第三章 登場人物紹介
第三章登場人物の紹介です(ネタバレありなので三章未読の方は読まない方がいいかも……)
本日二話目(0時に三章のEpilogueが投稿されているので、未読の方はそちらからお読み下さい)
■メインメンバー
ブロガー
眷族【静寂、エルダー・アルラウネ(フラー)】
24歳の黒髪黒目、中肉中背の青年。元アビス・コーリングの廃課金プレイヤー。
課金要素がない事に絶望した召喚士。
ゲームの世界だと考えているが故に冷徹で他人が思いもよらぬ行動を取り、周囲の人間を度々混乱させるが本人は至って真面目。最近、使いやすい弟子と四次元ポケットをゲットした。
一部を除いて欲が薄く一般生活は弟子になったシャロが心配するくらいに質素。ゲームとしてプレイしていた頃も質素な生活をしていたらしい。
フラーに水をやるのが最近の日課。呼吸をするように嘘を吐ける。
七篠 青葉
眷族【アイリスの騎士兵(アイちゃん)、純竜の卵】
十七歳、黒髪黒目、文武両道の少女。元学生で、アビス・コーリングのプレイ経験はなし。
快活で人当たりがよく責任感もあり可愛いと評判の人気者の召喚士。エルダー・トレントの影響で戦力の減ったNPC召喚士達の手伝いをして評価がうなぎ登り中。
シャロがブロガーの弟子になって何時もにこにこしている事に若干のもやもやを感じている。
頻繁に告白されるが全て予約されているからと断っていたりする。
最近の日課は卵を背負ってジョギング。好きな食べ物はアイスクリーム。
シャロリア・ウェルド。
眷族【エルダー・アルラウネ(クロロン)】
十四歳。緑がかった黒髪に鳶色の目、新たにブロガーの弟子になった少女。長い髪をおさげにしている。
ナナシノの親友の召喚士。古都生まれの古都育ち。実家は小さな商店。
家事が得意で、荷物持ちから料理洗濯、お金の管理までテキパキ働く。外から見ると小間使いのように酷使させられているようにしか見えないが、本人は楽しいらしい。
一度失ったクロロンを再召喚。手伝って貰って数日で元の状態に戻ったことでブロガーへの尊敬度がマックスに。とある事情で一気にそれが好意に反転した。
ナナシノとブロガーの関係が気になって仕方がないのが最近の悩み。
首元を擦る癖ができた。
■ギルド員、その他
エレナ・アイオライト
眷族【?????(深青)】
年齢不詳。俗に言うエルフ(森聖人)の少女。長い青髪に深い青の目。
召喚士ギルド古都プロフォンデゥム支部のギルドマスターにして、『深青』の二つ名をもつ最強の召喚士の一人。
外から見るとカリスマギルドマスターに見えるがその実、天然持ち、苦労性でナイーブな一面を持つ。ただし最強。
ギルドのメンバーを我が子のように大切に思っており、皆から恐れられるブロガーの事も特に恐れていないが、できればお気に入りのアクセサリーは返して欲しい。
一人称はエレナ。『挑戦』のクエストをクリアするとラブコメストーリークエストが展開されるらしい。
あざとい所作は完全に無自覚。
ゴンズ・バザン
ギルド職員。強面の壮年の男。
依頼受付は交代制のはずなのに何故かブロガーの受付を担う事が多い。
最近、ブロガー関連でエレナに話しかけられる事が多い。
ギオルギ・アルガン
眷族【?????(もけもけと鳴く真っ赤な小羊)】
元召喚士上級パーティ、『赤獣の王』のリーダー。
第一部でブロガーに敗北し独房に収容された狂気を宿した男。
剣士に対して強いコンプレックスがあり、ブロガーに負けた事実よりも、剣士ギルドから盗み取った宝剣を奪われた事に対する恨みが強い。
独房に収容されてからも再帰を諦めず、独房の中で魔導石を貯めて『眷属召喚』を実行した初めての男。
誰からも恐れられた男だったが、最近は哀れまれている。
■剣士ギルド
イグリート・セレンソン
禿頭に入れ墨を入れた、眼光鋭い大柄の男。二つ名は『暴剣のイグリート』
【帝都フランマ】の剣士ギルドの幹部の一人であり、ギオルギに奪われた宝剣『赤風』の奪還を指示され、古都を訪れる。
優れた剣の腕と暴力性、知性を併せ持ち、剣士ギルド内では一目置かれる存在。




