オープニングなのか?
応援が入ってやる気が出たので気合いで修正。
意外にこの作品が好評だったりするので……こっちはPCでやり続けますよWW
…………
…ここは某県某所にある一般的で普通な一軒家?
しかしこれまた、ここに住む少年はちょっと変わった所がある人物であり、経歴を見ても決して平凡ではなく…逆に異端。
いや、………と言える………
そんな彼も高校生であり、普通の人から見れば普通な一般人だ………多分。
だが、そんな変わった人物の住む一軒家の中でとある時間に彼は最近とある思いに心を悩ませ。
そして、何故か無性に思う………
『メイドが無性に欲しくなった』と……………
〜何故か突然無性にメイドが欲しくなった…… 〜
………
〜それは二週間前の事だった………とある夜に………俺は夢を見たんだ………
………
「………あれ?」
突然だが俺は、目が覚めたら白い空間にいた………いや、真っ白だな。
「真っ白……な〜んにも見えない。」
ああ、真っ白過ぎて何処が壁で何処が床か分からないくらいにな………
てか、普通なら、普通ならありえないだろ? こんな場所は。
「ありえる?」何を言ってるんだ?
一般常識から考えれば……普通にありえないだろ?
しかし、それなら何故この空間が存在して俺はここにいる?と、言うことになるか………
何々………そうか
じゃあ、ここは夢の中………と、言う事か?
…………というか、俺は誰と話してる………独り言だったらかなりヤバいな………
「そう、心配するな。」
「!?」
声が突然聞こえ………真っ白だった景色が草原に一変する………
どんな力の持ち主だよ………
「まあ、神だからな〜」
俺が、声がする後ろを振り向くと………そこには人の形をした黒い物が立っていた………
なんというか………
神って人型なだけだったんだね………
「………そんなに気落ちされても困るんだが…………」
だってさ……イメージがまる崩れなんだよ………
そりゃあ、テンションも下がるでしょ………
「ああ、俺がただ単に人型なだけだと思ってるだろ?」
「そうじゃないのか?」
そりゃあ、それしかないよ……
「いや、俺は創造主だから決まった形がないんだ。 ただ、それだけだから…………こんな事も出来る。」
と、自称創造主が指をパチンと鳴らすと…………
「ま、マジかよ…………」
そこには先程までの黒い人型はいなく………
「ちょ、おまWW
美少女………は反則だろ………」
誰もが見とれてしまうような美少女がそこにいた………
「まあ、な。 俺が創造主だから……美少女と思ってやれば誰もがそう思う存在になれる訳だ。」
………はっ!!
見とれてる場合じゃねぇ!!
俺は首を左右に数回ずつ振り気を取り直すと……
「で、そんな創造主さんが俺になんの用なんだ?」
と、一番聞かなきゃならないことを聞いた。
って言うか……無駄な話をし過ぎた気がする……………
「ああ、そうだったな………
お前さんに頼みたい事があるんだ………
でも拒否権はないぞ。」
それは頼み事と言わないで………命令と言うよね?
まあ、退屈で最近はつまらないから良いけどさ………
ああ、前世の方が良かったかもな………
「ああ、わかった。で、その内容は?」
「 ………異世界からの研修生?を受け入れて欲しいんだ。
ああ、もちろん……願い事を三つ叶えてあげるぞ?」
疑問形?
………異世界からの研修生か……面白い!!
さらに、願い事が三つ叶えられるとは………
これもこれで……良いな。
引き受けよう!
ていうか………断りたくても断れないけどな………
よし、これで良いだろ。
「わかった。有り難く引き受けさせて貰う。」
すると、美少女の形になっている創造主を取り巻く雰囲気がいきなり引き締まる
まるで、追随を許さないようだ………この威厳らしき物は、さすが創造主と言う所だろう…?
まあ、嘘だけど♪
「なんでそこでクエスチョンマークなんだよ…………いや、嘘だったのか……」
あ、心を読まれてた………
「………さあ、汝の願いを聞こうか。」
まあ、決まってるけどね〜………
う〜んと………
じゃあ、まずはこれだよな!!
「ひとつめは……創造主の劣化番の能力が欲しい。」
「ほう、さて……どんな物だ?」
………それはな「創造主は物を創り上げる事が出来るだろ?
それをなくして、自分自身を変化させられる能力を欲しい。」
………すると、創造主は目を細めてこう…優しく言った。
「いいが…代償があるぞ?」
代償………か。
「ああ、別にいいが………どんな物なんだ?」
「………まず、死ねなくなる。 この意味は分かるな? 」
………死ねなくなる。
と、言うことは悠久なる存在になると言うこと………だ。
つまり、簡単にまとめれば孤独って言う事か………
そんな物は慣れてるし………俺には関係ない。
「………二つ目はなんだ?」
なんか………大きいように言って置いて……随分と代償が少ないような………
まあ、少ないに越した物はないな。
二つ目は………何だろうか?
「二つ目は………(ry
悪いが、長くなるのでここで一端やめにしよう。
どうせ、後に出てくるしな。
メタだって?
そんなの知らん!!
まあ、こんな感じなことがあり………目が覚めたら何も変わった事はなく。
それは全て夢だった………
いや、夢だから。
と、この二週間を見て言いたい所だったんだけど………
朝、いや………もうに午後になりそうだけど。
もし、自分が起きた時「(-.-)zzZ」と、隣で爆睡している………
自分が知らない女性が居たら………
これは………これは…………………………
願い事が叶わくとも……
夢は………嘘じゃなかったんだぁぁぁぁ!!!!
と、言うことになる!!
さあ、来たぞ!!
メイドさん!!
俺は、メイドが無性に欲しくなっていたためにあまりにも興奮してしまった。
注)まだ、誰もメイドだとは言ってはない。
その結果………俺は掛け布団を投げるように取ってしまった………
が、すると………
そこに待っていたのは………
綺麗な肌だった…………
「ブブブッ〜!!…………」
俺、ノックアウト!!
〜〜〜〜〜午後2時〜
珍しく目覚めが良かった俺は、ベッドから上半身だけを起こし、ベッドの隣に置いてあった目覚まし時計に手を伸ばす。
そして、目覚まし時計を難無く手に取り上げると、そのまま時間を見た………
「午後……2時」
朝だ………いや、もう午後じゃねぇかぁぁぁぁ!!!
内心、こんなにも寝れた自分が嫌になる。だってさ……今週は課題が多くて、たまたま部活もないし…………
つまり、課題をひとりでやらなきゃいけないんだ!!
………
と、言うのはまるっきり嘘で……
「……………」
「…………………………///」
………俺は、朝起きたら横で爆睡していた少女を〜〜………
「…………………………………」
「……………………………………………………///」
まあ、こんな感じで………
今、俺は……少女の生まれたままの姿を見ているのさ!!
………変態だって?
そんなの知らん。裸で寝てた方が悪い。
だがな………
「…………………………………………………………………………」
「………………………………………………………………………………………///」
どちらも喋らずに見合ったままって言うのも………どうかと………
「へ………」
「?」
どうやら、何かと俺はまずいようだ………
「へん…………」
「……………」
ああ、やっぱり………やはり、あれだ。
うん、俺、終わったな………
「変な……を……………」
「?????」
あれ?何か違くないか?
てか、何だ?
「変な所を見せてしまって申し訳ございませんでした!!」
「はあ!?」
………一体、何が起きてる!?
普通なら「変態!!」って言われてぶっ叩かれるのがアレだろ?
「本当に申し訳ございません!!」
………じゃ、じゃあまさか!?
この言葉遣いは!?
「あの、貴女のお名前は?」
………今、俺は大きな予感を感じている!!
さあ、時は来た………時は来たのだ!!
俺は、相手に言い出す前から感じていた………
そう、それだけ待ちわびた物だった………
俺は、考えるだけでも嬉しさが跳ね上がり、そして、今現在の状況からも……
『…………やべえ…………』
いや、今の俺は至福の時と言えよう………
考えてみろ……今俺の目の前には………
さっきと変わらない状態で彼女がいるんだぞ!!
………肌は綺麗だし……髪は金髪でストレートだ…………
そして、完璧な程に整えられた体型…………
完璧………さらに……現在は…裸!!
何も着ても穿いてもない!!
これはもう、完璧過ぎる!!
「あ、私はルイエ・エミリーと申します。」
………何故か彼女は異常に落ち着いているが………ま、いいか?
「で、貴女は何故俺のベッドに?」
と、俺が問い掛けると……彼女は口を開いた。
「それは……ご主人様に仕える為ですよ。」
………
来たぁぁぁぁぁぁ!!!
まさしくメイドさんだ!!
来たぁぁぁぁぁぁ!!
よっしゃぁぁぁぁぁぁ!!
いや、まだ確認すべきことはあるだろ!!
しっかりしろ!!俺。
「ま、マジすか!?」
「はい、マジです。」
と、言う風にメイドさんと話す俺。
うん、普通に話してるだけだよ………
しかし、実は今も至福の時間は流れている………最高だ!!
「ご主人様?………鼻血が出てますよ!! どうしたんですか!?」
いや、貴女にはやられましたよ………
……てか、その前に何で裸で寝てたんだ?
鼻血を出してやられる前に。
いや、そっちの方が聞かなきゃいけない事だし、俺も知りたいし…………
数分後……
やっと、精神状態が正常に近づき、鼻血が止まった俺は、話の核心に近づく為に………
質問をぶつけた………
「ちょっと聞いても良い?」
「良いですよ」
「ルイエさんは………何処から来たの?」
………まず、最初に必要事項だと思われる職場? か出身地。
「う〜ん………と………
簡単に言えばこことは違う世界ですね………」
え?………
「つまり……異世界から来たと言うこと?」
「はい、そうですね」
そんなにニコニコして言われても………困る……
てか、異世界って話が突然飛躍したな……
「はあ、じゃあ……何で俺の所に来たんだ?」
じゃあ、異世界から何故、俺の所へ来る必要があるんだ?
「それはですね〜…………研修です。」
「研修? 」
「はい、研修です。」
ふと考えた………
その瞬間に俺の記憶の中に手がかりとなるものを思い出す………
「あいつか!!」
そう、以前俺の夢の中に登場した……世界の創造主が言っていた事だ………
「異世界からの研修生を受け入れて欲しい。」
…………で、願い事は?
「あの〜………ご主人様?」
おっと、どうやら心配をかけたようだ…………
「大丈夫大丈夫……
大丈夫さ。」
「なら良いんですけど………」
しか〜し!!
まだ話の核心には辿り着けていない!!
こうなったら……強行突破だ!!!
「で、ルイエ?」
「何ですか?ご主人様」
俺は大きく息を吸い込む………
そして…………
「何で裸で寝てたんだ? 癖か? 趣味か? それとも…………」
あれ? 何か思いっきり俯いて震えてるぞ………………
「しゅ、趣味なんかじゃないですよ!!!! 」
おお、めっちゃ赤面してる………
面白いからからかってみるか……!!
「じゃあ、癖か?」
「ち、違います!!!!」
「じゃあ、習慣か?」
「ち、ち、違うんです!!!」
よし、フィニッシュだ!!
「じゃあ、………変態か?(ニヤッ)」
すると………ルイエは…………
「だから、違うんですよ~!!!!」
と、言って………
ベッドの中に潜り込んでしまった…………………
『や、やり過ぎたか?』
って、それは俺のベッドだ!!
何で裸で潜り込むんだ!?
少しの抵抗感はないのか!?
「ルイエ~…………」
「………………」
どうやら、本当にルイエの機嫌を損ねてしまったらしい……………
「しょうがないか………」
と、俺は言葉を漏らすと、自分の部屋から出て………リビングに向かった。
正直、腹も減ったしな…………