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パンドラの箱  作者: 傘屋 佐菜
旅立ち
1/95

プロローグ

今よりはるか昔、ある国に一人の女神がいた。女神は強く、美しく、そして何より人望が厚かった。女神は、その大いなる力で魔物を退け、計り知れない数の人間を救った。しかし、突如現れた魔王の力により、女神はみるみる衰弱していった。自らの死と魔王による支配を予見した女神は、死の間際に己の力をその国の人間たちに分け与え、一つの予言を残した。

いずれ、女神の力を色濃く受け継いだ者たちが現れ、再び人々に平和と安息をもたらす、と。

その数百年後、「パンドラの箱」という何でも願いを叶えると言われる箱を巡って、人間やあらゆる種族を巻き込んだ大戦争が勃発した。百年に及ぶその戦いは、魔王が箱を手に入れたことで終焉を迎えた。禁断の箱を開けてしまった魔王は姿を消し、海の大部分が霧に包まれ、何人(なんぴと)たりも帰って来られない死の海に変わった。今も、その霧の中にパンドラの箱は眠ると言われている。

そして女神が予見した通り、二代目魔王により全世界がその支配下に置かれた。女神の国の人々は大量に虐殺され、人間を始めとする全ての種族は、日々魔族に怯える生活を強いられた。

二代目魔王が現役を離れ、勢力が三代目に移行された二十年後、三代目は突然の死を迎える。三代目の死により統制が乱れ、魔王政府の支配力が著しく低下した。これを機に、各地で魔王の支配に対抗する勢力が強くなっていった。

これは、そんな乱世の数奇な運命に翻弄される一人の男の物語……

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