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第51話 突然の訪問

本日更新分です。


宜しくお願い致します。


漫画が大好きなので、夢は大きく書籍化です。


感想や評価頂けたら励みになりますので宜しくお願い致します。

 ピンポーン


 誰だろう?

 高木さん達の試合が終わってあまり時間が経ってないので、ゆっくり休みたいのだけど……。


(まぁ、シロが迎えてくれるから私は少し寝ようかな?)


 そう思いベッドに横たわった。


 ガチャ


 ベッドに横たわって数分もしないうちに部屋のドアが開いた。


「今は眠いから、寝かせて〜」


「それどころじゃありません。ノゾミ様、起きてください」


 この声はシロ?

 何事?

 そういえば、誰か来たんだっけ?

 それと関係している?

 私は目をゆっくりと開けてみた。

 部屋にいたのはシロと……、エリア様!!

 私はベッドから飛び起きた。


「エリア様!! 失礼しました」


「良いのですよ、おやすみの所に私が来てしまって申し訳ありません」


「そんな、頭を上げてください」


「ねぇ〜、新しいお菓子仕入れてくんな……」


 ミリンが何か言いながら部屋に入ってきたが、エリア様を見て止まってしまった。

 その後、すぐに逃走を始めたが、もちろん無駄だ。

 速攻で捕まってしまった。

 その後、床に叩きつけられ拘束された。


「なんで、婆……いや、エリア様がいる……いや、いらっしゃるのよ」


 うん、この後はお説教かな?


「それはカラドリスに、新人女神のノゾミを送り込んでしまったからですよ」


「えっと、それが何か?」


 まぁ、新人に無理難題な仕事を押し付けてるんだから気が引けてきたのかな?


「女神ノゾミが上手くやっているのは分かっています。今までの女神達ではここまでの展開は出来てなかったからです。もう、このカラドリスを救えるのは女神ノゾミ、あなたしかいないと確信しました」


 いや、そんな確信されても……。


「それはこの私がいるから当然でしょ」


 床に伏せられているミリンがドヤ顔をしている。

 ミリンも活躍している事は事実だけど。


「あなたは黙っていてください!!」


 エリア様もミリンには感情的になるようだ。


「少しお待ちください」


 エリア様はミリンを連れて部屋を出ていた。


 暫くして物凄い音が聞こえてきて、数分後になりやんだ。


「お待たせしました」


 エリア様がスッキリした顔で帰ってきた。


「あっ、あの〜、ミリンは……」


「女神補佐ミリンは自室に戻りましたよ」


 そう言っているエリア様の笑顔が怖い。


「そうですか……」


「はい、それで本題なのですが、しばらくここにとどまり、女神ノゾミの仕事ぶりを見学したいのです」


「……はい?」


 今、エリア様はなって言った?

 ここにとどまる?

 しかも、仕事を見学する?

 つまり本社から社長が来て、私の仕事を見るって事だ。


「これは強制ではありませんので、断ってもらっても構いませんよ」


 うっ、ここは断る一択だけど……。


「いえ、大丈夫です……」


 NOと言えないブラック社会人生活のせいで断れなかった。

 これで、暫くはおかしな事は出来ない。

 特に前に買った本なんて絶対に見せられない。

 私は部屋の本棚に目を向けた。

 まぁ、二重棚にして隠してあるからバレないと思うけど……。

 仕事の心配より、そっちの本がバレないか心配だった。


 

 

お読み頂き、ありがとうございます。


この作品を『おもしろかった!』、『続きが気になる!』と思ってくださった方はブックマーク登録や↓の『☆☆☆☆☆』を『★★★★★』にして頂けたら嬉しいです。



よろしくお願いします!

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