00 登場人物紹介
わからなくなったときに見るくらいで大丈夫です。ネタバレはありません。
キャラが登場し次第更新するつもりです。
・御影千晃
日本の女子高校生。16才。
突如異世界であるイーリス王国に飛ばされたマレビト。イーリス王国の第一王子フレデリクの後見を受け、王立コロル魔法学園に入学する。
王宮の廊下に落ちていたロザリオを拾ったことで悪魔ルキフェルと契約することになる。
その黒髪黒目、そして悪魔との契約のせいで学園では孤立しているのだが……。
・ルキフェル
悪魔。
千晃の魂と引き換えに、彼女の「ひとりは嫌だ」という願いを叶えるべく彼女と共に過ごしている。
黒い短髪に赤い目。悪魔としての姿では頭にねじ曲がった角があり、背には大きな黒い翼が生えている。普段は千晃と同年代の人間の姿で学園生活を送る。
誰に対しても威圧的な態度を取るが、千晃の傍を離れたことはない。契約を交わした千晃の魂に執着しているようで……。
・フレデリク
イーリス王国の第一王子。突如現れた千晃のこの世界での後見人。王立コロル魔法学園の二年生。
赤いふわふわとした長髪をポニーテールに結んでおり、目は鮮やかな青。常に冷静であまり表情が変わらず、独特の威圧感を持っている。
千晃がこの世界に来て初めて出会った人物であり、わかりづらいが千晃にはよくしてくれている。誰に対しても穏やかに接するが、千晃に対しては少々様子が異なるようで……。
・エゼキエル
教会の司祭。王立コロル魔法学園の一年生。
銀色の長髪に、紫色の目をしている。
千晃が悪魔と契約したことを心配し、何かと気にかけてくれる。悪魔であるルキフェルのことは排除すべき対象と考えており、当たりが強い。
この世界で珍しい白に近い色彩を持つ者として自分を律し、厳格に振る舞っているのだが……。
・カロン・ノクス
王立コロル魔法学園の一年生。
黒に近い、緑がかった暗い色の髪に金色の目。どこか猛禽のような雰囲気がある。
授業の際に千晃に声を掛けた。その色彩のせいで浮いている千晃を心配している。
自身もこの世界で疎まれがちな暗い色彩を持つため、黒髪黒目の千晃には情が湧いているようで……。
・カミーユ・ド・アンペール
王立コロル魔法学園の二年生。アンペール侯爵の子息。
淡い水色のふわふわした髪と青い目を持つ。上品な立ち居振る舞いからか、背景に花が舞って見えるとは千晃の談。
マレビトである千晃と悪魔であるルキフェルに興味を持ち声を掛けた。学者気質で好奇心旺盛、ちょっとマッドな一面も。千晃には興味深い研究対象として関心を持っているようで……。
・ユスト
教会の大司教。
薄淡いクリーム色の長い髪を後ろで三つ編みにして肩に垂らしている。蜂蜜色の目をしていて、片方の目にモノクルを掛けている。
マレビトとして一人この世界にやって来て、悪魔と契約した千晃のことを気にかけているようで……。