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第171話 最終決戦ペルセポネー2

本日更新分です。


宜しくお願い致します。


漫画が大好きなので、夢は大きく書籍化です。


感想や評価頂けたら励みになりますので宜しくお願い致します。

 ペルセポネーには、レモンの衝撃拳が有効だと分かった。

 けど、どうやって当てよう?


「作戦本部!! どうするのよ」


 どうするって言われても……。

 爆薬はもう全部使ってしまったし、砂漠ワームの時のおかし攻撃も通用しないだろうし……。

 こっちからの攻撃はなにも出来ないと言う事だ。

 後は、ミリンとナナさんの合体魔法くらいだけど、それも上手くいくか分からない。

 もし合体魔法も防がれたら、もう衝撃拳を当てる事が出来なくなるかもしれない。


「作戦が決まらないのか? ならば、こっちから行くぜ!!」


 ペルセポネーは鎌みたいな武器を手にした。

 見た目からして死神みたいだ。

 まぁ、神様だし、間違いではないのかな?


「きゃぁぁ」

 

 女の子らしい悲鳴を上げながら、逃げまくっている。

 ペルセポネーは遊んでいるように見える。

 まだまだ本気を出していないと言う事だろう。


「ほらほらほらほら〜」


 ん〜、なんとか作戦を考えないと……。


 考えている間もペルセポネーは、鎌を大振りし、獲物を追い詰めるかの如く遊んでいる。

 

 やるしかないか。


「レモン、大盾で防御を!! ミリンとナナさんはレモンの後ろで合体魔法の準備!! その後は分かってるよね?」


 どうせ、ペルセポネーにも聴こえてるのだろうから、最後だけは曖昧にした。


「どうやら作戦は決まったようだな? その合体魔法をやってみるがいい」


 ペルセポネーは防御態勢をとった。


「二人共、詠唱を!! そして合図するから、そこで放って!!」


「神聖なる炎よ、蒼き炎と成りて、女神の裁きを与えよ」


「神聖なる水よぉ〜、清き聖なる水になりてぇ〜、女神の裁きを与えよぉ〜」


 えっ!!

 それって、二人の奥義じゃない?

 それで合体魔法を使えるの?

 考えても仕方ない。

 

「ペルセポネーの少し手前に放って!!」


「ブルーフレアバースト!!」


「ホーリーウォーターバーストぉ〜!!」

 

 二人の魔法は私の指示通り、ペルセポネーの手前で一つになり、大爆発を起こした。

 

 爆煙で前が見えなくなっている。


「身体強化!! か〜ら〜の〜、超衝撃拳!!」


 良かった。

 ちゃんと伝わっていた。


 ドゴォン!!

 

 音から察するに、レモンが放った衝撃拳は、壁を破壊したみたいだ。

 つまり、ペルセポネーには避けられたようだ。


「失敗した?」


 爆煙で見えないが、そう言う事だろう?


「くっくっくっ、危ない危ない!! 合体魔法とやらが、思ったよりも高威力だったので焦りましたよ!! まさか、私のバリアを突き破ってくるなんて……。ですが、その後の展開は読めていたので、そのまま天井付近まで避難させて頂きましたよ」


 姿は見えないが、ペルセポネーは今の状況を説明してくれた。

 合体魔法も通用するのか。

 ならば、倒すまでなんどもやるまで。


「二人共、もう一度お願い!!」


「良いけど、あれは後一回くらいが限界だからね!! 魔力の問題でね」


 あれだけの魔法なら、消費魔力も大きいと言う事か。

 つまり、次で確実にバリア発生装置を破壊しないといけないと言う事か……。

お読み頂き、ありがとうございます。


「女神ノゾミにも冒険をさせてあげてください」と思ってくださった方はブックマーク登録や↓の『☆☆☆☆☆』を『★★★★★』にして頂けたら嬉しいです。



宜しくお願い致します。

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