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第86話 最初の依頼

本日更新分です。


宜しくお願い致します。


漫画が大好きなので、夢は大きく書籍化です。


感想や評価頂けたら励みになりますので宜しくお願い致します。

 則子さんが転生したから一晩がたった。


「さて、まずはコミニケーションからか」


 別に則子さんに見えるわけじゃないけど、女神らしい服に着替えてっと。


「よし、バッチリ!!」


 服も着替えてやる気全開。

 さっそく大鏡の部屋に行き……。

 

「長塚則子!!」


 則子さんの姿を映し出した。


(さてと、則子さんは今なにしてるのかな? って、まだ寝てる!!)


 時間軸は同じはずだから、そろそろ十時頃なのに……。

 まぁ、私も八時頃まで布団から出られなかったけど……。


「則子さん、則子さん、朝ですよ〜」


 って、私は目覚ましか!!


「んっ、ん〜、女神さ……ま……くぅ〜」


「寝るな!! 起きろ〜!!」


 朝弱い子だったのか。

 なんとか起き出した則子さん。

 顔を洗って着替え出した。

 もちろん、則子さんが着替えだす前にナナさんがいるかのチェックはしている。


「お待たせしました女神様」


 ようやく準備が終わったか。


「えっと、いろいろやる前に則子さん、貴女の事をもっとよく教えて」


 まずは相手を知る事から始めないと。


「はい。でも、私はダメダメなんです。運動音痴だし、臆病だし、朝弱いし……」


 うん、ダメダメだ。


「他には?」


「唯一の取り柄って言えば、勉強だけは出来ます。この前も全国一位でしたから」


「全国一位!! 私なんて学生時代は下から数えた方が良いくらいだったのに!!」


「えっ? 学生時代?」


 あっ、しまった。

 前世の事は秘密にしないと。


「あ〜、女神学生時代って言うか、その〜、なんていうか〜」


 女神学生時代ってなんだよ私!!


「そうなんですね、きっと女神様の学校はレベルが高いんですよ。私なんかじゃとてもいけそうもないです」


 う〜、そんな事ないよ〜。

 普通の学校なんだから〜。

 でも、頭は良いのか。

 それは武器になるかも……。


「分かった。じゃあ、ギルドに行って依頼を受けてみよ。何事もチャレンジだよ」


 その言葉にビックリしていたが、すぐに行く気になったようだ。


「えっと、これが依頼のボードみたいですよ。見えます?」


「あ〜、見える見える」


 則子さんの前にあるボードにはいろいろな依頼が張り出されていた。


 モンスター討伐から、剣や魔法の家庭教師等様々だ。


「あっ、右上から二番目のやつなんてどう? 


 それは、町の周りに生えている薬草を十本

採取してくる、いわゆる採取クエストだ。


「……でも、外に行くのは……」


「大丈夫、私も見てるから」


 見てるだけでなにも出来ないけど。


「分かりました。私、これを受けます」


 まぁ、仕事をしないとお金なくなるし、受けて貰わないといけないから良かった。


 でも薬草採取からって……、難しいゲームをやり始めた気分だ。

お読み頂き、ありがとうございます。


この作品を『おもしろかった!』、『続きが気になる!』と思ってくださった方はブックマーク登録や↓の『☆☆☆☆☆』を『★★★★★』にして頂けたら嬉しいです。



よろしくお願いします!

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