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第56話 女神VS四天王2

本日更新分です。


宜しくお願い致します。


漫画が大好きなので、夢は大きく書籍化です。


感想や評価頂けたら励みになりますので宜しくお願い致します。

「ウォーターキャノン」


 エリア様の水魔法が、突進してくるフユコに襲いかかる。

 相手は火なのだから水で消してしまえば良いと言う事だ。


「水なら俺様だ!! 水操作&水食い!!」


 エリア様のは放った水を自分の方に向けてしまった。

 更に、その水を飲むのではなく食べてしまったのだ。


「くっ!!」


「ほら、よそ見している場合?」


 フユコの爆炎パンチがエリア様に迫っている。

 

「間に合わない!!」


 私の位置からは攻撃を阻止出来ない。

 仮に近い位置にいても私の力は回復なのでなにも出来ないけど……。

 いや、そんな考えでは駄目だ。


「水よ降り注げ!!」


 ナナさんがフユコの真上から大量の水を浴びせた。

 そのおかげで纏っていた爆炎は消えて、ただのパンチになった。

 

「底上げ強化〜」


 レモンもエリア様になにかしている。

 確かレモンの力は強化だ。

 エリア様がしてくれた強化の上から重ねしたのか?

 そのおかけでなのか、エリア様はギリギリの所でパンチを避けた。


「雑魚女神かと思ったけどやるようね? ならまずは……」


 エリア様から狙いを変えたのか、ナナさんの方を向いた。

 

「俺様が本当の水の使い方を教えてやるぜ!! バブルボムウォーター」


 無数のシャボン玉みたいな水が私達の周りをフワフワと浮き始めた。


(確かあいつ、今、バブルボムウォーターって言ったよね? てことは……)


 水爆弾だ。


「気をつけ……」


「気をつけなさいよね。水爆弾よ!!」


 私が言おうとした所、ミリンに横取りされた。

 てか、ミリンも気が付いていたなんて。

 流石は先輩女神なのだろう。

 

「まだよ!! ヒートエアー」 


 フユコが何かの魔法を使ったようだ。

 しかし、さっきまでと違いなにも出ていない。


「いい事を教えてあげるわ。私は元転生者。つまり元は日本人なの。だから知ってる、水が熱せられるとどうなるかを……」


(水が熱せられる? えっと……ヤバい!!)


「全体継続回復、それとシロ、全力防御を!!」


 水が熱せられるの正解は、水蒸気爆発だ。

 フユコの魔法は空気を高温に温めると言う魔法なのだろう。


「ちっ、知ってたか、だがもう遅い!!」


 周りのシャボン玉みたいな物が急激に膨れ上がっている。


 ドドドッガァ〜ン!!!!!!


 連続でシャボン玉爆弾が破れて大爆発を起こしていく。

 

「やったわ!! あの目障りな女神を倒したわ!! アキオのおかげよ!!」


「これくらいでくたばるなんて、雑魚だったな」


「ケホケホ……」


「えっ?」


「冬子さん、このくらいでは私達は倒せませんよ!! 仮にも特級女神ですので」


 爆発の瞬間、エリア様が風魔法を使い、シャボン玉を離れた場所に移動させてくれていたのだ。

 おそらく直撃していたら、シロと私の魔法だけじゃ防げないで全滅していただろう。


「私達ぉ〜、舐め過ぎですぅ〜」


「私の占いの結果が出たわよ。あんた達は敗北する」


 いつの間に占ったんだ。

 でも、レモンの占いなら信じられる。

 そうと分かればもう怖くない。


「冬子さん、どんな事があったのか分かりませんが、女神として、四天王のあなた達を倒します。そして、事情を聞かせてください」


「ノゾミ様の言う通りです」


 シロも賛成してくれている。


「道を踏み外してしまった転生者、美浜冬子さん!! 担当女神としての責任を果たさせてもらいます」


「おいおい、俺様もいるんだぜ」


 自分は置き去りかと言わんばかりのアピール。

 確かに水のアキオには話しかけてなかった。


「ナツオさんも覚悟してください」


 私は申し訳ない感じでナツオさんにも声をかけた。


「……哀れむんじゃねぇぜ!! フユコ、皆殺しにするぞ!!」


「ええ!!」


 ここからが本当の戦いの始まりだ。

 


 

 


 

 


お読み頂き、ありがとうございます。


この作品を『おもしろかった!』、『続きが気になる!』と思ってくださった方はブックマーク登録や↓の『☆☆☆☆☆』を『★★★★★』にして頂けたら嬉しいです。



よろしくお願いします!

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