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どうやらハズレくじを引いたらしい………



はあ…………

ようやくあんだけ散らかった状態から普通と言える状態ぐらいまで物が片付いた……


まあ、俺は10分くらい時間をかけて……片付けを終わらせた訳さ………




で、メイド服を端に避けようとして……掴んだ瞬間………



「ご、ご主人様!! さ、さっきは……………………え?」


まさかのタイミングでルイエが来た………




〜〜〜〜〜



「…………………」


「……………………………」


あ、あ…………今回こそ………まずいな………


「ご、ご主人様?」


「な、何だ?」




「これは、ご主人様が片付けてくれたんですか?」


「そ、そうだけど…………」


ヤバいヤバい………


「あ、あ…………」


「あ?」


「ありがとうございます!!」



「へ?」



「だって、ご主人様はあんなに物を散乱させていたのに文句の一言も言いに来ないで片付けたんですよ!!」


いや、わかってるなら……端に避けておこうよ………




「…………でも…………」


「へ!?」


何故かルイエの表情が突然、緩くなった…………



「まさかご主人様にそんな趣味があったとは〜♪」



「えっ!?」


「『えっ!?』じゃないですよ〜………今だって私の服を握りしめているじゃないですか〜」


………ヤバい、誤解された…………



「何だったら、その服をあげますよ〜?」


「い、いらない!!」


俺はルイエの服を投げようとする………しかし……


「いや、じゃあ何で最後まで私の服を残してたんですか?」


「………気まずかったから………」


「いや、着たかったんじゃないんですか?」


「ち、違う!!」


ヤバい………顔が………

あの顔は何かする気だ!!



「怪しいですね〜…………

あ!! 着てたのを脱いだばっかりだったんですね!!」



「何でそうなる!!」


「全く、本当にエッチなご主人様ですね〜………」


いや、君は今日来たばかりだろ………



「はあ…………

変態なのは君だろ? 君は裸で潜り込んで寝てたじゃないか…………」



………ヤバい、これは………また………


「!?」



何が起きたのかは予想出来るが………



「や、やっぱり………ご主人様は私の事を……………………

うぇーん!!」



と、言いながら泣き崩れてしまった…………


もちろん、裸のままで………




「服、着ろよ……」と、言いたくても言えない………

いや、言いたくない………


分かる?この状況?





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