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第192話 地下2階

本日更新分です。


宜しくお願い致します。


漫画が大好きなので、夢は大きく書籍化です。


感想や評価頂けたら励みになりますので宜しくお願い致します。

 ミリンの活躍って言うのがちょっと癪だけど、ネズミ軍団を退ける事が出来た。


「あっ、あそこ見て!!」


 レモンが奥を指さした。

 良く見てみると、階段らしき物がある。

 地下に進む階段のようだ。


 近付いてみると、やはり地下に進む階段だった。


「てか、地下なんてあるんだ……」


 ミリンがボソッと言った言葉が聞こえた。

 まぁ、ミリンはほっておくとして、確かにまだまだ下がありそうな感じがする。

 叫び声も所々で聴こえてきたが、ダンジョン内だと言うのにの、まだ遠くにいる感じの声だった。


「とにかく降りないと始まらないだから、行こ」

 

 私は率先して階段を降りた。


「はいはい、この全知全能な女神の私がいないとダメなノゾミについて行ってあげるわよ!!」


 誰が全知全能の女神だ?

 そんな人はこのメンバーにはいない。


「まぁ、世界を救った私達ならこんなダンジョンなんて余裕よ!!」

 

 ちょっ、レモン!!

 それは明らかなフラグなんじゃ?


「そうよぉ〜、余裕よぉ〜」


 いやいや、ナナさんまで。

 これはかなり警戒して進んだほうが良いかもしれない。

 

 2階も苔みたいな物が光っていて明るい。

 おそらくどの階層も同じなのだろう。


「とりあえず注意し進もう、って言ってるそばからそこ!!」

 

 ミリンが走って前に進んでいる。

 

「痛」


 ミリンが何かにぶつかって倒れた。


「ちょっ、ミリン大丈夫?」


 私達が急いで駆け寄ろうとしたが、止まった。

 それは、ミリンがぶつかった者を見たからだ。

 それは巨大なクマみたいな者だったからだ。


「がっがぉ〜!!」


「うわぁ〜!!」


 いきなり吠えられ叫び声をあげてしまった。


「ミリン早く!!」


 今一番危ないのは巨大クマのすぐ近くにいるミリンだ。


「ちょっ、待って……、腰が……」


 びっくりしすぎて腰が抜けたようだ。


「任せてください」


「シロ!!」


 シロはミリンの所まで飛んでいき、そのまま、ミリンを私達の方に投げ飛ばした。

 本当に、何処にそんな力があるんだろうか?


 ドカ〜ン


 ミリンはそのまま壁に激突した。


「あっ、着地まで考えてませんでした」


 ミリンは私達の近くでダウンしてしまった。

 つまり、ミリンを除いたメンバーで、この巨大クマを倒すしかないのだ。


 



お読み頂き、ありがとうございます。


この作品を『おもしろかった!』、『続きが気になる!』と思ってくださった方はブックマーク登録や↓の『☆☆☆☆☆』を『★★★★★』にして頂けたら嬉しいです。



よろしくお願いします!

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