命令に従ってください・じゃないと死
VRMMOは物凄くブームになっている。特に大人気のVRMMOは『Rainbow・ONLINE』虹色に輝く箱が届いたらもう辺り一面VRMMO色。豪炎寺終司はこのRainbow・ONLINEが大好きなのだ。
「やるぞー!今日も!」
VRMMOメガネをかけてログイン。今日も狩り日和だ。友達の河神咲と合流し早速55階へ。ここで待っていたのはボス・アポカリプス。
「狩るわよ」
「あぁ、やってやる」
巨大な苔蛸が現れた。これがアポカリプスだ。2人しかいないのでどうやって狩るのか……作戦会議はしてないのでぶっつけ本番。属性は炎がやりやすいという情報を貰ったので彼女は『炎神弐式』という弓。彼は『ファイヤ斬月』という二刀流武器。豪炎寺は『ファイヤ斬月』を解放し炎を出す。剣全体が炎に包まれたなら試合開始。アポカリプスは咆哮し墨攻撃をするが避けられる。アポカリプスは足を守るが豪炎寺に斬られる。痛そうな叫びを出した。『炎神弐式』は弓瓶を装着し矢先には炎が。『炎神弐式』が起動し目に直撃。痛そうにしていた。
「よっしゃ!このまま行けば……」
「これでラスト!」
ゲージは8本あったがアッサリいや、アッサリではないかかなり強かった。目をふたつ潰し足を切断しフィニッシュ。Congratulationsの文字が。
「ご褒美は……おっ、『龍神玉』あんじゃん!いいね」
「こっちには『龍神玉』が3個かなりレア物いえーい!」
河神は喜んだ。喜ぶ姿が可愛い。語彙力が無くなってしまうほど可愛いのだ。
「なんだってー」
☆☆☆
「もうここまでか」
苦しそうにしている。矢島透は十字架、磔の刑に……矢島は全身血だらけで嘔吐もしていた。
「誰もいねぇ。助けも来ねぇ。命令無視したらこれか」
1週間前、矢島のメールボックスに妙なメールが届いた。『女性とキスしろしなかったら磔の刑』との内容。
「くそ、女性経験ないのに……無視するに決まってる!」
矢島は握り拳したいが手に力が入らない。ここVRMMOだよなと確認しながら死を待つ。
「俺の体、どうなるんだ?」
あっちは無傷。だが、何かしらやっているのだろう。燃えている感覚もリアルだ。頭は血だらけ。これ死ぬ。
「もう無理……」
矢島は死んだ。現実の体も心臓麻痺で……
翌日
「なんだ、騒がしいぞ」
「そうね」
一旦、始まりの街・1階に来た豪炎寺と河神は騒がしい方へ。
「なんだあれ」
「さすがにNPCじゃね?」
「磔の刑だ」
おえ、吐きそうになった。あれは死体だ。NPCの死体でなんかのイベントが始まるのだろうか??それにしても悪趣味な……
「これは一体……」
豪炎寺にメールが届いた。刹那、始まりの街にいたみんなにもメールが届いた。
「なんだ、『水切りをしろでなければ包丁で刺されて死』んだ、これ」
後ろで大声で言っていたのは齋藤煉。齋藤は頭を掻きやってやると準備運動をしていた。
「おいおい、死って……ここ、VRMMOだぞ?」
豪炎寺は言った。リアルの体が死ぬわけないと。




