第61話 緊急会議
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「皆さん急な集まりありがとうございます」
緊急性の高い事なのだが、こんなにも早く集まってもらって、感謝しかない。
「それは構いませんが、どうしたのですか?」
最初に質問してきたのは一級女神リポだ。
「おおかた、あの新米女神ちゃんの転生者が倒されちゃったとかだったりして〜」
「モエナよ、口の聞き方には気をつけるのじゃとなんど言わせるのじゃ」
五級女神チヨと四級女神モエナは相変わらずの会話をしている。
「確かに今回の緊急会議はカラドリスの事だが、女神ノゾミがなにかしたわけではない」
まずはノゾミのせいではないと念を押さねばならなかった。
「では、何故集まったのですか?」
「それは……、カラドリスの四天王の二人がこの女神神界に現れたからなのです」
「「「「「なんですって〜!!」」」」」
全員がハモった。
「どう言う事ですか!!」
まぁ、そう言う反応になるか。
「詳しい事は分からぬのだ。なので緊急会議を開いたのだ」
「なるほど……ですが、異世界からこの女神神界に来るなどありえません!! はっ、まさか神界の連中が絡んでいると……」
「……神界か、可能性としてはゼロではないだろが……」
流石に神界の連中もそこまではしないと思うのだが……。
「いや、魔界の可能性が高いのではないでしょうか?」
二級女神レブルは魔界の可能性と言ってきた。
「魔界ですわ。魔界はもう数万年も前に関係を絶った場所ですわ」
三級女神オロンは魔界はないと言っている。
「落ち着け。私はレブルよ、そなたの意見こそが正解ではないかと考えている」
「そっ、そんなですわ……」
魔界は残虐な性格な魔族と言う者の世界だと伝え聞いている。
数万年前に、この女神神界と神界が協力し封印したとも……。
その封印が解けたのか?
「そこで、魔界関係の事を早急に調べてください。それと魔界の門の調査もお願い致します」
「分かりましたけど、エリア様は何するんですか〜?」
もちろん私もする事はある。
「私は念の為に神界を調べます。全員気を付けて調査にあたってください。もし危ないと感じたらすぐに中止し、私に報告を!!」
「はい、エリア様!!」
「お任せくださいですじゃ」
「細心の注意を払って調べますですわ」
「任せて〜」
「御意」
後は、女神ノゾミが魔王からなにか情報を得られれば……。
(しかし、この女神神界にいったい何が起こり初めてしまったのだろうか……、それと、美浜冬子さん……、あなたはどうしていますか……)
黒の剣士に連れて行かれた冬子の事はやはり気になります。
でも、今は急いで神界の情報を調べないといけませんね。
私達はそれぞれ行動を開始した。
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