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第84話 ミリンとレモンに相談

本日更新分です。


宜しくお願い致します。


漫画が大好きなので、夢は大きく書籍化です。


感想や評価頂けたら励みになりますので宜しくお願い致します。

(ナナさんはダメだったけど、確かに相談する事は良いことだ)


 今回は頼れる仲間はいないみたいだし、他の女神の意見に耳を傾けるのは良いと思う。

 考えながら歩いているうちにリビングに来てしまった。

 そこには、お菓子とジュースに囲まれたミリンと、ソファで寝ているレモンがいた。


「ふぁ、フォゾミ〜」


「口の中の物を無くしてから喋って!!」


 ミリンは飲み込むような動作をした。


「ノゾミ〜、今回はあんただけなんだからしっかりやんなさいよ〜」


 ミリンからこんな事を言われるなんて……、やはり先輩女神なだけはあるのだろうか。


「ノゾミが次の世界も救えば、私達はもっといい暮らしが出来るのよ!! だから私の為に頑張りなさい」


 前言撤回、やはり駄目女神だ。

 でも、相談はしてみるか……。

 どちらかと言えば、寝ているレモンに相談したいけど。

 レモンなら占いがあるのだから。


 それでも私はミリンに現状を話した。


「あ〜、なるほど……、それを打開出来るのは一つしかないわね!!」


「えっ、あるの?」


 まさか打開作があるなんて。


「それは!! ノゾミ!! 貴女が一から百まで面倒を見ることよ!!」


「えっ?」


 ちょっと待って、意味が分からない。


「そんな駄目な子が普通に世界を救うなんて無理!! でも、幸運にも二回も世界を救った女神ノゾミが担当なんだから、ノゾミがしっかり面倒をみてあげれば解決よ!!」


 自信満々に言っている。

 本気なんだろうけど……。


「えっと……、あっ、ありがと……」


「どういたしまして!! これで世界を救った女神ノゾミになって、そのノゾミに的確にアドバイスをした私がノゾミより良い評価を受けるわけよ!! そしたら、更に豪華なお菓子とジュースが!!」


 うん、もうこの女神はほっとこう。

 レモンは起きる気配はないし、どうしたら良いんだろう。


「エリア様に相談なされるのはいかがでしょうか?」


 シロからのアドバイスだった。


「エリア様か!! その手があったか!!」


 確かエリア様ならいい案をくれるかもしれない。

 私はさっそくエリア様に相談する為に、女神管理組合に向かう事にした。

 

 今回は直接繋いでもらってっと……。


 一瞬で到着した。


「あの〜、女神ノゾミですが、エリア様にお会いしたいのですが?」


 受付の人に言わないといけないのが面倒くさい。

 

「あ〜、すみません。エリア様は外出中です」


「えっ!! 何処に行かれたのか分かりますか?」


 則子さんの為にも、相談は早くしないと。


「少々お待ち下さい……、あっ、エリア様はノゾミ様のご自宅に向かわれたそうです」


 えっ、うちに!!

 入れ違いになってしまったのか。

 私とシロは急いで戻ることにした。



お読み頂き、ありがとうございます。


この作品を『おもしろかった!』、『続きが気になる!』と思ってくださった方はブックマーク登録や↓の『☆☆☆☆☆』を『★★★★★』にして頂けたら嬉しいです。



よろしくお願いします!

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