表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/14

スキル渡し

遂に来るかチートスキル!?やっぱり転生にはチートが必須なわけですが果たして…

私は今日5歳になった。今まで気にしてなかったが、思ってた以上に自分の見た目は外国寄りだった。

白い髪に白い目、もはやアルビノと言いたくなるレベルの白さだ。

現在私達は、クリスと一緒に教会へ向かっている。父上と母上は先に準備を死に向かったようだ。


雪華「クリス、私の見た目って周りとは違って真っ白だけど、普通の事なのか?」


クリスタル「そうですね、珍しくはありますがたまに見ます。」


クリスタル「女神の奇跡とも呼ばれます。白く産まれた人達の多くが強力なスキルを渡される為です。」


雪華「そう…ねえクリス、こっちでは殺人ってどういう扱いになるんだ?」


クリスタル「それは宗教的な話でしょうか。」


クリスタル「女神様の教えとして、食べる為の殺生は許されるようです。」


クリスタル「しかし殺人はいかなる理由があろうとも許されません。魔族はセーフみたいですよ。」


雪華「前々から思ってたんだけど、クリスって女神様が嫌いなのか?」


クリスタル「女神様の教えは好きではありません。仕方ない事情で人を殺めてしまった方もいるはずです。」


クリスタル「そういう人達を全て地獄へ落とすというのはあまりにも…」


雪華「もう大丈夫だよ。そうだな、こんな世界だからな。」


雪華「あれ?でも流石に犯罪を犯したら罪によって死罪にはなるよな?」


クリスタル「あ、はい。流石にそれは教会からも許可されております。」


正式な刑ならオッケーで非正規で殺めたらアウト、やっぱり女神をぶん殴って語らう必要があるようだな。


クリスタル「お嬢様…私に心を開き、ティアラ様のように喋り方を…」


雪華「分かってる。協会ではこの喋り方でしょう?」


クリスタル「すみません、少しの辛抱です。」


・・・・・・・・・・教会・・・・・・・・・・


雪華「あら、お兄様も来てたの?」


蛇風「ああ、我が妹の晴れ舞台だからな…相変わらずムズムズする喋り方だな。」


レイン「お兄ちゃん?人目も多くなるんだから軽々しく言わない。」


蛇風「お前はその喋り方を崩さんのにか?」


レイン「私は冒険者だから良いのー!」


ティアラ「あ、神父様が来たわよ。」


雷の儀式はどうやって行るんだろうか。


神父「それでは始めます。雪華・ウィリー、こちらへ。」


まだ人が集まり切ってないのに始まるのか、しかもこの神父…どう見ても女なんだが?

こいつ、まさか…


雪華「はい。」


とりあえず教わった通りにやるか。まずは感謝の言葉を…


雪華「女神様、その使いの神父様。今日は私の成長の為に…」


神父?「はーい、それじゃあスキルを渡しまーす。」


雪華「周りは…うん、見事に反応無いな!お前女神だろ殴らせろおい!!」


女神「私は今神父の身体を乗っ取って話しかけてるだけだから意味無いわよ。」


女神「ちなみに周りの人間達は魔法で認識を狂わせてるだけだから、普通に神父が儀式をしてるように見えてるわよ。」


雪華「何で直接来た。殴られる前に語らう気になったのか?」


女神「いや、嘘の宣誓をさせたくなかっただけ、私を殴りに来る挑戦者に。」


女神「本音の宣誓を、今ここでしてもらう為に私が来たの。」


雪華「お前を殴って語らって、最後の最後まで意見が合わなかったら喧嘩だ喧嘩!」


雪華「私が勝って必要なら世界だって作り変えてやるよ!!」


女神「それでこそ挑戦者、ではこれにてスキル渡しは終了です。」


神父「雪華・ウィリーのスキルは…こ、これは…!?」


男の神父に戻った。しかも何事も無く…流石は女神、この世界のルール。


神父【女神への一撃(ゴッデスインパクト)


ティアラ(女神への一撃、流石は僕のプリンセス。)


流石に周りはざわついてるな。まあ無理もないか。

この礼もしてやる。待ってろ女神。

まさかのスキルでしたね…まあ目的と言えば目的なんですけど…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ