表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/11

目の前に宝箱があった……… これはトラップか? 本物か?



メイドさんをいろいろとからかったら、どうやら機嫌が悪くなったようです。




〜〜



俺は、自分の部屋を出ると階段を下りてリビングに………


「え………?」


いや、リビングに行くその前に俺は………とある異変に気がついた。

それは………


「き、綺麗過ぎる………どのようにやればこんなに綺麗になるんだ?」


そう、床のフローリングはともかく………

階段やその手摺り。

そして、台所やトイレなども全部綺麗になっているのだ……………


しかし、さっきまで俺は二階で寝ていた筈……

それなのに何故俺は気がつかなかったのか?

不思議だ………いや、不可思議?


感心した俺は、最後にリビングへ入る。


が、

前言撤回、やっぱり一カ所だけ除いてく………


それは何処かって?



それはリビングさ………



〜〜〜〜〜〜〜〜始



俺は、自分と比にならないほど綺麗になった家の中を感心して見て回り、リビングへ行くのは後回しにした俺は………ついにリビングへやって来た………


うん………何とも言えないです……


いや、綺麗にはなっているのだが………

なんと、テーブルの目の前にルイエの荷物がふっ散らかっているのだ……


特に掃除が終わって早朝に脱いだと思われる服………

放り投げていて良いのか?


俺は淡い期待をしてその傍に行く。

うん、服は何着も落ちているが………


残念ながら下着はしまっているらしく、〇〇〇や〇〇〇〇〇や〇〇〇〇〇〇〇もなかった。

〇〇〇〇〇〇〇はしてるか不明だがな………


がしかし、考えてみれば……やはり落ちているのはシンプルなエプロンドレス。俗に言うメイド服………


この場合は………

「どうしようか……この場合は感謝をしてルイエの服を片付けるべきなのか?」


ちなみに最初に言っておくが……今のは独り言だ………



〜すーふんご〜


俺は迷いに迷い………

結局、このまま服を放置したままでは、気になって仕方なく……

安心して朝食兼昼食を食べれそうにもないので……


しょうがないから片付けてあげることにした………


しょ・う・が・な・くだぞ!!


「………よし!!」


俺は、放置されていた鍵が開きっぱなしのキャリーケースを開く………すると


「うわ………この服、何着あるんだよ………」


キャリーケースの中には同じデザインのエプロンドレスがぎっしり入っていて………


「入れすぎて戻せなくなった訳か…………」


と、言う風に推理が出来た…………


とりあえず、隣にあったもうひとつのキャリーケースを開ける。



すると………


「………………」


バタン!!


「大丈夫だ!! 俺は何も見てない!!」


まあ、いじってはいけない物が入っていた………


いじったら、大変な事になりますよ?



そして、ひととうりすべてのキャリーケースの中を確認した俺は、とりあえずキャリーケースを部屋の端に寄せ……


「とりあえず、片付けますか……」


メイド服以外の物を片付ける事にした………



だってさ………片付けて変な風に思われたら嫌だろ?





〜 ルイエSide 〜


現在はベッドの中でひとり啜り泣いている私………



私、ご主人様に変なイメージを与えちゃったかな………


「癖か?」とか

「趣味か?」とか……


揚げ句の果てには………

「変態か?」って言われて………


シクシク………


私、これからどうすれば良いんだろう………







評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ