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第191話 VSネズミ大軍

暫くお休みして申し訳ございません。

体調がなかなか治らなくて、休んでました。

徐々に復帰していきますので、宜しくお願い致します。

暫くは一日置きに更新していきます。

「なにこの大量のネズミは?」


 って、普段なら慌てる数だけど、則子さんの能力を聞いたからには安心だ。

 

「則子さん、落とし穴でまとめて倒して下さい」


「分かりました!! ……でも、剣は何処ですか?」


「えっ?」


 剣?


「剣聖なので、剣がないと落とし穴が作れないんです……」


 剣なんて誰も持ってないよ。

 そもそも、このパーティーは魔法使いしかいないんじゃない?

 まぁ、レモンが強化魔法を使えば前衛にはなるけど……。

 そして、剣がない則子さんは戦力にならないと……。


「ヂュヂュチュウ!!」


 ネズミ軍団は襲っきた。

 

「きゃ〜!!」


 まさかこんな事になるなんて聞いてない。


「炎よ壁になれ!!」


 ミリンがネズミ軍団が直撃する前に炎の壁を出して守ってくれた。

 女神神界にいるネズミといえど、流石に炎は怖いようで近寄ってこない。


「あっ、ありがとミリン」


 異世界を経験したミリンは一味違うって事か。

 頼もしい。


「まっ、ざっとこんなものよ!! そして見てなさいよ!!」


 ミリンは両手を広げてから、ゆっくりと手を前に出していった。

 すると、炎の壁がネズミ軍団を囲い込んだ。


「すっ、凄い」


 いつの間にこんな事が出来るようになったのだろう?

 やはり異世界での経験は何物にも変えられないと言う事か。

 私なんて、まだヒールしか出来ないのに……。

 回復系なんだから、浄化魔法とか、状態異常の回復とか聖なる魔法とか、いろいろ覚えられると思うのに……。


(いや、ここで経験を積めば覚えられる方もしれない)


 まだ先は長そうだから、経験は出来そうだし。

 そんな事を思っていると、ミリンの炎の壁でネズミ軍団をどんどん倒していっている。

 炎の壁を狭くしていってるんだ。

 壁に当たったネズミから倒れていっている。

 それから数分でネズミ軍団を全滅させる事が出来た。

 

「ミリン、凄い」


 それしか言えない。


「でしょ〜。この天才美少女女神ミリン様にかかればこんなものよ!!」


(うわぁ、調子にのってる……、足元をすくわれないといいけど……)


 ネズミ軍団を撃退出来たので、私達は先に進む事にした。

 この後もどんな敵が出てくるのかドキドキするけど、きっと私も活躍してみせる。

 そう心に誓った。

 

お読み頂き、ありがとうございます。


「女神ノゾミにも冒険をさせてあげてください」と思ってくださった方はブックマーク登録や↓の『☆☆☆☆☆』を『★★★★★』にして頂けたら嬉しいです。



宜しくお願い致します。

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