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ひとりぼっち(仮)の異世界放浪記  作者: 踊る兎人
第1章 とりま異世界放浪
1/6

第1話 ここどこだよ!?



初めまして、皆さん。

俺の名前は斎藤和也。26歳、血液型はB型。好きな食べ物は……まぁ、とりあえず“肉”だな。ちなみに彼女募集中でーす!


……え?自己紹介が合コンっぽい?

まぁそれは置いといて──


 


目の前に広がるのは、見渡す限りの木・木・木。

所狭しと生い茂る巨木たち、その1本1本が余裕で数十メートルはある。


完全に──ジャングルだ。


 


「ここどこだよぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」


 


──時は数時間前に遡る。


 


俺は会社の同僚たちと、いつもの居酒屋で呑んでいた。


「ま、とりあえず!無事に企画も終わったってことで──カンパーイ!!」


「「「カンパーイ!!!!」」」


 


んぐっ……んぐっ……ぷはぁぁぁ!

くぅ〜〜〜……仕事終わりのビール、マジ最高!


たわいもない話で盛り上がり、ふと気付けば時刻は23時近く。

明日も仕事だし、そろそろお開きに。


俺は家が近いこともあり、ひとりで歩いて帰ることにした。


途中のコンビニでパンと缶コーヒーを買い、いつも通り自宅の玄関へ。


「ただいまー」


鍵を開け、ドアを開けて──


 


……違和感。


 


「あれ?電気のスイッチ……どこ?」


手を伸ばすと、指先に触れたのはゴツゴツとした……木の皮?


いやいやいやいや。ここ俺の家じゃないだろ!?

玄関を振り返る。──無い。ドアが無い!!


 


……暗闇に目が慣れてきた。


最初に見えたのは、右手にそびえる巨大な木。


 


──え?

これ、もしかして……流行りの異世界召喚??


いやいやいや、でも俺、神に会ってないぞ?

てか死んでもない!転生要素ない!?


……え、俺生きてるよな?

玄関開けたら異世界って、ど〇でもドアかよ。


 


とりあえずポケットを探る。


 


【現在の所持品】


・会社のカバン(中身:書類のみ)

・タバコ&ライター

・コンビニで買ったパンと缶コーヒー


 


……絶望すぎる。

だがしかし!ライターがあるやん!火が起こせるやーん!


おっと、焦ってたらエセ関西弁になってもうた。まぁそれは置いといて……


 


問題は、火を起こすと光に引き寄せられて、動物──いや、モンスターが寄ってくるかもしれんってこと。

ってか、本当にモンスターとかいる世界なのか? いやいやマジで武器もねぇし!


 


落ち着け俺。冷静になれ。

こういう時、テンプレなら──そう、「ステータス」だよ!!


 


「ステータスチェック!!」


 


………


…………


……静寂。


 


……え?出ないの?

いや、マジで? ステータスない系??


 


この空気、めっちゃ恥ずかしいんだが……


 


──その時だった。


どこからともなく、声が響いた。


 


(ステータスをオープンしますか?)


前にクレイジーゴリラで投稿していたものになります。


アカウントログインができなくなり、新しいアカウントからの投稿になります!


前回のものを修正、加筆致しました!


出来れば毎日投稿頑張りたいと思います!

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