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第76話 女神神界温泉二日目 2

本日更新分です。

二章終了になります。

次回更新は三章準備の為、10月23 日から再開とさせていただきます。

楽しみにしていただいている方、すみませんが少しお待ち下さい。


宜しくお願い致します。


漫画が大好きなので、夢は大きく書籍化です。


感想や評価頂けたら励みになりますので宜しくお願い致します。

「美味しかった〜!!」


 お昼食べた、神聖肉のステーキの味が忘れられない。

 食べた事のない歯ごたえ、表現出来ない味。

 あれは元の世界でもトップクラスの味ではないだろうか?

 ミリン達も美味しいって言って、満足しているみたいだし、あまり食べられない珍しい物なのだろうか?

 まぁ、それはさておき、もうすぐお祭りの時間だ。

 また元の世界のお祭りを再現しているらしく、屋台等も出るらしい。


(思い出すな〜、子ども頃にお母さんと行ったお祭り)


 りんご飴にわたあめ、かき氷に、水飴、ラムネを飲んだりもした。

 って、食べ物の記憶が主だった。

 くじ引きや射的、金魚すくい等もやったけど、思い出は食い気が勝つのかな?

 

 ドンドンドン


 太鼓の音が聴こえてきた。

 お祭りが始まるようだ。


「皆行こう!!」


 子供に戻った気分だ。

 ミリンとレモンは屋台に向かって走っていった。

 想定の範囲だ。

 ナナさんは見当たらないけど、どうせ何処かの影から可愛い子を観察しているんだろう。


「ノゾミ様、あちらの焼き串等いかがでしょう?」


 焼き鳥のいい匂いがする。

 子供の時にはあまり食べてないけど、今なら食べたい。


「焼き串ニ本ください」


「えっと、二本で良いのかい?」


 屋台のおばちゃん女神は疑問形で聞いてきた。

 良いも何も二人しかいない……っていつの間に!!

 そこには、ミリン、ナナさん、レモンがいた。

 

「……五本にしてください……」


「あいよ!!」


 出来たての焼き串を貰った。


「ノゾミさいこ〜」


「焼き串はぁ〜、美味しいぃ〜」


「食べ歩きも自堕落だよね?」


 三人は焼き串をとってまた何処かに行ってしまった。

 まるでハイエナのようだ。


 それからも食べ物を買うたびに皆が来たが、お祭りなんだから許そう。

 

(これ、エリア様に言って経費って事にならないかな?)


 ちょっと使いすぎた気がするからだ。


 しかし、その後も何に使うか分からない女神お面を買ったり、くじ引きをしたり、射的をしたりしてお祭りを楽しんだ。

 子供の時のように思いっきり楽しんでいた。

 シロも私と一緒に楽しんでいるようで良かった。

 その後、女神神輿という物が辺りをまわって戻ってきた。

 完全に普通のお祭りだ。

 でも楽しければなんでも良い。


 明日には家に帰るのだけど、帰りたくなくなるくらいの楽しさだ。

 料理は美味しいし、温泉も最高。

 お祭りでは子供の気分に戻れたし……、エリア様には感謝しかない。


 その後も楽しんで、旅行最後の夜が更けていった。



お読み頂き、ありがとうございます。


この作品を『おもしろかった!』、『続きが気になる!』と思ってくださった方はブックマーク登録や↓の『☆☆☆☆☆』を『★★★★★』にして頂けたら嬉しいです。



よろしくお願いします!

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