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ニャンルvsカーラ

今回も長め!戦闘だああああああああ!!

・・・・・・・・・・カーラの部屋・・・・・・・・・・


カーラ「あの顔と性格は軽い兵器ですね。時代が時代なら奪い合いで戦争が起きてそう…」


???「どれだけ昔の話をしてるんですか。」


カーラ「勝手に部屋に入ったんですか?シリアス。」


シリアス「カーラ様のメイドとして部屋の掃除をしていただけです。」


シリアス「顔が良いお人が好きなら将来いくらでもご用意いたしますよ。」


カーラ「相変わらずですね。顔の良さは性格に引っ張られるものですよ?」


カーラ「質の良い食事、質の良い睡眠、適度なストレス発散…」


カーラ「私は、健康で自分らしく暮らしている人が好きなんです。」


シリアス「相変わらずですね。カーラ様の性癖は…」


カーラ「性癖と聞くと皆さん変な想像をしますけど、そもそも性癖とはその人の思考や心理における生まれつきの癖のことですからね。」


カーラ「言ってしまえば困った時などに出る癖も性癖、そう考えると悪いものではないですよ?」


シリアス「少々脱線いたしましたが、明日のイベントの作戦などをお聞かせもらおうかと。」


カーラ「戦う相手は明日にならないと分からないですからね。」


カーラ「柔軟に相手をするつもりですよ。」


シリアス「旦那様の顔に泥を塗るような…」


カーラ「分かっていますよ。当然負けるつもりもありません。」


・・・・・・・・・・カーラの部屋の前・・・・・・・・・・


???(なるほどなるほど、カーラ様のメイドは家柄重視みたいですね。)


・・・・・・・・・・翌日【教室】・・・・・・・・・・


聖羅「それじゃあ私の家にワープ!」


レン「俺は俺で忙しいんだがな。」


・・・・・・・・・・聖羅の家・・・・・・・・・・


聖羅「はい、ここが私の家、闘技場の特別観覧席よ!」


特別観覧席…って、ただ椅子をどかして広い空間を作っただけっぽいなこれ。


レン「改めて見ると広いな。1000人程度なら入りそうだ。」


聖羅「そしてこれがトーナメント表!いくつかのブロックに分けて、敗者復活戦をして、最後に決勝戦をするから。」


最初に戦うのは…ま、マジか…


ニャンル「私とカーラさんですか!?」


カーラ(正直今の所1番親しみやすいのがニャンルさんなので気乗りはしないですが、雪華さんと戦う為にも、ニャンルさんの為にも、全力で相手をしなくては…)


聖羅「作戦を立てる時間なんて与えないわよ?早速行ってらっしゃーい!」


カーラ「これはテレポートの魔法…いきなりですか。」


ニャンル「あ、本当に移動した!ワーイ雪華ちゃーん!!」


元気に手を振ってるなぁ。振り返しておくか。しかしカーラの隣に居た女、メイドか?


聖羅「それでは勝負…始め!!」


カーラ(本気ではやりますけど、魔力は温存、回復してくれるとは言われてないですからね。)


カーラ「水龍よ、我が目の前に顕現しろ。」


レン「おお、水龍顕現の精霊魔法か。いつの間に教えたんだ?」


聖羅「教えてないわよ。図書室の情報だけで習得したんでしょうね。」


ニャンル「まあ突撃程度なら…あー、これは全力回避かな。」


何かを溜めているな。恐らく闘技場全てを覆い尽くす攻撃だろう。ニャンル、回避できるのか?


ニャンル「上からの攻撃、横にも逃げ場は無い…これはあれを試すチャンス!」


カーラ「やれ、水龍!」


おお、本当に闘技場を覆い尽くした。予想はしてたが魔力は持つのか?


クリスタル「精霊魔法は魔力の消費が少ないようです。」


クリスタル「基本自分以外の魔力を利用した魔法みたいですね。」


クリスタル「それと雪華様、私少し席を外してもよろしいでしょうか?」


雪華「珍しいわね。別に良いわよ。何か目的があるならしっかりね。」


クリスタル「ありがとうございます。それでは…」


さてと、避けた様子は無かったがニャンルは…


ニャンル「よっし成功だああああああああああ!!!」


カーラ「あれは…防御魔法!」


ニャンルが使える魔法は精々身体能力の強化だけだったのに…


聖羅「この戦いの意味はあの挑戦にこそあるわ。しかもいくら広範囲攻撃で威力が落ちてたとは言っても無傷で防げるほどの防御魔法…」


レン「用意された時間は1日も無かっただろうに、筋力魔力共に天性の才能があるな。」


いくら天性の才があっても1日だ。相当な努力をしたんだろうな。


ニャンル「次はこっちから行くよ!必殺!!」


ニャンル「本気の拳だああああああああああ!!!」


拳圧を飛ばしたか。カーラは離れてて、しかも飛んでいるから拳圧がカーラの所に届く時には威力がかなり落ちてるはずだが…


聖羅「獣人の基本攻撃は切り裂くとかなんだけど、あの拳圧ってどういう仕組み?」


レン「拳の空気圧を飛ばす技はあるにはあるが、あそこまでの飛距離は出ない。」


レン「しかもあのままじゃ相殺どころか普通にかわされる。」


カーラ(何かがおかしい。この拳圧には何かが…防御魔法!)


ニャンル「ニャンルのビックリドッキリボックス!猫の爪のお届けだよ!」


カーラ(拳圧が大きくなって…それにこの感じ、魔力!?)


カーラ「いたっ!そんな、防御魔法が!」


カーラ「避けられ…」


カーラ「ああああああああああ!!!」


どういう仕組みだ…あれ…

さて、どういう仕組みなのか。次回種明かしです!!

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― 新着の感想 ―
空気圧で拳圧いや、レンの発言でメタ読みだけどそれはないか……、いや、え?でも………、拳圧で押し出した空気圧の空気に魔力を流しそれを具現化すれはあるいは……、?いや…え?どうなんだ……?
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