第45話 まさかのダンジョン攻略決定
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帰ってすぐ、レモンに占ってもらった。
結果は、女神管理組合に行くのが吉と出た。
「女神管理組合に行くなら、女神モールで行って欲しかったんだけど……」
「そんな事言っても、私はここじゃないと占えないの」
いつから場所が決まったんだ。
確か占う事の関係がある場所だって言ってなかったか?
まぁ、とりあえず女神管理組合に向かわないと。
女神管理組合といえば、エリア様だ。
「ノゾミ様、エリア様ならこちらの直通電話が使えますよ」
いつの間にこんなものを。
「先ほど買っておきました」
いつの間に……。
シロは私と一緒にいたのに、いつ買ったのだろうか?
まぁ、買い物に熱中してたから気がつなかっただけなんだろうけど。
「助かるよシロ」
「ありがとうございます」
さっそく電話をかけてみた。
「もしもしノゾミですけど……」
「女神ノゾミですか? どうされましたか?」
電話には驚いてないようだ。
「あの〜、突然の電話に驚いてないのですか?」
「電話を用意してください、とお願いしたのは私ですから」
そうだったのか。
「ところで、ご要件は?」
「あっ、はい」
私は事情を説明した。
「なるほど……、なら女神図鑑が必要ですね……」
「女神図鑑ですか?」
女神図鑑って、なんだろう?
「女神図鑑は、担当女神が触れば、その世界の転生者以外の情報が見れる物です。魔物の情報等も見れるので、凄い物なのですが……」
歯切れが悪い。
「なにか問題があるのですか?」
「はい、実は女神図鑑は厳重に封印しているそうです」
「封印?」
「はい、女神神界にある女神大図書館の地下に広がるダンジョンの奥に封印してあると伝え聞いてます」
「ダンジョンですか!!」
ダンジョンと言う言葉に胸が躍った。
女神神界にあるダンジョンなら、女神である私が冒険出来るんじゃないか。
「そこは初代の女神様がお遊びで作られたダンジョンで魔物等も出ると聞きます」
それは素晴らしい。
女神になったから、転生者を指を咥えて見るしか出来なかったけど、冒険者みたいな事が出来るなんて……。
妄想が止まらない。
「あの〜、女神ノゾミ。大丈夫ですか?」
「はっ!! 大丈夫です。エリア様、さっそく女神図鑑を取りに行きます」
「そうですね。あなたには必要になる物だと思いますから許可します。では、準備をし、全員で女神大図書館にいらしてください。六人でダンジョン攻略をします」
六人?
「私、シロ、ミリン、ナナさん、レモンの五人じゃないのですか?」
「それと私です」
「え〜!!」
なんとダンジョン攻略にエリア様がついてくるみたいだ。
これは気が抜けなくなった。
私はエリア様からの命令と伝え、他のメンバーをしぶしぶ了承させ、女神大図書館二向かった。
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