これは、とある物語
私の名前は日魔理、種族は未だ、分からない…私が生まれたとき、世界はまだ光すら、無かった…
私(日魔理)
「もう…あれから約50億年も過ぎたのかな…」
私は…廃れた神社でそう言う…私の廃れた神社は、もう誰も来ない………1500年程前はめっちゃ来てたけどね…
一応、私は神らしいけど…(過去の人間からそう崇められていた…)やっぱり疑問なんだよね………
そう、“誰が私を産んだ”か…
私
「あの子供…元気にしてるかな…」
誰が産んだのかは置いといて、私はあの子供のことを少し、心配する…
今頃、転生しているのか…それとも、何らかの方法で不老不死になってたり…?
私
「いやいや、それだけはありえないって〜」
そう…後者はまずありえない…ありえるわけがないのだ…
あの子は、『僕は人間として生き、人間として死ぬんだ』と言っていたから…………って…ん?誰かがここに来たようだね…容姿は明らかに子供だけどなぁ…
子供
「この神社、あれから1500年も残っているんだね…あの神様…いるかな…今頃寝てそう…」
ん〜?な〜んか…………もしかして、前世の記憶がある子かな〜?これは………貴重だね、そうに決まってる
子供
「神様…また来たよ…………」
へぇ〜信仰心は、捨てていないんだね……でも、誰かなぁ…こんな子は複数に絞れるんだけど…
子供
「僕は、ロゼだよ、今は斎藤 光だけどね…前世の名前と今の名前…全く合わないや」
そうかなぁ…名前の意味については詳しくない………ん?ま、まさか………あの狂信者のロゼ!?!?ウワァ…一番関わりたくないやつ来た…
ロゼ
「神様の姿をもう一度見たい…!あの光よりも輝いた、白色の姿を!もう一度、見たい!」
チョットナニイッテルノカワカラナイ……でも、また会えたのかぁ…これは、運命のいたずらかなぁ…