ、五人が足止めの魔法で動きを鈍らせた後に十数名の騎士が、剣に槍をと突き立てようやくの事取り押さえたのだ。


 一人二人で如何にかなる相手ではない…。


 赤龍は長く鋭い爪を大地へ突き立て大地を穿ちながらユキヒトへと近付く、赤く硬い鱗には貰った剣などでは傷すら入らない、横へと飛び退いたとしても太く強靭な尾で、叩き崩される事だろう。後ろへと後退しようにも結界が張られて森へと逃げ込む事も適わない、仮に出来たとしても俊敏さを持って一瞬でその前足で押さえつけ絶命する、正面に居る以上は龍の焔が何時来てもおかしくない。


 誰もが、ユキヒトの死を確信した。

 次の光景に驚愕することになる…迄は。

 

 赤龍に向かって金縛り状態だったユキヒトが歩き始めたのだ、しかも剣は構えず地を削りながら、ゆっくりと落ち着き払った顔で、そこには引きつった笑いではなく、軽い笑み。赤龍はもう移動していない、その巨大な頭に手を置き撫で始めた。


 ゴロゴロゴロォ


 赤龍のそれは咆哮ではない、自分の主人に甘える。そうペットと同じ行動である。

 これには流石に賢者も驚きを隠せない。


 「こりゃ魂げた、龍を愛やしおった」


 暫らく撫でられて機嫌良く、ではないだろうが赤龍はその姿を完全に消した。

 全ての事が終わった後、三人はユキヒトの下へと戻ってきた。


 「貴様、一体何をした?」

 

 アリアネスに問い詰められる。

 

 「いやあ~何も…ただ」


 ただ全く恐く無くなったのだと、最初は全く身動き取れずに近付く龍に、悲惨な死しか感じなかったけど、でかい目を見ている内に急に身体が軽くなった気がして、それと同時に恐怖心というのが消え失せたばかりでなく。


 「可愛かっただとお?」


 「スゲー可愛くてさ…」


 今度はアリアネスが素っ頓狂な声を挙げて驚いた。龍相手に剣、槍。魔法を付き付けるのでさえ、命懸けなのに直接手で龍頭を撫でるなんて話を、彼女は見た事も聞いた事も無かった。


 「ユキヒトさん面白いですねっ」


 ハルから面白いと言われちょっとだけ嬉しかったが、なんか上手くいったけど、下手したら死んでたというか、普通死ぬだろっと抗議する。彼女が、ハルがそれを聞くと例え死んだとしても蘇生魔法で生き返らしたから、大丈夫だったんですよとニコニコ笑顔で答える。


 《こいつも曲者だ……》


 とに角これで約束は果たした筈だ、約束通りに三魔女の居場所を聞く。


 「教えてくれ、魔女は何処に?」


 「予想以上の物を見れたわい」


  ━ 三魔女の一人、ラケニスは【星空の塔】に居る ━


 それは何処に?、湖に囲まれた都ネーブル。その湖の一角にそびえ立つ塔に住んでいると、賢者アジモフは教えてくれた。が、そんな場所など知らない行く方法すら知らない。


 「私が連れて行こう」


 なんとアリアネスが同行して案内してくれるという、が仕切られそうで嫌だなっと顔に出してしまい、自分じゃ不足か?文句有るのか?とやっぱり仕切られた……。

 

 「いえ…無いです…」


 来るときは徒歩だったが帰りは転移魔法で帰れる。アジモフが詠唱を唱えようとしたら、ハルから止められた。

 

 「私も同行させて下さい」


 「なにぃ?」


 「私ではご不満?」


 不満というか、又も女が増えるのかと返答に困った。ハルが言うには召喚された者と知り合う等、奇跡であると、その顛末を自分も見たいとおっしゃるのだ。ユキヒトは元居た世界へ帰る方法を聞きに行くのだと説明したが、それでも構わない是非同行させて欲しいと頭を下げた。


 賢者アジモフも、愛弟子が一度言い出すと止め様が無い。

 優秀な治癒士で、居ると何かと便利だと無理やり押し付けられた。


 「美女二人だ文句あるまい」


 賢者アジモフ。

 今度は間違い無く詠唱を終わらせて街へと四人は飛んだ。



ありがとうございました!!

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