救った子供、落ちた地獄…
自分ゆっくり雪チャンネルってチャンネルで動画投稿してるんですけど、ふと気が向いたので動画と同じくアドリブで話を考えてみました!
文など拙い点はありますが、優しくアドバイスを貰えたらと…
あ、ストーリーの内容は僕が好きでやってるので色々言わないでもらえると嬉しいです!
皆は、何をすれば地獄へ行くと思う?
犯罪を起こしたら…?自殺したら…?何か悪いことをしたら…?それとも、善行と悪行の天秤で決まる…?
どれも違う、答えはシンプル、人を殺した時だ。
どんな善人だろうと例えば自己防衛で人を殺したら地獄行きだし、どんな悪人も人さえ殺さなければ天国行き。
私がその理不尽な事実を知ったのは、ついさっきだ…
『遡ること1時間前…』
雪華「大丈夫よ皆!いつかきっとカッコいい刑事さん達が乗り込んで犯人をボコボコにしてくれるわ!」
私は保育園の先生だった。そこに銀行強盗に失敗して逃げてきた犯人が乗り込んできた。
立て籠もり…犯人達は警察と何やら話し込んでいた。この馬鹿みたいに大きな声が届いてた可能性もあったが、私は子供達の怯える顔をこれ以上見ていられなかった。
【確保!!】
…と、大きな声が聞こえた。犯人は警察によって取り押さえられる…直前だった。
犯人は狂った獣のように子供達に向かいナイフを突き刺そうとした。私は思わず飛び出し、犯人が立て籠もる前に工作に使っていたハサミで犯人を刺した。
その瞬間、私の記憶は途切れた…
雪華「ん…んん…こ、ここは…どこ…?」
白い砂がキラキラと輝き、太陽はどこにも無いのに明るかった。そして目の前からゆらゆらと人形の何かが近づいてきた。
真っ白な生物?「ここはあの世ですが、お決まりのこれは夢だだの時間を食うような事を言ったら怒りますから。」
雪華「は、はい…刺されて死んだのは覚えています。」
真っ白な生物?「端的に言うと貴女は地獄へ行きます。」
雪華「じ、地獄!?私何かしましたか!?」
真っ白な生物「この世界は、人を殺したら地獄行きなんですよ。最初に言っておきますが、誰を守った救ったは関係ありません。」
当時の私は、さぞ取り乱してただろう。そして、嫌な予感が過った。
雪華「…もしかして、あの立て籠もり犯は死んでも地獄には行かないんですか?」
真っ白な生物?「あー、あの人間は先程服毒自殺を行い天国へ行きました。あの人は殺人はしてなかったので。」
雪華「そ、そんなのって…私は何で死んだんですか!?」
真っ白な生物?「警察が犯人の殺人を止めようと銃を撃ち、貴女はその流れ弾で死んだようです。」
今振り返ってもなかなか納得がいかないな。私は何の為に救ったのか、見殺しにすれば私は天国へ行けたのだろうか、情けない話、そんな考えも過った。
真っ白な生物?「…貴女みたいな人間は沢山見てきました。仕事のは仕事なので全て地獄へ落としてきましたが、全ての人間にこうアドバイスしてきました。」
【正気さえ保っていれば、転生時その記憶は引き継がれる。】
転生?意識?引き継ぎ?そんな事を当時の私が思考できるわけもなかった。
気づけば私は、地獄の炎で焼かれていた。
いかがでしたでしょうか?ちなみに裏話なのですが、謎の白い生物は僕が数秒で考えた何となくこんな奴らが管理してそうだなぁという勝手なイメージです!




