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今の限界とこれからの目標

何だかんだでこの小説も続きますねぇ…動画の方も見てね?ゆっくり雪チャンネルだからね!?

あれから私は注目の的になったわけだが、出かける時は幻影魔法で変装しながら買い物買い物。


クリスタル「雪華お嬢様、この間は加勢していただきありがとうございます。」


クリスタル「ですがお嬢様、恐らくお嬢様の今の限界はあそこまでです。」


雪華「どういうこと?」


クリスタル「そもそもお嬢様の歳で魔法を使えるという事例の方が少ないのですが、魔力は年齢に比例して扱いやすくなります。」


クリスタル「若い内は魔力の流れが悪く、10歳で魔力の流れが完全に開かれます。」


クリスタル「そこからは才能、努力次第になります。」


雪華「なるほど、確かにエアガンのスピード、私のは母上よりも遅かった。」


クリスタル「エアガンですか、ティアラ様もですが魔法の名付けが独特ですよね。」


あ、確かにこの世界にエアガンなんてあるわけないか。鉄砲とかはありそうだけど…


クリスタル「それとお嬢様、あと2年もすればお嬢様には女神様からスキルが渡されます。」


スキル?というか女神だと!?


雪華「め、女神様からスキルを渡されるの?」


クリスタル「はい、それによって差別なども生まれますが、弱いスキルでも役には立ちますよ。」


ま、まずい…私女神に喧嘩売っちゃったからなぁ。


雪華「た、楽しみだねうん!」


クリスタル「急に子供っぽくなりましたね。」


・・・・・・・・・・書庫・・・・・・・・・・


雪華「母上、これからどうすれば良い?」


ティアラ「そうだね、魔力の流れ、魔力回路って呼ばれてるんだけど、10歳の時に備えて魔力量を増やし続ける事だね。」


ティアラ「あとは知識、とりあえず5歳までにここにある半分の本は見よう。」


ティアラ「そして10歳の時までに顔を広げておこう。」


ティアラ「仙風とかは絶対雪華のこと気に入ると思うよ!」


雪華「そういえば聞けてなかったけど、この領地の名前と他の領地の状況って…」


ティアラ「ここはウィリー領、基本は分かりやすいように名字が充てられるね。」


ティアラ「他の領はレア、ミディアム、ウェル、ウェルダン、エキストラ…」


雪華「いや肉の焼き加減じゃん!」


クリスタル「お肉の焼き加減をその様に呼ぶのですか?」


ティアラ「まあ…そう呼ぶ所もあるみたいだね。」


ティアラ「で、その領地の中心にあるのが国王が治める都市。」


ティアラ「ちなみに、前に言ったかもだけど雷に領地は無いよ。」


雪華「あ、1つ母上に話しておきたい事があるんだった。」


雪華「悪いけどクリス、外してくれる?」


クリスタル「分かりました。では20分ほどで戻ってきますのでそれまでに…」


…よし、クリスは行った?隠れて聞いたりなんかはしてないよね。


ティアラ「どうしたんだい雪華。」


雪華「母上…一応確認なんだけど、私はこのままだと女学園に行くんだね?」


ティアラ「そうだよ?そこで品格を身に付けて社交界とかで結婚相手を…」


雪華「私、女性が好きなんだよね…」


ポク・ポク・ポク・・・チーン


ティアラ「なるほど?僕は良いけど女学園に行くのはワンチャンまずいか。」


雪華「そう、ワンチャンまずいんだよ。」


ティアラ「もういっそのこと彼女でも作れば?」


雪華「恋愛経験ゼロの私にどう彼女を作れと?」


ティアラ「成績が良かったらモテるよぉ?」


雪華「うん、実際学生時代はモテてたし尊敬もされてたけど当時の私は真面目で…」


ティアラ「あー、学生時代真面目は彼女できづらいよねぇ。」


ティアラ「ちなみに好みのタイプは?」


雪華「頑張り屋で芯がある人。」


ティアラ「ハードル低いね!根が平和なのが伝わってくる!!」


・・・・・・・・・・2年後・・・・・・・・・・


クリスタル「お嬢様、今日はスキル渡しの日です。」

さあ遂にスキル習得!!どうしようかなぁ、10歳編やってから学園編に移動するか迷うー

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